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4、ナナ、よこたんの秘密を知る!

前回までのあらすじ。昔を思い出して切なくなりました。

4、ナナ、よこたんの秘密を知る!





それからは討伐が1週間続いた。


最初は、魔法回復薬作りに苦労していたルカも慣れてきたらしく、3日もすると注文以上の回復薬を手渡してくれた。





往復の馬車の中では、よこたんから魔法のことを聞いた。さらに、この世界や簡単によこたんのことを教えてもらった。


実は、よこたんはハーフエルフなのだ。だから、容姿が可愛いのだ。


そのため見た目は、高校生風に若く見えるが、実際は、170歳なのである。さらに、王都にある魔法学校の校長先生で、孫もいるらしい。おばあちゃんだったのだ。大ショックである!





ところで、その頃のわたしのステータスは、レベル89になっていた。ステイタスには見慣れない魔法が現れていた。ラージファイアー《かなり大きな炎》と書かれていた。


ラージファイアーって何? いつものようにわからないことはとりあえずよこたんに質問すると、よこたんは驚いた表情を浮かべた。





「それは、中級魔法ですよ! え? 今、レベルはいくつになってるのですか?」


「レベルは89だよ」





わたしのレベルを聞いて、よこたんは不思議そうな顔でわたしを見つめた。





「え? この国の最高魔法省トップでも、レベル50は超えてないのに・・・え、なぜ、この短期間で? 聖女の従妹だからでしょうか?」





よこたんは、首をかしげながらぶつぶつと呟いていたが、すぐにわたしに目を向けた。





「ナナたん、ちょっとステータス教えてくれませんか?」


「いいよ、どうするの?」





わたしはウインドウと告げ、わたしだけが見える左手にあるステータスを見た。





「ぼくには、見えないので、読み上げてもらってもいいですか?」


「レベル89、HP892 MP896・・・補助スキル、経験値を入手してから1ヵ月間は経験値が通常の100倍になる」


「それです!」





そこまで読み上げたところで、よこたんが声を掛けてきた。





「え、よこたん、どうしたの?」


「それですよ。ナナたんのレベルの上がり方が異常だったのは、そのスキル効果のおかげですよ」


「レベルの異常?」


「はい、通常は今まで倒した魔物ぐらいでは、ここまでレベルは上がりません。しかし、経験値獲得100倍というスキル効果があれば、別です」


「経験値獲得100倍のスキルは珍しいの?」


「珍しいです。と言うよりは、今まで聞いたことがありません。すごいスキルではあります」





わたしのスタータスを聞いてよこたんはうんうんと頷いていた。少し興奮気味に見えたのは、気のせいではないだろう。


それにしても100倍経験値がもらえるとは? よくわからないので、あとでルカのレベルを聞いてみようと、そんなことを考えていると、馬車は目的地の魔物の森に着いた。





最近のわたしたちの活躍により森は討伐を始めた頃から1000メートルほどが焼け野原になっていた。


努力の賜物である。千里の道もなんとかやらだ。または一日一善かな? そんなことを考えていると、よこたんが話しかけてきた。





「せっかく新しい魔法を覚えたことですし、今日はそれを実践してみませんか?」





わたしも気になるのでこくんと頷いた。早速、探索を行い、ブリコを見つけると森に左手を向けて呪文を唱えた。





「ラージファイア!」





するとわたしの腕から今までの5倍もありそうな大きな火の玉が現れ、ブリコに向かって飛び出した。次の瞬間、ブリコのいた周囲が爆発をし、その炎が周囲に広がった。





「あぶない! 山火事になります」





よこたんが慌てながらウォーターの呪文を何度も唱え、必死で周囲に広がった炎を消し始める。





「ナナたんも手伝ってください。ぼくだけでは間に合いません」





そうせかされ、わたしもウォーターを唱える。今まで飲み水確保のために覚えていたのだが、こんな形で役立つとは思いも寄らなかった。


山火事を消し終えた後、ラージファイアーの使い方について相談になった。


試行錯誤の結果。ラージファイアーと唱える前に、目的を炎の耐性結界で包み、その中に魔法を打つことに決まった。


試しに何度か実験し、安全を確認してから、再び作業にかかった。





「ファイヤーシールド!」


ブリコのいる周囲10メートルを囲むようにして結界が張られた。それを確認し、次にブリコに向けて、攻撃の呪文を唱える。





「ラージファイアー」





すると、炎の玉が結界の上から中に入り、そこで留まった。結界でガードされて外に出られない炎の玉は、ぐるぐると結界内を回り、すべての命を奪い合うように暴れまわった。


炎が消えると、後には魔石が20個以上残っていた。


魔石の大きさと色からして、ブリコ以外の魔物も入っているようだ。まさに。これは皆殺しの技だ。


その後は、ひたすら新しい魔法で討伐をしていった。





帰りの馬車の中で、ステータスを確認すると、レベルが99になっていた。


そして、ヘブンファイアという魔法を取得していた。


ここまで、読んでいただきまして誠にありがとうございました。感謝です。(人''▽`)ありがとうございます☆


少しでも『おもしろいな』とか『この後、どうなるのかな?』と思っていただけたら、ぜひぜひ【ブックマーク】&【評価】などよろしくお願いします<m(__)m>


特に評価は、とてもにこにこな(*^_^*)、気持ちになり、これからも頑張るぞ!となります。

大変申し訳ありませんが、どうかよろしくのほど、お願い致します。

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