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初めての美少女嫁

「うそ???2.777%の確率なのよ。」

アリアは普段から大きな目を更に大きく見開いて驚いている。


「あはは‥‥生きてる‥‥俺は生きてるんだ。生きてるんだよな?うん、生きてる!あははははっ…生きてるって素晴らしい。ブラーボォ、アンッドォ、ワンダホー」

俺の姿はギャンブラーズハイそのもののだった。

テンションが完全に振り切れてしまって、はたから見ると正直ちょっと‥‥いや、かなり怖い。




しばらくお待ちください。m(_ _)m




「シンヤさん本当に大丈夫ですか?」

俺が少し落ち着いたところで、女神アリアが水の入ったコップを渡してくれた。その際に彼女を見ると、慈愛に満ち溢れた表情をしており俺を心から心配してくれているのがヒシヒシと伝わってきた。


さっきまで『投げろコール』をしていた人と同一人物だとはとても信じられない。


「ウッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、プハァ〜。あ、あ、ちょっと生きてることが嬉しくて‥‥なんか、わるかったな。

ところで、最強の美少女嫁はどこにいるんだ?」

水を飲み干すと落ち着いた俺は肝心なことを思い出した。そうだ、美少女嫁だ。


「あっ、今支度をしてるからもう少しだけ待って下さいね。

そういえばシンヤさん、ちょうど今面白いゲームがあるんですよ。待ってる間にゲームをしません?」


「ゲームかぁ?準備がいいな。せっかくだし、やろうか。」

まだハイな状態から抜け出ていない俺は気が付けば即答していた。


「じゃあ、シンヤさんここにサインを。」

女神が書類を差し出してきてサインを求めるので


「アリア、これでいいか?」

俺はいずれ有名人になった時用に考えておいたオリジナルのサインを書類に書き込む。

それに、ちゃんと『アリアちゃんへ』って書いておいた。


「大丈夫ですよ。じゃあゲーム会場にいきますよ。

はぐれずに付いてきてくださいね。」


ゲーム会場か?やけに大掛かりなゲームをするんだな?期待に胸を膨らませ、導かれるままにアリアついて行くと彼女はある部屋に入った。


入るとそこは入口からは想像のつかないくらい広い部屋だった。



そして、部屋の中央には的とダーツの矢が‥‥‥‥

‥‥またか‥‥‥‥‥‥ウソ‥‥‥だろ?



「さぁ、シンヤさん説明させて頂きます。

今度はステータスUPのチャンスですよ。

さぁ、楽しんで投げてくださいね。

まずは生命力からいきますね!張り切って行きましょ〜」

アリアは俺の意思を完全に無視してハイテンションで説明を始める。



的の表示は


生命力、体力、耐久力 10倍 角度10度位

生命力、体力、耐久力 2倍 角度30度

生命力、体力、耐久力 1倍 角度180度

生命力、体力、耐久力 0.1倍 角度90度

生命力、体力、耐久力 0倍 角度50度

合計360度


となっていた。


「アリア様、ちなみに生命力が0になるとどうなるんだ?」

俺は興味本位で聞いてみたよ。


「もちろん死にますよ」

アリアは女神のような笑顔で言った、女神だけど。

聞かなきゃよかったよ。


「えーと、やっぱりゲーム止めとこうか?」


「け、い、や、く、しょ❤︎」

アリアは口の端を持ち上げて答えた。

この笑顔は知っている。圧倒的強者の笑みだ。

俺は逆らえないということなのか?


「ウザッ、わかってますよ女神様。読まずにサインした俺が悪いんだろ?」

ほんとにウンザリして来たよ。


「大丈夫ですよ、たぶん死なないです。それに、人は遅かれ早かれ死ぬ生き物なのです。それでも必死で足掻くからこそ、人間は尊いのだと私は思いますよ。

というわけで行きましょっ」

うわぁ、たぶんとかなんの保証もないと思う‥‥


それにアリアさんはうまくいい話にまとめたつもりだろうが、ドャ顔が全てを台無しにしてしまってるんだよ!

それでも、諦めて投げるしかないの?


結局俺はヤケクソになって野球投げで矢を投げた。



それでも幸いというかなんというかちゃんと的の方向には投げられたよ。


すごい勢いで矢が飛んでいき、そのまま的に刺さる。


「トンッ」

また的の回転が弱まっていく。

ダメだ、また死にそうなくらい自分の心臓の音が聞こえる。ミュートボタンとかないの?


‥‥もう少しで文字が読めそうだ。

見えてきた、、、見えてきた。


「よしっ、生き残った〜」

矢が刺さったのは生命力1倍の部分。


つまりはただの現状維持なんだけど、俺の中では既に生き残ることが勝ちみたいな雰囲気になっていたので勝利の雄叫びをあげた。


「シンヤさん、じゃあ次に行ってみましょうか。」

言いながらアリアは的の交換をしている。アシスタントとか居ないのか?

地味に大変そうだぞ。純白のドレスが汚れてきているし。


しっかし、勝利の余韻に浸る暇もないな。

もう次の戦いか?

まるで『俺たちの戦いはこれからだぜend』並みに終わらないな。いや、あれは終わってるのか?

いろんなイミで。


「よしっ、出来ました。さぁ、投げてください。」

きっちりセッティングできたのが満足なのかアリアは満面の笑みで俺にダーツを強要する。


いわゆるダーツハラスメントって奴か?

略してダツハラ?


少し過程は省くけど、知力、敏捷、耐久力がなんとか1倍で済んだ。さすが俺だよ。

このままの調子で突っ走りたい。


次の的の表示は


筋力 10倍 角度10度位

筋力 2倍 角度30度

筋力 1倍 角度180度

筋力 0.1倍 角度90度

筋力 0倍 角度50度

合計360度


「アリア、筋力0になったらどうなるんだ?」

言外に「またデスペナか?」っと言う意味を込めてアリアに尋ねた。


「死にませんよ。荷物も持てませんが。あと、武器が装備できなくなるのと、物理攻撃力がゼロになるだけですよ。安心して0の部分を当ててください。」

またも、笑顔で答えたアリアだった。

他人の不幸は蜜の味ってやつか?


「死なない以外に安心できる要素皆無だったんだけどなあ。。。。えいっ」

諦めて矢を投げると、矢が的に向かって飛んでいき、的に刺さる。


「トンッ」

また回転が弱まっていく。

見えてきた見えてきた、、、、あれ?


「ウソだろ‥‥‥」

矢が刺さったのは筋力0.1倍の部分だった、、、


これは悪夢だ。そうに違いない。

そう思った俺はアリアの頬をつねったが、アリアが「痛いです……」って涙目で言ったからたぶん夢じゃないんだろう。


「俺、筋力が1.2になってしまったんだけどどんな物装備出来るの?」


「ただの棒とか、丈夫な棒とか、まぁそんなとこですかね。」

アリアは誤解の無いように簡潔に述べた。


「棒しか選択肢がないんだけど、気の所為?」

もう、新世界でも詰みかけているんだけど、、、

さっきまでは『僕は新世界の神になる』っとか思ってたのに、、、、どうしよ?


「煩いですね。はいっ。丈夫な棒をあげるから気をとりなおして、最後に運に行きましょうか?

これは0になっても大丈夫。鳥のフンに必ず直撃するようになったり、ケモノ用の罠にかかったりするだけですので」


「命の危険がないけど地味ぃにイヤな効果だな。」


「準備できました。 ちなみに前回が悪かったので今回は特別チャンスです。良かったですね、安心して投げてください。」


的の表示は


運 100倍 角度10度位

運 2倍 角度30度

運 0.1倍 角度120度

運 0倍 角度200度

合計360度


「待て待て、アリア様。どこがチャンスなんだ?俺をハトのフンまみれにしたいの?」

慌てて抗議の声をあげた。むしろ、不幸になる確率があがってるだろ?これ?



「フンも滴るいいオトコですか。それはそれで萌えますね。でも、時間がありません。そろそろ投げてください。」

いやいやいやいや、この女神、オトコの趣味がマニアック過ぎだろ?


「チクショ〜、行けっ」


かなりヤケクソ気味に投げた俺だったが、ちゃんと矢が的に向かって飛んでいき、的に刺さる。


「トンッ」

また回転が弱まっていく。

フンはイヤだぁ、頼む。


「ウソだろ‥‥‥」

矢が刺さったのは100倍の部分だった。


カランカランカランカラ〜ン

女神が鐘を鳴らした。

もってるなら最初に嫁が当たった時も鳴らせよ。


「オメデトウございま〜す。これで一生ハトのフンの直撃をくらうことはないハズです。」

明るい口調とは裏腹に無表情でそう告げるアリア。

たぶん、ハズレて欲しかったんだろう?


「当たり前だ。女神に萌えられてたまるか」



「またぁ、そんな強がり言ってぇ、年齢イコール彼女いない歴さんったらぁ」

アリアが今度はこそは満面の笑みでそう言う。


「いや、どんな呼び方だよ。」

思わず反論したけど、、


「シンヤさん、間違ってますか?」


「間違ってないんだけど‥‥‥‥‥‥‥‥でも、俺には嫁がいるんだったぁ。

ほら、女神、嫁をはやく呼び出して。嫁ぷりいず。」

とうとう嫁が‥‥うわぁ、ドキドキするな。

何より美少女って付いているからな。ハズれることもないし、期待しかないわ。


いや、まてよ、もしかして、性格にめちゃくちゃ難があるとか、、、、ヤンデレだとか、、、、そんな落とし穴はないだろうか?


「‥気持ちとしては釈然としませんが、しょうがないですし呼びましょうか。」

女神が指を鳴らすと美少女が現れた。


うわっ、黒髪ロングで、色白っ、まつげ長っ、この人が俺の嫁?

勘違いしたらめっちゃくちゃ恥ずかしいから一旦女神に聞こう。


「アリアさまぁ〜、こちらの美少女はどなたなんですか?」

俺は媚びっこびの猫なで声でアリアに話しかけた。



「シンヤの最強の美少女嫁ですよ。急かせたのはシンヤなのに何言ってるんですか?」


「あ、そうだったな、ごめん。アリア。」


そう言ってから美少女の方へ向いて挨拶する。

「はじめまして、シンヤって言います。これからよろしくな。」

言いながら俺は右手を差し出した。


しかし、美少女は俺とは全く目を合わせず、バッグからスマホを取り出して操作を始めた。


なんだ?俺、もしかして、もしかして、もう嫁に嫌われてる?まだ新婚ホヤホヤなのに‥‥


右手を下ろすことすら忘れて俺は空を見上げる。

見えるのは知らない天井だけだったけど。



その時、俺のスマホのバイブがなった。

面接用にマナーモードにしてたんだっけ?


えっ?電波通じるの?

驚きながらも電話をとる。


あっ、無料通話アプリのLIONだった。

メッセージが来てる。なになに?

『はじめまして、凛っていいます。ふつつかものですけど、これからよろしくね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆』

最後のはスタンプだったんだけどそこは心の目で補完して下さい。


とにかくこんなメッセージが来たら誰だって迷惑メッセージとか勧誘を疑うだろ?


「ちょっと、アリア様、迷惑メッセージがとんできたんだけとこの部屋の電波状態はどうなってんの?あと、いきなり嫁に嫌われたんだけど、どうしたらご機嫌とれる?」


「はぁ?嫁からのメッセージを迷惑メッセージとか嫌われても仕方がないんじゃないでしょうか?」

何故かアリアが呆れ顔だ。


「えっ?嫁からのメッセージ?」

信じられなくて思わずオウム返しをしてしまった。


ヴゥーッ、ヴゥーッ、ヴゥーッ

またスマホのバイブが鳴る。

またメッセージが来てる。

『ヒドイなぁ、旦那様から迷惑メッセージとか言われるとか思わなかったよ(/ _ ; )』

最後はスタンプだったんだけど、そこは心の目で‥‥


「えっ?あ、ごめん、もしかして話すの苦手?」


ヴゥーッ、ヴゥーッ、ヴゥーッ

また携帯のバイブが鳴る。


『うん、苦手かな。旦那様はこんな娘はダメだったりする?』

凛の方を見ると上目遣いでこちらの方をみている。

上目遣いも可愛いなぁ〜、この娘。


ヴゥーッ、ヴゥーッ、ヴゥーッ

またスマホのバイブが鳴る。


『ダメ?ダメなのかな?』

また上目遣いでこちらを見ている。

この娘、話すの苦手なのに意外と押しが強いな。


「いや、ダメじゃないよ。これからよろしくな。ところでアリア、これからどこかに飛ばされるんだろ?」

不安で一杯だけど一縷の望みをかけて聞いてみた。


「そうですね。どこに飛ばされるかはもちろんこのダーツで‥」

「断る」

アリアが話しているのを遮るように俺は答えた。


「け、い、や、く、しょ❤︎」

「ま、まさか‥‥?」

俺は驚くフリをしてアリアが胸に入れた契約書を取り出す瞬間を狙っていた。その目はまさしく獲物を狙う鷹の眼だった。狙っているのは胸の谷間だったけど、


ヴゥーッ、ヴゥーッ、ヴゥーッ

またスマホのバイブが鳴る。


『他所の娘のそんなとこ見たらダメだぞっ。

(*゜∀゜)つ=lニニフ 』

最後はスタンプだったんだけど‥‥心の目で。


こ、こ、怖いわこの娘。なんで包丁なんだよ。

最強じゃなくて、最恐の嫁だろ?これ。


「話もどるんだけど、まさか契約書に?」

「もちろん、書いてますよ。行き先は各々ダーツで決めることって。」

やっぱりそういうことか‥‥


「これからは契約書はキチンと読んでからサインしよっ。」


「反省はいいですから、ダーツに進みますよ。今回は特別に的を回しませんので感謝して下さいね。」


地図のようなボードが的のようだ。これがこの世界の地図?

どうみても日本地図にみえる。


さっそく投げようとしたら、女神に止められた。


「シンヤさんは後です。先に凛さんからです。」

凛はためらわずにノーモーションで的めがけて矢を投げる。


日本でいう東京あたりに矢が刺さった。


「まぁ、スカイツ公国ですね。良いところですよ。

次はシンヤさんお願いしますね。」


俺はなるべく凛に近い場所に狙いを定める。ここだけは外すわけにはいかない。


指先に入る力を少しでも抜けるように深呼吸する。

そして、イメージトレーニング。

よしっ、スカイツ王国辺りに寸分違わず命中するイメージが掴めた。


そしてまさに投げようとした時、

「フエッックショ〜ン」

と女神がクシャミをした。


その為、俺は手元が狂い、凛とは離れたところに矢がささってしまった。


日本でいう福岡らへんだった。

「タイコ王国ですね。シンヤさんとはかなり離れてしまいましたね。」


「ちょっとまてアリア、今のクシャミは無しだろ?」


「いえ、そんなことはないですよ。特例は認められません。」

きっぱりと女神は俺の主張を跳ね除けた。


「うそだろ?凛もなんとか言ってやってよ。」



ヴゥーッ、ヴゥーッ、ヴゥーッ

またスマホのバイブが鳴る。


『女神様、私達のラブラブっぷりに嫉妬中なのかな?』


「いやいや、それ、火に油注いでいるぞ」


「嫉妬じゃありませ〜ん、ルールですぅ。」

頬を膨らませ凛に詰め寄るアリア。


「悪かったアリア。嫉妬なんて思ってないよ。今回は不幸な事故だったんだ。やり直しかもしくは権限内で便宜をはかってもらえないだろうか。」

俺はプライドも捨てて、頭を下げてアリアにお願いした。


「‥‥イヤです。」

しかし、アリアの返事は無情なものだったよ。


ヴゥーッ、ヴゥーッ、ヴゥーッ

またスマホのバイブが鳴る。


『旦那様、新婚早々さっそく浮気中なの?ダメだぞ〜( ´ ▽ ` )ノ』

最後はスタンプだっ‥‥心の目で。


うわぁ、なんで転生早々二人のオンナのご機嫌とりをしないといけないんだ?

俺は頭を抱えた。


とりあえずアリアを説得後、凛のご機嫌をとる。

もの凄く情けないけど、これで行こう。


「アリア様の様な美人が俺みたいなちっぽけなオトコを相手する訳がないのはわかってるよ。

俺は美人で優しいアリア様に女神様の慈悲をおねがいしてるんだけどなぁ」



ヴゥーッ、ヴゥーッ、ヴゥーッ

またスマホのバイブが鳴る。


無視、無視、状況わかってんのか?凛は、ここで失敗したら凛とは一生会えないこともあり得るんだぞ。

でも、後で全力で凛のご機嫌は取るんだけどな。


「‥‥分かりました。しょうがないヒトですねぇ。では、神具を与えましょう。」

アリア様が折れてくれたようだ。


「アリア様、神具ですか?どんなものなんですか?」

神具か?意外とごねてみるものだな。


「神具はそれですよ。」


アリアはシンヤの手に持ってるスマホを指差した。


「えっ?これは俺のスマホだけど。」

何言ってるんだ?この女神は?


「そうですね、それと凛さんが持っているスマホをこちらに渡して下さい。それを神具に変えてあげましょう。」

どういうことかさっぱり分からないが、どうせこの女神の間でしか使えないスマホなら神具にしてしまった方が得な気がしてきた。


「わかった。凛、スマホをわたしてくれるか?」


ヴゥーッ、ヴゥーッ、ヴゥーッ

またスマホのバイブが鳴る。


『旦那様、それ浮気じゃないかな?浮気。

浮気‥ダメッ(*゜∀゜)つ=lニニフ』

うわっ、怖いわっ。

というかあらぬ誤解を受けている。

アリアとイチャイチャしているようにでも見えたのか?


『それにね、渡したら旦那様と話せなくなっちゃうからイヤだよ(/ _ ; )』

だめだ、あっさり断られた。

もちろん説得する自信なんてないけど女神がへそを曲げて神具にしてくれなくなったらどうするんだ?


「頼む、俺を信じてスマホを渡してくれ。一つなんでもお願い聞くから」

必死にお願いしたらなんとかスマホを渡してくれた。それをアリアに渡す。


「‥‥我は女神アリア。その御名において、奇跡の顕現を行い給え。はいっ、終わりです。」

アリアがスマホを持って何かを唱えたかと思うとスマホを返して来た。


普通、こういう場合スマホが光ったりなんかするんじゃないの?とか思ったけど‥‥


「これはただのスマホじゃなくなりました。常に電波は繋がるし、充電もしなくていいです。また、アドレス帳には凛さんと私の連絡先を入れてあります。

どうですか?」

どうですか?って言われても‥‥ここは褒めとくしかないのか?


「さ、さすが女神様だ、ほんとにすごいな。ありがとう。」


「そんなにほめなくても」

と言いながらアリアは満更でもない顔をしている。もしかして女神様チョロイン?


「‥‥でも、そろそろ行きますよ。二人とも一気に行きます。転移。」

アリアがそう言うと視界が暗転した。


「あーあ、行っちゃった。でも、シンヤは私の頬をプニプニした責任をいずれとってもらわないと。」

そうアリアは誰にともなく呟いた。


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