雑用と資格
雑用と資格
先生 「今日は大掃除をします、まず部屋を片付けて不用品の整理、棚とロッカーを拭いて、ゴミ捨て・・と」
マキ 「先生、なんで僕らがそんな雑用をしなくちゃいけないんですか?
そんなの掃除のおばちゃんに任せればいいじゃん」
先生 「この世の中に雑用なんて無いよ、用を雑にやっているだけだ。誰が雑用なんて決めたんだろうね」
マキ 「だって僕らがやっちゃうとおばちゃんの仕事が無くなるよ。それに、僕らには他にやるべきことがあるんだから」
先生 「それはただの言い訳さ。アメリカナイズされた頭で考えるとそうなるね。ところで、君は資格を誰のために取るんだい?」
マキ 「決まっていますよ、自分のためでしょう?」
先生 「違うよ、資格は人のために取るんだ。医者が資格を取るのは、病人を治すためだろ。優先順位はそちらが先」
マキ 「うっ そ、そうか・・・」
先生 「資格を取って優越感に浸ったり人を差別するようになるなら、資格なんてとらないほうがいいよ。そのことを忘れないためにも、できることは自分らでやるんだ。資格を取って、やれることが限定されることのほうが、不自由だよ。資格の死角だね」
マキ 「改心します・・・」
おまけ
・絆
馬の足を動けないように縛っておくための綱
・年寄り
汚れ仕事で若者を助けるべき人。
・大変
世の中に、変なことはたくさんあるが、大変なことは無い。
みんな誰かの経験済み。
・信仰
信じなければ始まらないものは、嘘。
・嘘
嘘は自分を弱くする。
・煩悩
あるから修行ができるもの。
・怒り
受け取らなければ相手ががっかりするプレゼント。
・プライド
決して傷つかないもの。
褒められよう、認められようとする生き方は、プライドの無い生き方。
・ストレス
刺激のこと。
ゆえに苦も楽もストレス。