第69話【町の特徴】
「え〜、今日から助っ人として一緒にやってくれる方たちだ。」
老人は、グラウンドで練習していた人達に集合を言い渡して、集まったところで説明した。
「よろしくお願いします」
エースが3人を代表して言った。
「なら、名前と希望ポジション、意気込みを一言貰おうか」
老人は、エース達に言った。
エース達の予想通り、これからさせられるのは野球だった。
いわゆる草野球だ。
「エース・スラッグです、希望ポジションは、ピッチャーです。…え〜、頑張ります!」
エースから自己紹介をした。
「アリス・スターライトです。…希望ポジションは…無いです…。よろしくお願いします」
次にアリスが自己紹介をした。
「フィリアです。希望ポジションは、スコアラーです。よろしくお願いします」
最後にフィリアが自己紹介をした。ちゃんと笑いも取っていた。
「え〜、ほんなら明日から練習に参加してもらうから、今日は旅の疲れを休めてくれ」
老人が言った。
「失礼します」
3人は、グラウンドを後にした。
3人は、宿に辿り着いた。
「すみません、3人用の1部屋しか空いてなくて…」
宿屋の娘が言った。
「なんとまぁ、都合のいいことで…」
エースは、呟いた。
「他の宿も空いてなかったし、しょうがないわね」
フィリアが目を輝かせて言った。
「そうね、我慢しましょ」
アリスも目を輝かせて言った。
「やれやれ…」
エースは、フィリアと過ごした夜を思い出して頭を抱えた。
その日の夜、3人は部屋で情報交換等を行った。
「どうやら、この町はスポーツマンが多いみたいよ」
アリスが言った。
「野球はもちろん、サッカーやバスケ、モルックやセパタクローなど、色んなスポーツがあるらしい」
エースが言った。
「この町のスイーツは、ヘルシーらしいよ。早く食べたい」
フィリアが言った。
「ホント、スイーツに目が無いですね」
エースがフィリアに言った。
フィリアは、テヘッと笑った。
「そういえば、僕らの学校はバドミントン部が強かったな〜」
エースが前世のことを思い出した。
「そうだったね…なんて名前だったっけ?可愛くてバドミントンめっちゃ強かった人」
アリスも前世の記憶を辿った。
「確か…矢口珠真さんじゃ無かったっけ?」
「そうそう、珠真さん!アイドルみたいな人だったな〜」
2人が前世の記憶に浸っている頃、フィリアはキョトンとしていた。
「そんなことより、明日に備えて早く寝ましょ」
話に取り残されたフィリアは、焦るように言った。
「そうですね」
エースは、頷いた。
「おやすみ、2人とも」
フィリアは布団に入り言った。
「おやすみなさい」
「おやすみなさい」
エースとアリスも布団に入った。




