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創作をするのは難しいらしい

 俺は家に帰ると真っ先にパソコンを開きラノベを書き始める。親は看護師と医者で俺が大きくなると夜勤が増え、俺的には自由な時間が増えてなんとも嬉しいものだ。2人が医療関係に就いているとはいえ、俺自身はそこまで頭が良くなくこれといった目標もないので、ニートかサラリーマン辺りで落ち着くと思う。


「さて、どんな話を書こうか」


 俺がネットに上げているラノベはラブコメだ。というより、それ以外のジャンルを書いたとして自信が無いのだ。アクションが入るような物語は、一挙手一投足を読む人がわかるように書かなければならないし、異世界系ならその国にはどんな歴史があり、周りにはどんな町や国があるとかも描写しなければならない。そんなの無理なので、現実を少しいじったラブコメがやりやすいのだ。…周りにいいモデルもいるし。

 ふとここで学校で桐原が言っていたことを思い出した。


「ラブコメが好きとか言ってたなぁ」


 話す機会があればどんな作品が好きで、どんな展開が好きなのかとか聞きたいが接点がないので無理だ。


「無理だぁ」


 内容をある程度進めてから疲労が出てきて食事を取り、シャワーに入ってすぐ布団に入った。


「なんとか話す接点とかないか?」


 智は陽キャの域にいるのでそれとなく頼めば行けそうな気はするが、あいつに俺が桐原を狙ってるとか思われそうで…。


「諦めよ」


 そう結論をつけて俺は寝た。


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