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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
5章 サラマンダー大陸
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第81話 【着いたぞ!新しい大陸!新天地!】

「着いたぞ!新しい大陸!新天地!」

アリスが元気よく言った。


「あ゙〜、疲れた」

アリスとは裏腹にエースは疲弊していた。


「どうしたの?エース」

疲れきったエースにアリスが話しかけた。


「お前が寝ている間に船でフィリアさんとマリーネさんがオエーってなって、船内がうわー!ってなって…」

「なるほどね…」

アリスが愛想笑いで言った。


「だって、船初めてだったし…ねぇ?フィリアさん」

「そうね…」

フィリアとマリーネはやや体調が悪そうだった。



「そういえば、ここは何の大陸なの?」

移動中アリスがみんなに訊いた。


「「「知らない」」」

みんなが言った。



『よくぞ、聞いてくれた。ここは、南国と呼ばれるような暖かい大陸。【サラマンダー大陸】なのだ。』

突然、空が光だし知ってる声が聞こえた。


「神様っ!」

マリーネが姿勢を低くした。


「要件はそれだけ?じゃあ、帰っていいよ」

エースが神に言った。


『待て待て待て…。そう焦りなさんな。せっかく、バーチャルな姿なんだから…推してよぉ。』


「やかましいわ」

エースが大声で言った。


「で?お告げは?」


『まぁ、焦るな。アリス……え?フィリア君?!』

神を急かしたのは、いつものアリスではなくフィリアだった。


『どぅした?フィリア君。君も、そっちの野次馬側に…』


「誰が、野次馬じゃ!」

エースが野次を飛ばした。


『ほらほら、もう野次ってる。』


「……」

エースは、返す言葉も無かった。


『フィリア君、やめたほうがいいよ?』


「1度やってみたくて…」

フィリアが照れて言った。


『好奇心ならしょうがないね。』


「はい」

フィリアが返事した。


『そろそろ、お告げしないと、この後の予定に間に合わないから。』


「次の予定ってなんだよ」

エースがツッコんだ。


『いいだろ!私だって生活してるんだから。』

神が地団駄を踏んだ。


「早くお告げしろ!」

アリスが急かした。


『なんか、安心するね。』


「知らねぇよ」

アリスが言った。


『はい、お告げします。このまま北に進め。』

『あんたぁ!早くしなさい!置いていくわよ!』

『ごめんごめん、もうすぐ行くからもうちょっと待って…。えー、コホン、北に進み……。』


「待て待て待て待て待て!今の女の人の声誰?」

エースが大声で訊いた。


『誰って…妻。』


「え?!結婚してたの?!」

フィリアが大声をあげた。


『これから、妻と旅行だから、早くしないといけないの!』


「仕事は、ちゃんとしろよ!」

アリスが言った。


『はい、北に進んでまた海を渡ればいいから。はい、じゃあね。』

神のエコーのかかった声が遠のいて言った。


「アイツ、在宅ワークだったんだ」

アリスが言った。



「マリーネ、マリーネ」

膝を付いているマリーネにフィリアが声をかけた。


「…うん?…おはよ〜…」

あくびをしながらマリーネが立ち上がった。


「寝てただけなんかい!」

エースがツッコんだ。

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