小学校
幼稚園のときから親と離れるのが嫌だった。
小学校に上がるともっと嫌だった。嫌と言うか不安だった。私がいない間にママが事故に遭ったら。殺されたら。私をおいて出ていっちゃったら。。。
ありえないけど、凄く凄く心配で怖かった。
でも、親に「なんで学校に行きたくないの?」と聞かれても、恥ずかしくて言えなかった。
だから、先生が嫌とか適当な嘘をついた。
多分1年生から4年生くらいまでほぼ毎日泣きわめきながら学校に行ってた。
学校では大人しい子だった。クラスに一人だけ1年生からの親友がいたけど、その子以外とは喋ったことがなかった。
その子が休みの日は一日誰とも喋らない。
喋らないというか何をどう喋っていいか分からなくて喋れなかった。
勉強は自分で言うのもなんだけど出来るほうだったからクラスの中では私は
「大人しくて優しくて頭のいい優等生」
というレッテルを貼られてた。
年々、大人しさは増して親友ともあまり喋らなくなった。
人と喋ろうとすると喉に何かがつっかえてるみたいな感じがして苦しかった。だから休み時間もずっと机に座ってるか、トイレで時間を潰していた。
別に避けられてるとかではなくて、自分からバリアを張っていたんだと思う。
本当に毎日学校に行くのが、辛かった。
さすがに高学年になると泣きわめくのも親に迷惑だと思い、毎日家を出ると涙が溢れてきたけど我慢して毎日学校に行ってた。
いっそう、虐められてたらいいのに。
とか思いながら毎日毎日学校に行った。
なんであんなに頑張っちゃったんだろう。