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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
番外編 アリスの話
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第54話【初仕事】

「今日から新しく聖騎士に入るアリス・スターライトだ、まだ分からないことだらけだと思うから色々教えてやってくれ」

エルザが聖騎士のメンバーにアリスを紹介した。


アリスは聖騎士の一員となった。


「アリス、まずは走り込みだ」

エルザに言われ、アリスの走り込みが始まった。

そして毎日8時間の走り込みが一週間続いた。




「もう、走りたくな〜い」

アリスは本音が漏れてしまい、エルザはそれを聞き逃さなっかった。


「おい、へなちょこ!こんなんじゃ強くなれねーぞ、プラス2時間追加だ」

エルザの鬼の一言にアリスは悲しさでいっぱいだった。


「嘘でしょ〜」

アリスは、泣きながら走った。




それから2週間が経ち、アリスの聖騎士衣装姿も様になってきた。

そして、アリスは聖騎士の中で1番のスタミナ持ちとなった。そして最大時速40キロのスピードで走る事ができるようになっていた。



「今日から剣の修行に入る、剣の修行は走り込みよりきついから覚悟しておけ!」

3週間の走り込み期間を終えアリスはやっと剣の修行ができると思っていたが、エルザは剣の修行に入る前にアリスの心をへし折る一言をかけ、アリスは辛さでいっぱいだった。




「たった2週間でこんなに強くなるなんて、アリス...一体何者なの」

エルザは、アリスを疑った。


聖騎士にとって剣術は強さをみる1番の対象となり、ランキング付けされる。

一般の聖騎士では、基本10位以内に入るのに少なくとも一年以上は掛かるのだが、アリスはたったの2週間で聖騎士の上から10番目の強さとなった。

どうやらアリスは剣豪の力で剣術の成長速度が爆発的に早くなっているようだ。


そしてレベルも15に上がっていた。




「今日は上からの依頼で魔物の討伐に向かう」

ランキング3位の男、ロアラ・イタカヒがアリスとエルザに告げた。


近くの森にAランクの魔物が現れた。

上からの命令で討伐に向かう聖騎士(メンバー)はエルザ、アリス、ロアラが選ばれた。3人は魔物の元へ向かった。



「よし、いくぞ!」

ロアラの掛け声と同時に魔物との戦いが始まった。


Aランクの魔物を倒すにはレベル60は必要だが3人の中にレベル60の人はいなかった。


「【時間操作】!」

アリスは自分のスキルを使って魔物の動きを遅くした。


「ナイスだ!アリス!」

アリスは、エルザに褒められた。


「いくぞ!」

ロアラが魔物に近づき、剣を振り上げた。


「喰らえ!」

エルザもそれに便乗した。


2人が首を切り戦いに勝利した。


「よくやった!君たち」

ロアラが息を切らしながら言った。




「マゲベウ様、今回初の戦いだったアリスの活躍もあり、無事魔物を討伐出来ました。」

王都に戻ったロアラが、マゲベウの前で片膝をつきマゲベウに報告した。


「よくやった。それにしても、いい新人だな…」

マゲベウは、不気味な笑みを浮かべた。


「こいつは、使えるぞ」

小声で言ったマゲベウはアリスの働きに目をつけた。



しかしこれが、アリスにとって絶望を与えるのだった。

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