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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
1章 異世界へ
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第5話 【ホントにここは異世界?】

「ホントにここは異世界なのかな?」

エースは、今の状況を信じられずアリスに聞いた。


「ゲームの世界みたいだよね」

アリスも同じ気持ちだった。


『あー、あー、諸君聞こえるか?』

2人の脳内に聞き覚えのある声が響いた。神のようだ。

2人は驚き、足を止めた。そして、辺りを見回す。

「どこから声が…」


『良い質問だね、エース君。これは、君達の脳に直接話しかけているんだ。ほら、ステータスにも書いてあっただろう?"神とのコンタクト"ってね。』


「そうえば、そうだったわね」

アリスはステータスを思い出した。


『今は、2人同時に話しかけてるけどもちろん、片方だけに話かけることもできるんだよ。』

凄いでしょと言わんばかりに神は説明した。


『それと、ちゃんとその世界は異世界だから。そろそろ信じてもらっていいかな?信じれないのはそりゃしょうがないけど…。』


「分かったよ」

エースとアリスは、信じるようにした。


「ところで神様、いきなり話しかけてきて何の用なの?まさか、この状況を信じろって言いたかっただけじゃないわよね?」

アリスは、少し不機嫌そうに聞いた。


『それもあるけど……。まぁホントの理由は、ステータスの説明をしようと思いまして…』


「ステータスの説明?」

2人は首を傾げた。


『いくら、強いステータスを与えても、意味を知らなければ、何にもならないだろ?』


「まぁ、そうだな…」


『という訳で、"神様のステータス説明会presented by神様"を始めていこうではないか。』


「いらないだろ、そのタイトルみたいなやつ」

エースの厳しいツッコミが神を襲った。


『言ってみたかったの!"presented by"って!』


「早く始めてくれないかしら?」

アリスにも厳しいツッコミをされた。


『すみませんでした。』

神は、怒られるのに弱いらしい。

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