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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
5章 サラマンダー大陸
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第90話【違和感のある王都】

「これが…王都…」

目の前の門を前にエース達が唖然とした。


「なんかしょぼくね?」

アリスが言った。


「バカ!言うな!そんなこと!」

エースがアリスを止めた。


エース達の目の前にある王都は、ボロボロだった。


「でも、中はちゃんと王都感あるわね」

マリーネが周りをみながら言った。


「でも、門番もいなかったし…なんか怖くね?」

フィリアがみんなに言った。


「確かに、不自然ですね」

エースが同情した。


「とりあえず、宿を探さない?」

マリーネが提案した。


「そうね」

アリスが言った。



「めっちゃいい部屋だ!」

宿を見つけ、部屋に入った瞬間フィリアが言った。


「不思議ね、あんなに安いのに部屋は、デカいしお風呂も付いてるし、カラオケもあるし…何よりベットが大きいわね」

マリーネが部屋を見回りながら言った。


「なんか、それ以上言ったらマズイ気がするから…」

アリスがマリーネを止めた。


「でも、ベットが1つっていうのとお風呂がガラス張りっていうのは…」

「あ〜!ダメダメ!思春期の男子が興奮しちゃう」

フィリアが言っていることを遮ってアリスが言った。


「いわゆる…ラブホだ」

エースがボソッっと言った。


「言うな!せっかく、良い子の為に隠してたのに…包み隠さず言うな!」

アリスがエースを殴った。


「まぁ、いいじゃない。せっかく大きい部屋なんだし満喫しましょ!」

フィリアがアリスをなだめた。


「そうね…って違う!小ボス倒さないといけないんでしょ?あと、この街に長居できそうにないし…」

アリスが言った。


「なんで?」

マリーネが訊いた。


「街を歩いていた時に掲示板見てないの?私とエースとフィリアさん、指名手配されてたよ?」

アリスが説明した。


「そっか。じゃあ、スイーツを食べ歩いて食料調達して………なんだって?!」

なんでも無いように話していたがフィリアが目を丸くした。


「ヤバくね?」

エースも目を丸くしていた。


「情報収集どうするの?」

フィリアがアリスに訊いた。


「それは、多分イける。顔まではバラされてなかったから」

アリスがGoodポーズした。


「じゃあ、情報収集から始めましょ!」

フィリアが場をまとめた。

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