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エンデバーエンドワンスオンライン  作者: 言離 猫助
第一章。激動!雪山での爆誕!
3/126

ステータス確認

 2016/8/18更新しました。

今回はシステム面を前面に出してます。まぁかーるい気持ちで「ふーん、そんな設定なんだぁ」

くらいの気持ちでお読みください!


 また、つまらぬところで死んでしまった。


 僕は頭を抱えて、ついでに頭部を覆っていたHMDヘッドマウントディスプレイを外して、雪山から帰ったばかりの、まだ寒々とした、心底凍えるような気持ちを残しつつ、少しでも希望要素を探すために、先ほど撮影した画像(スクリーンショット)を部屋のテレビに投影する。最近のテレビはテレビとパソコンが連動しており、ゲーム内を直接描写は出来ないが、スクショくらいなら映し出せる。最近のテレビはマジで便利すぎる。


《リコリス》 type人族

 レベル1

 ステータスポイント3点

 スキルポイント1点

 スペシャルポイント1点


 STR5

 AGI5

 VIT5

 INT5

 DEX5

 LUK5


 ALL5か。僕的には全部1からでポイントの振り幅が多いほうが好みなんだけど。悩むな。。。

 ステ振りはちょっと考えよう。初期スキルによってプレイスタイルも変えられるし。


 っと考えてたらスキルは別窓でスクリーンショットをとれてなかったことが分かった。仕方ない。スキル分からないと何とも言えないよね。もう一回死んでくるか…。




  ~雪山3回目~

 さっぶ…3度目のことながら、白一色の山の中でぽつりと一人でログインしてから、まず最初に俺がしたことは黒いコートを羽織ることだった。最初はその薄さからハーフコートかと思ったけどよく見たらくるぶしまである、もこもこでナイスなコートだった。


 暖かい!愛が止まらない!


 しかもこれはただのコートじゃないな。謎の暖かさを持っている。これは相当温い。きっと魔法的な何かだ。アガる!しかし、装備欄をよく見たが説明はほとんどなかった。解せないがまぁないもんは仕方ないしな。実用性重視だっつーの!

 

 凍死のリスクから少し離れられた俺は安心してスキル欄を確認することにした。


『EXスキル 鑑定眼』


 …んー。どうでしょうねぇ。EXって付いてるし多分結構なレアだとは思う。でもねぇ…この何もない山の中でいったい何を鑑定しろって言うんですかねぇ。雪?なんて愚痴りながらとりあえずコートを確認してみる。



~ブラックベアの皮をなめしたコート。防腐処置の後に魔術的な処理を施してある防御、対暑と対寒耐性があり勝手が良い~



 情報量増えてるじゃん。フレーバーテキストまで追加されちゃって。やはり良いものだったか。とそこで目を見張る。


 耐寒性能+5%

 対暑性能+5%

 物理防御+20%

 AGI-2補正

 相場60万z


 とりあえず先程の手紙の主に感謝を捧げつつ、60万zの重みを肩に感じる事で、僕はわずか5%の耐寒の重みを体験していた。なんと5%なのに立ち止まっているだけならダメージを受けないのである!ちなみにナイフは20zで服は上下で10zだった。やっす!つまり、初期装備セットの20万倍の価値があります。インフレか? でも実際のところ、60万zっていくらくらいなんだろう。

 すごく高い感じだけど相場が分からないからな。とりあえず即死の危険から解放された俺は周囲の探索を開始することにした。どうもリスポーン地点は一定らしい。とりあえずここに拠点を建てたいが、材木はおろか石材すら殆ど何もないため、うろうろしてみることにしたのだ。


 なお鑑定眼はパッシブではないが任意で発動できる様子。便利なので常時発動させたいのだが5秒くらいでドライアイっぽい感じで目が乾く。意味が分からない。なんでSP消費じゃなくて目が乾く。

 仕方ないので適度に何か見つけたら使うことにした。とりあえず目薬が欲しいな。しぱしぱと目をしばたかせつつ、とりあえず膝丈の雪をかき分けながら進む。雪の中は実に歩きにくい。嫌になるな。

 西には約100m程度進むが何もなかった。いや、毒々しい赤い実の付いたトゲトゲのバラみたいな蔓で進行が不可能だった。行き止まりなのか?結構幅広で高さもあるため乗り越えるのは困難だ。ナイフで切り進んでもいいが、高価なコートに傷を付けたくなかった小市民な僕は、仕方ないから戻ることにする。あ、鑑定忘れてた。



 ~アオキ 食べられるが美味くはない。調合で薬の材料になる~



 おや、薬の材料ゲットだぜー。袋に20個ほど詰めておこう。

そういえばツイッターやってます。主にRT返しに翻弄されていますが、読者さん、作家さん問わず暇つぶしにでもぜひ絡んでやってください!あ、外部誘導とかじゃないですよ?てへぺろ!

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