フォスロ達の冒険
ケフリのイラストを描くのに時間がかかり、遅れました。
そのイラストは次の話に挿絵として入れるつもりです。
2日後の朝
ピピピ、ピピピ、ピピピと目覚ましで目を覚ましたフォスロとリアシー、エクレ、シーウェは、まず風呂場に向かった。夏なので朝起きたらパジャマの背中部分が汗でベトベトになっていたので4人ともシャワーを浴び、お風呂に浸かった。
お風呂から出て着替え、ダイニングルームに向かった。朝食を4人で食べていると
「おはよう。朝早いな孫達よ。」
「「おじいちゃんおはよう。」」
『『お祖父様おはようございます。』』
「これからどこか行くんか?」
『ちょっと王都を離れて軽い冒険に行ってみようかなと3日4日ほどで帰ります。』
「気を付けていってくるのだぞ。近頃近くの森に魔獣が出没してるみたいだからなぁ。」
(まあ、その森に行くんだけどなぁ)
と思いながら朝食を続けた。
朝食を終え、自室に戻り荷物をまとめリュックを背負っていざ出発。今回は歩きで森に向かう予定で王都の玄関口である門に差し掛かる。
すると、
「君達、どこに向かおうとしてるんだ?」
と検問所の騎士が話しかけてきた。
『学院が夏休みに入ったので短い間ですけど冒険みたいなことをしようと思って出掛ける予定です。』
「冒険かそれは楽しそうだな。気をつけていくんだぞ。あそうそう、いま王都の近くの森に魔獣が出てるのは知っているか?」
『はい知っています。担任の先生が言っていました。』
「知っているなら話が早い。いまあそこは立ち入り禁止区域に指定されているんだ。明日たしか調査隊とダイヤモンドクラスの傭兵合わせて行くみたいだから相当危険なんだろう。だから近づいては行けませんよ。」
『はい、分かりました。ご忠告ありがとうございます。では行ってきます。』
森まで馬車で30分のところ歩いて行くのでだいたい2時間ほど歩かなくてはいけない。ただ王都から伸びる街道は石畳で整備されているので歩きやすく途中途中に休憩所が設置されているのでそこまで大変ではない。約5km感覚で休憩所が置かれていて森のところまでは約10kmなので森にも休憩所があるがいまは魔獣騒ぎでどうなっているのかわからない。
1個目の休憩所に到着、直射日光で暑いのでちゃんと熱中症と脱水症状が起きないように帽子を被り、水筒を持ってきていた。休憩所には水汲み場がありそこで補給する。ただ、何の成分が入っているのか怖いのでエクレがレジャーなので使う簡易浄化装置を持っていたのでそれを使って浄化しながら補給した。
10分休憩して、また森に向かって歩く。
さらに1時間ほど歩いて森の近くの休憩所に到着。休憩所は普通に入れ、休憩していると、騎士が入ってきて
「聞いているかも知れませんが森で魔獣が出没しているので皆さん気をつけてください。仕方なく森の側を通る場合は我々が護衛するのでお申し付けください。」
気になって注目していると騎士と目が合った。
騎士がこちらに近づいてくる。
「子供達、こんなところで何をしてるんだ?」
「冒険です。」
「親は居ないのか?」
「お父さんとお母さんとお爺ちゃんお祖母ちゃんは王都の実家にいます。」
「子供達だけで冒険しているのか身の安全とか大丈夫なのか?」
「魔法使えるんで大丈夫です。」
「うーん。まあ森の側を通るなら我々が守るから安心しなさい。」
「ありがとうございます。」
騎士とやりとりしていると、森の方から悲鳴が聞こえた。
「なんだ。子供達はここにいなさい。見てくる。」
そういって、騎士は休憩所を走って出ていった。気になるのでちょっと時間が経ってからこっそり向かった。すると馬車がオーガとよばれる魔物に教われていた。
オーガは積み荷の食べ物を食っていた。それを草影から覗いていると、先程の騎士と仲間の騎士達が応戦していた。しかし苦戦していた、騎士達は倒れ、最後のあの騎士が怪我を負いながらも奮戦していた。やばいと思いフォスロは草影から飛び出した。こちらに気付きオーガが向かってくる。
「君、危ない逃げなさい。」
「こっちこいや魔物め。」
フォスロは近くに落ちていた小石をオーガに投げて注意を向けさせた。そして手に魔力を込めて
「ファイアーブラスト!」
凝縮した炎がオーガに向かっていく。そしてオーガの胴体を貫きそのまま奥の木に直撃し、何本もなぎ倒した。オーガは胴体に大穴が空いたにも関わらず、まだ立っていた。どうするか困っていたら、あの騎士が後ろから心臓らへんを剣で貫き倒した。
「君、凄いなまだ小さいのに助かったよありがとう。」
怪我を負っているのに笑顔で頭を撫でてくれた。
その後、休憩所に戻り何事もなかったかのように休み、そして警備が薄くなったところで森に侵入した。
歩いて20分、澄んだ池に到着。近くの大木に荷物を置き、休む。辺りを見回してもケフリは居なかった。GPSで場所を確認するが前と同じ場所だった。疲れてはいるが早速準備にとりかかる。
まず、大木や周りの情報を3Dにして取り込みツリーハウスを建設するためにそこに設計図を埋め込みあとはリアシーの創造魔法を使って設計図通りに創造した。
最後に大木とツリーハウスに耐火性の塗料を塗り完成。入り方は梯子とみせかけて反重力マットと呼ばれる物を設置してみた。
使い方は反重力マットはマットの範囲内のだけに発生させるもので高さをツリーハウスの入口付近に設定すると、まずそのマットに乗り、ジャンプするとゆっくり上昇して入口に到着する。降りる場合はそのまま範囲内に入り、落ちるだけ反重力が働いているのでゆっくり落ちていくことができる。
そうして、4人でツリーハウスに入り、いつの間にか疲れて寝ていた。




