漫才:子供が欲しい
二人「よろしくおねがいしまーす」
ツッコミ「唐突ですが、子供が欲しいです」
ボケ「あー、いいよね子供、わたしも好きだよ。じゃあ買いに行こっか、可愛いのがいるといいね~」
ツッコミ「猫か!? 子供をお店で買うようなディストピアの設定じゃないんですよ。現代日本でお願いします」
ボケ「わかりました、じゃあ攫ってきましょう」
ツッコミ「怖っ! 買えないものは奪うという発想! 怖い! そうじゃなくて自分で作りたいんです」
ボケ「じゃあ、産んでくれる女性を攫ってきましょう」
ツッコミ「だからなんで攫うの!? 怖いんだよね!?」
ボケ「そうかな、エロ漫画だとよくあることですけどねえ」
ツッコミ「それはエロ漫画だからですよね! 現実だと狂気だから。ホラーだから」
ボケ「そうですかね? どちらかと言うと興奮しますけどね?」
ツッコミ「だからそれはエロ漫画だからだろ! 漫才の話にしてくださいよ」
ボケ「しょうがないですねえ。子供が欲しいって言うけど、本当に子育てできるの?」
ツッコミ「あ、それそれ、そういうやつ。そういうやつよ」
ボケ「じゃあ、わたしが小さな女の子をやりますから」
ツッコミ「はいはい」
ボケ「あなたが小さな女の子をレイプするレイプ犯をやってください」
ツッコミ「なんでまだエロ漫画を引きずってるの!? 子供が欲しいって言ってるんだからそこはお父さんをやらせてくださいよ」
ボケ「そうですか。じゃあお父さんをお願いします」
ツッコミ「はいはい。ガチャ、ただいま~」
ボケ「ひいっ!? お母ちゃん、帰ってきちゃったよ! あの悪魔が! 七年前に勇者に退治してもらったはずなのに! ええい、このときのために魔力を溜め込んだこの杖の封印を解くときが来たか……」
ツッコミ「ちょっと、ちょっと。特殊な設定の家族やめてくんない? 普通のお父さんをやらせてくださいよ」
ボケ「小説家になろうだとよくありますどね? 悪役じゃない令嬢なんてむしろ少数派ですけどね?」
ツッコミ「そういうのはいいから。普通でお願いしますね。はい、ただいま~。お父さん帰ったよ~」
ボケ「ちっ」
ツッコミ「帰ったよ? お父さん、お仕事から帰ってきたよ?」
ボケ「聞こえてるよ、うるさいなあ。今、ユーチューブ見てるんだから静かにしてくんない」
ツッコミ「風呂はもう入ったのか?」
ボケ「だからうるさいって。関係ないでしょ」
ツッコミ「一緒に入らないか」
ボケ「やだよ、変態」
ツッコミ「チョット待って、何でそんなお父さん嫌われてるの?」
ボケ「いや、普通だよこれ。だいたいこんなもんだよ」
ツッコミ「悲しい! 日本の普通のご家庭が悲しい! 少子化になるのも仕方がない!」
ボケ「うるさいなー。ご飯ならそこにあるからチンして食べなよ」
ツッコミ「もう続けなくていいよ悲しくなるから! お父さんのことが大好きな子供でお願いします」
ボケ「はいはい、そういう特殊な設定ね」
ツッコミ「そこまでじゃないと思いますけどね。お父さんが好きな子供は多いと思いますよ。ガチャ、ただいま~」
ボケ「おかえり~!」
ツッコミ「お~、ただいま~」
ボケ「お父ちゃん、大好き~」
ツッコミ「お~、ありがとうな~。いい子だったか~」
ボケ「うん。だからご褒美ちょうだい。えっちなご褒美……」
ツッコミ「だからそれエロ漫画だろ!? いい加減にしろ!」
ボケ「お父さんが好きな子供なんてエロ漫画くらいにしか登場しないんじゃないですかね」
ツッコミ「だからそんな事ないって!」
ボケ「あー、AVにもありますよね」
ツッコミ「対して変わんねえよ! もういいよ」
二人「ありがとうございました~」
漫才のネタなんて生まれてはじめて書きましたが、漫才は好きなので楽しく書けました。




