第90話【違和感のある王都】
「これが…王都…」
目の前の門を前にエース達が唖然とした。
「なんかしょぼくね?」
アリスが言った。
「バカ!言うな!そんなこと!」
エースがアリスを止めた。
エース達の目の前にある王都は、ボロボロだった。
「でも、中はちゃんと王都感あるわね」
マリーネが周りをみながら言った。
「でも、門番もいなかったし…なんか怖くね?」
フィリアがみんなに言った。
「確かに、不自然ですね」
エースが同情した。
「とりあえず、宿を探さない?」
マリーネが提案した。
「そうね」
アリスが言った。
「めっちゃいい部屋だ!」
宿を見つけ、部屋に入った瞬間フィリアが言った。
「不思議ね、あんなに安いのに部屋は、デカいしお風呂も付いてるし、カラオケもあるし…何よりベットが大きいわね」
マリーネが部屋を見回りながら言った。
「なんか、それ以上言ったらマズイ気がするから…」
アリスがマリーネを止めた。
「でも、ベットが1つっていうのとお風呂がガラス張りっていうのは…」
「あ〜!ダメダメ!思春期の男子が興奮しちゃう」
フィリアが言っていることを遮ってアリスが言った。
「いわゆる…ラブホだ」
エースがボソッっと言った。
「言うな!せっかく、良い子の為に隠してたのに…包み隠さず言うな!」
アリスがエースを殴った。
「まぁ、いいじゃない。せっかく大きい部屋なんだし満喫しましょ!」
フィリアがアリスをなだめた。
「そうね…って違う!小ボス倒さないといけないんでしょ?あと、この街に長居できそうにないし…」
アリスが言った。
「なんで?」
マリーネが訊いた。
「街を歩いていた時に掲示板見てないの?私とエースとフィリアさん、指名手配されてたよ?」
アリスが説明した。
「そっか。じゃあ、スイーツを食べ歩いて食料調達して………なんだって?!」
なんでも無いように話していたがフィリアが目を丸くした。
「ヤバくね?」
エースも目を丸くしていた。
「情報収集どうするの?」
フィリアがアリスに訊いた。
「それは、多分イける。顔まではバラされてなかったから」
アリスがGoodポーズした。
「じゃあ、情報収集から始めましょ!」
フィリアが場をまとめた。




