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第31話

 俺は自分の力の上昇をひしひし感じる。もう魔神は脅威ではなかった。光の槍は俺の放つ闇で弾かれ雲散霧消。


 実力だけならマージナスルの方にぶがある。しかし、今の俺は強化され太陽さえ潰せそうだ。


 俺はマージナスルに向かって闇の道を作る。墨汁のように黒い空にかけた道だ。そこを馬の四本足で疾駆する。


 魔神は受けてたつようで両手を天にかざし光の弾を作り上げた。その大きさはそこら辺の家屋なみだ。


 あれをくらえば俺も死ぬだろう。それを俺に向かい放つ。


 俺はそれをにやつきながら体当たり。俺の偽物は消え……そして俺はさらに上空に姿を作り出し闇のいかずちを落とす。雷鳴がとどろく。


 ギザギザのそれは巨大なノコギリの刃のようだ。それはマージナスルの頭部に落ちた。


 俺は勝ちを意識した。それが油断だった。魔神は最後の力を振り絞り己の命で光のレーザー光線を作り出し俺の胸部と腹部を一閃。


 「うぐっ!」と声を漏らす俺。俺の守りの闇は貫かれ破れた。


 俺の体から力が抜けていく。死ぬだろうな……。しかし、幸いだった。俺の闇の沼が守護神のカッララスを飲み込んだのだ。


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