十二章 月夜を照らす 其の拾弍
サクラコ裏話 ステータス編
ステータスは攻撃、防御、技術、射程、機動、知力、成長性、戦闘IQ、精神力、神秘量の10個を評価するよ!(数値基準表1〜3欠陥、3〜5標準、5〜8優秀、8〜10卓越、10〜超越)
13回目
李 刃
攻撃力 20
防御力 10
技術 15
射程 12
機動 15
知力 1
戦闘IQ 10
精神力 10
成長性 6
神秘量 7
総合評価 106
このステータスは第一部春を参考に作っております。
***
「はぁ、使うのねアレ」
マリアが唐突に呟くとツクヨはそれにビクリとし、反応した。
「何を使うの?」
自分でも反応したことを後悔するも、マリアはそんなことを気にすることなくツクヨの方を向いて喋った。
「ツクヨさん、お願いがあるの」
「えーと、はい、何?」
「これから見る光景は他言無用でお願い」
***
ビルとぶつかり、その建造物であったものを破壊し尽くすと上空には爆発による煙幕が生まれた。慎一郎はその一撃を持ってしてもツカサ・ヴォーダインの全力を引き出せていないと確信しており、煙幕の中から彼が現れるのをまだかまだかと待ち望んでいた。
慎一郎の要望にツカサは自らと自らの信頼し得る友の力で応えようと口を開く。
「神秘接続、権天使」
神秘解放とも、神秘拡張とも、神秘応用とも全く違う。無色透明な神秘、その持ち主のみが扱うことが出来る、もう一つの神秘の使い方。
染まりやすいからこそ、他人を分かる。
染めやすいからこそ、自らを他人と繋げられる。
自分が信頼し得る人間から神秘を一時的に借りる事で自らの神秘に色をつける。
それこそが神秘接続。
ツカサが借りたのはマリアの神秘、彼は上空から地面へと階段を降りるように歩いて降りた。そこに道があるかのように自然な素振りで行うも、そこには何も無く、神秘で何かをしながらその道を歩いた。
「ヒュー、誰の神秘だそれ?」
「何で他人のだと思うんですか?」
「色見れば分かるっての!」
降りてきたツカサ目掛けて慎一郎は手に握る槍を投げるつけるも彼の体に突き刺さる直前に何かに止められるとそれを見て、神秘の分析を始めた。
(固定、してるなあれ。空中から降りてきた時、爆発に巻き込まれても無傷だったこと。これを踏まえると、自分以外のモノを固定出来る? チッ、それなら厄介だな!)
自分の周りに突き刺さる凡ゆる武器を遠距離から投げつけるもそれら全てが何かにぶつかり、ツカサの体への接触を避ける。
「維持神帝王・雷霆槍」
慎一郎は握る得物を神秘により、雷へと変化させると雷を槍状にしたモノをツカサ目掛けて投げつけた。しかし、それすらもツカサにぶつかる事はなく、通すことも不可能であった。
(雷が、ダメってなると、何かで壁を作ってるのか? いや、違う、なるほど、それならこれのが効くな)
慎一郎は両手を合わせると神秘をエネルギーとし、自身の持つ特性と掛け合わせることで光の矢を生成する。
作り出した矢を適当に刺さっている弓を拾い上げ、番った。
「維持神帝王・光矢」
再び放った矢はツカサの神秘により、作り出していた壁を貫き、彼の目の前に現れた。ギリギリのところでそれを斬り裂くとこの一瞬で自身の神秘の異能を見抜かれたことにツカサは舌鼓していた。
「何でわかったんですか?」
ツカサがそういうと慎一郎は嬉しそうに応えた。
「俺の神秘は未来視でな〜、それを使った」
「ご冗談がお上手ですね」
「何でそう思うんだ?」
互いに笑顔でありながら、その裏では探り合いを繰り広げる。
「あなたは神秘の能力は未来視であるものの相手の神秘の波長と色が分からないと出来ない。違いますか?」
「御名答、流石だな」
「お褒め頂き光栄。が、それなのに僕の神秘を、借り物ではあるものの本人同様に使いこなしているはずの能力をあなたは見抜いた。僕はその理由が知りたい」
「神秘を使い続けるとその神秘により、感性や、感度が、資質が影響させる。俺は未来視の神秘だからな。未来を見続ければそりゃ、相手の先読みと深読み、考察力が上がるってもんよ」
槍を振り回して、ツカサに先を向けると何か気付いたのか再び声を上げた。
「あ、あと、経験則だ」
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