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第6話

 あたしはテキパキとは無理だが頑張って着替えてベッドにつきふんわりした布団をかぶった。早くよくならないかしら。


 乙女ゲームのこの世界についても勘案しなきゃだけど今はちょっとね。悪役に徹するのはあたしの正義感が許さない気が……。


 カリカはあたしの寝付くのを待っているかのように優しげなそうぼうでこちらを眺めている。


 カリカはやっぱりかーいい。かーいい。お嫁さんにしたいわ。でもあたし、女なのよね……。残念無念……。


 婚約者のアルバトルナリアス様は今ごろどうしているだろうか? あたた、頭を使うと痛むわね。


 彼のハンサムスマイルが叶うことなら注視したいわね。もう、穴が開くまでジーッと見ちゃうわ。


 何度どの角度から見ても美しすぎる王子さま。そんな彼の婚約者が私。


 このまま悪役令嬢に徹すればアルバトルナリアス様はあたしのもの。


 でも、そのためには闇神なる悪の親玉が世界を手にするための鍵になるヒロインのムーメリアを性格を歪めるくらいいじめたおさなくてはならない。


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