表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
5章 サラマンダー大陸
97/151

第96話【ラストジャンケン】

「かかってこい!」

エースがサブローを挑発した。


「ハッハッハッ!そう言ってられるのも今のうちだ!」

サブローは、自信満々に言った。


「お前、さっきより厚着してないか?」

違和感を覚えたエースは、サブローに尋ねた。


「そ、そんな事は無いと…思うよー…」

サブローは、目が泳いでいる。


「貴様!やりよったな!」

マリーネがサブローに言った。


「そんなヤツさっさと倒しなさい!」

フィリアがエースに言った。


「あぁ、分かってる!っていうかいつの間にフィリアさん達も服着たの?」

フィリア達を見て、エースが言った。


「あれ?ホントだ!」

マリーネは、嬉しそうだった。


「ほらね、言ったでしょ?」

アリスがドヤっている。


「何をゴチャゴチャと言っている!行くぞ!」

サブローの言葉で戦いが始まった。



「な…なんだと?この我が…給食じゃんけん無敗の我が…。さっきより厚着したのに負けただと?しかも、ストレート負け…」

サブローは、悔しそうだった。


「自分で言ったよ。厚着したって」

アリスが小声でツッコんだ。


「ハッハッハッ!私を舐めてもらっちゃあ困るぞ!私も給食じゃんけんだけは、無敗の男だ!」

エースが悪役みたいに言った。


「な、なんだって?!」

サブローの目玉が驚きで飛び出しそうだった。


「そういえば、そうだったね…」

アリスが苦笑いをした。


「クソぉぉぉぉ!」

サブローは、泣き叫んだ。


「よくやったぞ!エース」

マリーネがエースを褒めた。


「最期に…下着…堪能できて…良かった……やっぱり最…高…だ…」

サブローは、倒れた。


「「ふん!」」

フィリアとマリーネが倒れたサブローを思い切り踏みつけた。

思う存分踏み潰していた。


「そこら辺して上げてください…もう、原型を留めてないですから…」

エースが2人を止めた。



「ん?なにこれ…」

アリスが紙切れを拾った。


「あ、それは!」

フィリアがそれを見て大声で言った。


「これが、次の大陸へ向かうのに必要な切符だ」

マリーネが倒れたサブローの上で言った。


「じゃあ、これで次の大陸へ行けるのね?」

アリスが嬉しそうに言った。


「とりあえず、街へ戻りましょう」

エースが提案し、全員が賛成した。



「すごい、盛り上がりだな…」

街に戻ると、街中大騒ぎだった。



「我らの支配を解いてくださった勇者御一行がお見えになられたぞ!」

騒ぎの中の誰が言って、さらに盛り上がった。



「君たち、よくやってくれたな!おかげでこの街に平和が訪れたぞ!お礼に、この街の店で使える"なんでも無料クーポン"を全員分差し上げるぞ!」

エースたちは、王室に呼び出され王に感謝された。


「ありがとうございます!有難く使わせていただきます」

アリスが代表してクーポンを貰った。



「とりあえず、帰って寝るか…」

王室を出たあと、エースが言った。


「そうね…」

あくびをしながらアリスが言った。




「アリスは水色…マリーネは白…グヘヘヘ…」

宿に戻り皆が眠りについた時、エースの寝言が部屋中に響いた。


「なっ!エース!」

飛び起きて顔を赤くして、アリスが言った。


「へ、変態!」

飛び起きて顔赤くしてマリーネが言った。


「マリーネ…ちょっと」

アリスは、マリーネの耳元で何かを囁いた。



「行くよ?」

アリスとマリーネが目を合わせた。


「「鉄槌じゃぁぁぁ!」」

アリスとマリーネは大声でそう言った後、エースをボコボコにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ