表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
5章 サラマンダー大陸
83/151

第82話【新しい村】

「あそこに村がある!ちょっと休憩しよ!」

エース達が山を歩いていると、麓に村が見えたので、フィリアが指さして言った。


「そうですね、4日くらい歩きっぱなしでしたし」

エースもフィリアに賛成した。



「〖ヒ村〗って言うらしよ、なんか苗字みたい」

村の入口の看板をみてアリスが言った。


「じゃあ、ここでしばらく休憩しましょう」

エースがそう言って村に入った。



「まずは、食糧調達ね」

マリーネが鞄から、食糧を入れる袋を取り出して店に向かった。



「疲れた〜」

宿に着いたフィリアが布団に倒れ込んだ。


「あとどれくらい、歩けばいいの?北の港まで」

アリスがエースに訊いた。


「分かるわけないやん」

エースは即答だった。



「そんなことより、さっき買ったご飯食べようよ」

マリーネが料理を広げながら言った。


「フィリアさんも食べます?」

エースは、フィリアに尋ねた。


「……」

フィリアの返事がなく、寝息だけが聞こえた。


「相当疲れてたんだろうね」

アリスが言った。


「仕方ないので、僕たちだけで食べましょう」

エースが手を合わせながら言った。


「「「いただきます」」」

3人の声が揃った。


「それにしても、これはなんなの?黄色くて穴が空いてる…」

マリーネがそれを持ち上げて言った。


「何これ、美味し!」

1口食べたマリーネが大声を出した。


「…どうしたの?…大きい声出して…」

寝ていたフィリアが起きた。


「フィリアさんこれ、美味しいです」

エースがフィリアに言った。


「ふーん、そうなんだ」

フィリアが素っ気ない返事をして料理を食べた。


「おいし!」

フィリアの眠気が一気に覚めた。


「しゃきしゃきとした蓮根の食感と、つんと鼻に抜けるからしみその辛さ。…お酒ある?」

フィリアが幸せそうな顔で言った。


「フィリアさんお酒飲めたんですね、飲んでるところ見た事なかったので」

エースが蓮根を食べながら言った。


「飲めないよ」

フィリアが食い気味に答えた。


「私は、飲めるよ」

マリーネが自慢げに言った。


しかし、誰も聞いていなかった。


「明日は、何します?」

エースがみんなに訊いた。


「うーん…明日決めよう!」

アリスが言った。


「そうしましょ」

フィリアも賛成した。


「話は、聞いてくれ」

マリーネは、それどころじゃなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ