第76話【出発】
「ねぇ、貴方だよね?魔術と剣術が使える冒険者って」
アリスが、白髪ポニーテールのマネージャーに話しかけた。
そう、マリーネ・レインだ。
「そうだけど…何?」
マリーネが不思議そうにアリスを見た。
「私達と魔王を倒しに行かない?」
アリスは、マリーネの手を取って目を見てった。
「え、でも…」
マリーネは、困った様子だった。
「お願いします」
エースも、頭を下げた。
「……分かった。でも、使えない魔法とそこそこの剣術しか…」
マリーネが不安そうに言った。
「大丈夫!水を出す魔法が使えるのは知ってるから!充分戦力になるって」
アリスは、畳がけるようにどんどん押していく。
「……じゃあ、君たちの仲間になるよ」
嬉しそうにマリーネが言った。
エースのパーティーにマリーネ・レインが加入した。
「改めて、アリス・スターライトです」
「エース・スラッグです」
「フィリア・セイクよ、よろしくね」
「マリーネ・レインです、よろしくお願いします」
全員の自己紹介が終わって、各自家や部屋に戻ることにした。
「明日、出発するから…明日の朝にこの町の入り口で待ち合わせね」
アリスが、予定を立てた。
「分かった!色んな準備があるから急いで帰らなきゃ!お先に失礼します!監督」
マリーネが嬉しそうに、ヤイチーに礼をして帰って行った。
「何も、そんな急がなくても…」
ヤイチーが話しかけてきた。
「さっさと出ないと、野球続けないか?とか言われるからね」
アリスは、そっぽを向いて言った。
「先を読まれたか…こりゃ1本取られたわ」
ヤイチーは、おでこをポンと叩いた。
(ノリが古いな…)
エースは、心の中で思った。
次の日、4人は〖ショーコウ町〗を出た。




