八章 月夜を照らす 其の捌
サクラコ裏話 ステータス編
ステータスは攻撃、防御、技術、射程、機動、知力、成長性、戦闘IQ、精神力、神秘量の10個を評価するよ!(数値基準表1〜3欠陥、3〜5標準、5〜8優秀、8〜10卓越、10〜超越)
9回目
望月 伊織
攻撃力 9
防御力 5
技術 10
射程 6
機動 10
知力 5
戦闘IQ 10
精神力 8
成長性 10
神秘量 6
総合評価 79
このステータスは第一部春を参考に作っております。
ツクヨが慎一郎と出会い二ヶ月が経った頃、彼らはエデン学園生徒会室前に立っていた。
「本当に手段なんてあるの?」
季節に合わせ、服装が長袖から半袖に変わっているツクヨが心配そうに慎一郎に聞くと彼は自信があるのか任せほど言わんばかりの態度で答えた。
「当たり前だろ! そんなに信用ねえか?!」
「正直」
「なら、しょうがねえ! まぁ、見とけって! これから挽回だ! 俺のことを尊敬しちまうかもしれんぞ!」
そう言うとそのドアを慎一郎は開けた。
生徒会長と書かれたプレートが置かれているテーブルに、彼を待っていたかのように椅子に腰掛けている青年が笑顔を浮かべた。
「誰だ、お前?」
「え?」
ツクヨは慎一郎の顔見知りかと思っており、席に堂々と座る青年に目を向けた。銀色の髪を短くて切っており、整った顔は凛々しさもありながら、その毅然とした態度には威風堂々と言う言葉がよく似合っていた。
ツクヨがマジマジと見ているとその視線に気付いたのか青年は少し微笑むと慎一郎の目をしっかりと見ながら口を開いた。
「やぁ、はじめましてだね、幹慎一郎先輩。僕はツバサ・ヴォーダイン。つい先日、前会長が辞任してね、僕がその任を任されたって訳さ。よろしく頼むよ」
「んだぁ? 前の会長さんはどうしたんだよ。あのくっそ性格の悪い奴。てか、ここの生徒会長が途中で変わるって言うなら入れ替わりの決闘でもしたのか? あいつ性格ゴミだけど実力だけは確かだろう?」
「うーん、そうだね。入れ替わりの決闘、それつい最近やってね、僕が勝ったんだ」
「ふーん、じゃあ、お前が本当に委員長か試していいか?」
ツカサはその試しが何なのか言葉を交わさずとも知っているにも関わらず、笑顔で応えた。
「もちろん」
「神秘解放、維持神」
「ちょっと! 慎一郎?!」
ツクヨが驚くも既に槍はツカサへと投げられており、その一投は彼の頭を目掛けて一直線に飛んで行く。だが、ツカサはそんな一撃を必要最低限な首をほんの少しズラすだけ避けた。
槍は壁に突き刺さり、当たっていたらその首を完全に飛ばすものであったにも関わらず、ツカサはニコニコしながら慎一郎を見ていた。
「殺す気もないなら僕もやる気はないよ」
「チッ、いい肝の座り方してんじゃねえかよ」
「お褒め頂けて光栄だね、創設者以来の神秘の保持者といわれたあなたにそう言ってもらえるのは」
ツカサと慎一郎は視線で互いに火花を散らし、その音がバチバチと聞こえるようでもあった。だが、そんな彼らの無言の戦いの沈黙を破ったのはツカサであった。
「慎一郎先輩、僕とゲームをしよう」
ゲームと持ちかけられ、慎一郎は笑うと問いかける。
「へえ、どんなよ?」
「それはもちろん、入れ替わりの決闘で」
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自作の続編でもあるのでもしよろしければこちらも是非!




