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第23話

 闇が騎士の形をとる。それを見た者たちは戦慄した。不死身なのかとか……。

 闇騎士は言った。どこか不気味で有無を言わさぬ恐ろしげな声音で。


「最後通知だ。メリアリアを差し出せ、そうすればその他大勢には手は出さぬ……」


 その発言に畏縮していた兵士たちが騒ぎ始めた。次のように。怒りを発散させながら。武器を構え攻撃体勢だ。


「お嬢様を誰が渡すか!」


「俺たちをこけにしやがって!」


「俺たちは光の属性も扱えるんだぜ! なめやがって!」


 百人近い兵士たちは闇には光が有効だろうと剣を光の魔法でおおい襲いかかった。


 そこで闇騎士がだるそうにしつつ動く。音のように早く。その姿を追えているのはあたしとモシアスぐらいだろう。


 闇騎士が剣を一度振るう度兵士たちが三々五々ずつ深手をおい倒れていく。皆悔しそうだ。


 モシアスがあたしをかばうように前に出たのでこう言った。悲壮な覚悟をして。


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