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先生とマキ 問答集  作者: 真桑瓜
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原因

原因


マキ  「先生、僕が今英語をしゃべれないのは、日本の英語教育に問題があるんじゃないですか?」


先生  「ほう何故そう思うのかな」


マキ  「だってみんな言ってますよ、単語覚えたり文法覚えたりしても、喋れるようにはならないって。それに、僕の中学校の時の英語の先生がひどかったもの。あんな大昔の、英国皇室の人たちがしゃべるような英語を教えられても、英語が嫌いになっちゃうよね〜」


先生  「それだな原因は」


マキ  「やっぱりそうでしょう!」


先生  「いや、そうじゃない。君がしゃべれないのは、原因を過去に求めているからだ。今起こっている問題の原因は、過去には無い。今起こっている問題の原因は、“ここ”にあるからな」


マキ  「えっ ここ?」


先生  「そうだ、過去に原因を求めても、済んでしまったことは変えられない。そんなことを考えて時間を無駄に使う暇があるなら、今具体的な行動を起こすべきだね。その行動を起こしていない、というのが君が英語をしゃべれない原因だ。過去はもう無い、未来はまだ無い。今の原因を分析して、対処するしか方法は無いんだよ」


マキ  「なんだかキツネにつままれたみたいだ」


先生  「あはははは そうかい」




おまけ



・意見



人は、『自分は正しい』という『思い』を根拠にしてものを言っているにすぎない。


・長寿


我々は、長生きするために生きているのではない。


・身体


有効期限があるのだから、大事にするのも大概にしておくのが良い。


・平常心


褒められて喜ばず、貶されて落ち込まず。


・評価


価値あるものが、評価された途端に堕落する。


・怒り


他人の所為にした途端、こみ上げてくるもの。


抑制ではなく消化するもの。


・正体


ストレスの正体は怒り、怒りの正体は恐怖心。


・頑張り屋


努力して自分で得たものを、人は手放したがらない

そうすると、それはこだわりになり優越感になり執念となり怨念となる。

はたから見た頑張り屋にはこの類が多い。


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