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エンデバーエンドワンスオンライン  作者: 言離 猫助
第一章。激動!雪山での爆誕!
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正しい女の子への接し方

2016/09/12更新しました。

 ポーン、と軽快なシステム音が鳴った。これは外部からの連絡の通知だな。「エンデバーエンドワンスオンライン」では、外部からの連絡メールが届いてもゲーム内では直接確認することは出来ないようになっている。


「ちょっと下山の前に休憩挟みませんか?」


「私は構わないよ。1時間後くらいに再開するかい?」


「そうですね。じゃあ連絡先の交換しときましょう。」


 何故か半歩引かれた。


「メアドの聞き方がさりげないなぁ。さぞかしアドレス帳は女子の名前がひきめしあって居るんだろうなぁ。あんたは。」


「そうでもないですよ。こんな事を言うのは君だけにだ。なんちゃって。」


 何故か腹を殴られた。


「アンタはなんて言うか。話をしている時から嘘吐きだとは思ってたけど、どっちかっていうと詐欺師みたいだな。性根を直したほうがいいよ。」


「僕としては詐欺師(トリックスター)よりも狂言回し(モンキートーカー)を自称してるんですが…ちなみに僕的には、性根の話は発言よりも暴力が先に来る人には言われたくありません。」


 更にもう一発脛に追撃される。


「相手を想っての諫言に文句で返すな!」


 無茶苦茶な女だ。言い返してやろうと思ったが身体は正直だった。


「ハイワカリマシタ。」


 心よりも先に身体が屈服した瞬間だった。その後、普通にメアドを交換して別れた。ちょっと扱いがバディじゃないんですけど。奴隷契約かよ。怖いわー。

 カンナちゃんは可愛い暴力装置なので、基本的に口より先に手が出ます。これでも、まぁまぁ控えている方です。我慢するカンナちゃん可愛い。


 いや、これは我慢できてない!

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