2章 19話:美麗な
自室という名の独房へと戻る。長い間帰ってない気もしたが、冷静に考えると1日ぶりでしかない。それほど濃い1日だった。
中に入り、ベットとその他スペースを区切っているカーテンを開ける。ベットに腰をかけ、大事に持っていた剣を改めて見る。
厨二心くすぐるデザイン。他の誰かに渡されたのなら、なかなか思うところはあるかもしれない。しかし、この剣はリリレヴァに貰った物だ。
しっかりとウツキの心を掴むデザイン。重く、長く、初心者には扱いづらそうなロングソードではない。比較的軽く、適当な長さの剣なのがまた良い。
「武器をなんとなく調べて眺めることはあったけど
…短剣?は、あんまり調べてなかったな。」
『短剣』と、言ってもさまざまな長さがある。タガー等の30センチほどの長さの物から、目算50センチ程の物もある。
この剣はその間の45センチと言ったところだろう。丁度、足に鞘をつけても関節の動きの邪魔にならないだろう。
「俺の場合、この剣の方が長そうだが…
というか、それはフレンチスタイルのメイドがするから良いのであって、男の俺がしてもなんも得がねぇんだよ!!」
普通に腰の傍らが無難だろうか。剣を斜めにつければ、さすがに足を曲げた時にもぶつかりはしないだろう。
「しかし、本当に綺麗だ。白い刀身はあまり見ないけど…スラッとしてて、そこに掘られた模様と、赤い宝珠!白と赤の組み合わせはカッコイイな…!」
見ているだけで吸い込まれそうになる宝珠。心なしか、目の様な模様もある。
「特に武器マニアとかでは無いけど…
好きな子からの初めての贈り物、そして俺好みの剣。ずっと見てられるな…
いつか名前も付けちゃったりして…
『魔剣士ウツキ』とかなれちゃったりして…!
一生宝にする…!生涯の相棒!」
ウツキはベットに横になる。
「『私だと思って、出来れば大事にして欲しい』…か。」
リリレヴァが、『私だと思って大事に』という言葉選びをするのは珍しく感じた。
「これは、俺の愛が伝わって
リリカてゃその自己肯定感が爆上がりしているのでは…⁈いい傾向だ!もっとやれ!」
冷静に考えれば、それだけ貴重な剣と言うことかもしれないが。そんな事、舞い上がっているウツキは気にしない。
「…『私だと思って』、か。
そう言われると…ベットでする事といえば」
白く金属光沢のある刀身に手を伸ばす。
彼女の様に、宝石を思わせるその美しい容姿。誰もが『魅せ』られて当然だ。ゆっくり、ガラス細工に触れる様に、優しく触れる。
「し、失礼します…」
静まり返り、冷たく、体温がより強調された布団の中へと引き寄せる。
「お、俺の腕が…手が、リリカてゃそに触れて…
添い寝してる…!罪悪感と背徳感と多幸感が…!」
想い人に言われた事だ。これは、彼女自身だと思いこむ。
それを抜きにしても、そうしたくなる美しさはあった。
「やばっ…、心臓もげそうなぐらいうるせぇ…!」
たらりと血が鼻から———ではなく、腕から垂れた。
「うぎゃああああっ!
腕切ったぁあああああっ!そりゃそうだよな⁈剣だもんな⁈切れ味凄すぎだろ⁈さっすが相棒だぜ!ちくせう!」
皮膚がくっつくのを待ちながら、剣が錆びぬように手入れをし、就寝した。もちろん、剣と添い寝はせずに。
おはこんばんちゃ〜義春みちをです。
前回は休んでしまい申し訳ございません。詳細は活動報告にて、お知らせさせていただいてます。
やはり、ネタ回は少しだけ書きやすいですね。僕の根が不真面目だからでしょうか。すぐにポンポンと台詞が出てきます。
剣の補足とかをする予定でしたが、どちらかと言うとウツキの心情や、リリレヴァへどれだけ惚れ込んでいるのかの話になりましたね。
というか、今回も実は書き忘れそうでした。なので短いです(マジでごめんなさい。)
今回も例の如く0時から描き始めて1:07完成です…
でも、これでいつもより寝られます。ここ1週間の平均約3〜4時間睡眠でしたからね(睡眠記録アプリを活用したどうでも良い報告)
最近曜日感覚がバグっていて、休みはあるんですけど、
休みの日の記憶がないと言いますか…確実に何かしらやってはいるんですけどね。
再来週ぐらいからは、ほんとにだらけられるはず。そこで書いていきたい所存。
後書きも書くのが下手くそになりました。
「挨拶&お詫びと、内容に関する話」を、後書きで特に伝えたかったのですが、その後に言い訳ターンに入りましたからね。文章は後に書いたもののほうが印象強くなりやすい物ですが、言い訳に興味ない人は読み飛ばすでしょうし、別に「全員聞け!」では無いですからね。
つまり、【「『読みにくくてすみません!』」】と、言う事です。(強調の仕方特殊マン)




