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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
5章 サラマンダー大陸
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第83話【事件】

「誰か!誰かぁ!」


早朝、エース達が寝ていると、助けを求める大声が村に響いた。


「なんだ?今の声」

エース飛び起きた。


「行ってみましょう」

フィリアも起きていた。



「どうしたんですか?」

エースとフィリアとマリーネが人が集まる場所へ向かって叫んだ。


「それが…ここの水を飲んだ人が倒れて…」

先程叫んだ声と同じ声が言った。


そこには、顔が紫色になり、いかにも体調が悪そうな女性が倒れていた。


エースが倒れている女性の手首を握った。


「心臓は動いています。安心してくだい」

エースが周りにいた人に言った。


「でも、急がないと…」

マリーネが言った。


「そこは、大丈夫」

フィリアが倒れた女性に手をかざしながら言った。

すると、倒れた女性の周りに謎のキラキラが現れた。


「あれ?私…」

倒れていた女性が起き上がった。顔も元通りになっていた。


「かわいい…」

エースがぼそっと言った。

いないはずのアリスがエースのつま先を思い切り踏んだ様な気がした。


「あ、痛っ」

踏まれてないのに、エースがこぼした。

「え?怖っ」

エースが周りを見てアリスがいないことを確認した。


「ありがとうございます、助かりました。何か、お礼をさせてください」

倒れていた女性がエース達に言った。


「ありがとうございます。しかし、人を助けるのは当たり前の事です。お気持ちだけ頂きます」

エースがお礼を断った。


「そうですか…。では、せめてウチで今夜、一緒に食事をしませんか?」

倒れた女性がエースの手を取って目を輝かせて言った。


「…そうですね、1回の食事代を節約できるのはありがたい」

エースは、了承した。


「しかし、ここの水は綺麗なはずなんだかな…」

野次馬の中の1人が言った。


「それは、どうゆうことですか?」

その言葉を聞いたエースは、尋ねた。


「そうだな…ここの村は、水が綺麗な村としてこの大陸中で言われているんだ。それなのに、その娘は水にやられたんだ…」

深刻そうに野次馬の人が言った。


「ここは、火と水の村だからな」

違う野次馬の人が言った。


「"火"とは、どうゆうことなの?」

フィリアが訊いた。


「あそこに、山が見えるだろ?あれは、火山なんだ。この村のシンボルだ」


「なるほど、それで"火"の村。〖ヒ村〗と言うんだね」

フィリアは納得した。


「この水の源は、火山の麓だったよね?もしかしたら、そこに何かが起きたのかもな」

別の方向から声が聞こえた。


「では、今日。そこへ向かってみましょう」

その声を聞いたエースは、フィリアとマリーネに伝えた。

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