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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
3章 王都へ
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第50話【ピッピッピーヨピヨ】

「ピッピッピーヨピヨ」

グリッタが黄色い粉を出そうとした瞬間、炎がグリッタを襲った。


「ピヨ?」

グリッタは、辺りを見回している。


「【ファイアーボール】!」

エースの杖から、火の玉が発射された。


「ピヨーン」

火の玉は、グリッタの目を直撃した。

グリッタは、フラついている。


「【ストーンバレッド】!」

エースの杖から出た石が聖騎士団のリーダーの周りの石に当たり、砕け散った。


「ありがとっ!奨ちゃん」

聖騎士団のリーダーが言った。


「えっ?明里?」

エースは、固まった。


「おりゃああ!」

聖騎士団のリーダー、アリスがグリッタに斬りかかった。


「【ドゥクシ】!」

エースは自分の顔を叩き、アリスの攻撃力をあげた。


「ピエェェェェン!!」

グリッタは、真っ二つになった。


アリスは、血しぶきを浴び、息が上がっていた。



「久しぶりだね、奨…エース」

アリスは、エースの方を向いてニコッと笑った。

しかし、アリスの顔はやつれていて、血まみれだった為、サイコパス殺人鬼のようだった。


「明里…アリス、どうしたんだその顔は」

エースは、やつれた顔をしたアリスが心配になった。


「ちょっと、色々あってね…」

アリスは、そう言いながら倒れた。

疲れが相当溜まっていたのだろう。


エースは、アリスを抱えて洞窟の外に出た。


「リーダー!リーダー!大丈夫ですか?」

聖騎士団が集まって来て、アリスを囲った。


しばらくして、アリスの意識は戻った。


「リーダー、おはようございます。倒しましたよ、グリッタを」

聖騎士団がアリスに言った。


「やったな…」

アリスは、体を起こしながら言った。


「しかし、ほとんど覚えていなくて…」

アリスは、残念そうに言った。


「しかし、グリッタを倒した証は、持っていますので戻りましょう。」

聖騎士団員は、急かすようにアリスを連れて帰っていった。



「一件落着ですね」

エースは、フィリアをみて言った。


「そうね。…置いていってごめんね」

フィリアは、エースに謝った。


しかし悪いのは、寝ていたエースなのでエースは謝り返した。


「僕たちも、帰りましょう」

「そうね」

エースは、フィリアと目を合わせて言った。


「ところで、パーティーメンバーの方々は、どうしたのですか?」

エースは、周りを見渡しながらフィリアに訊いた。


「先に帰っていきました…」

フィリアは、言いにくそうに俯いて言った。


「置いていかれたんですか?」

「そう…みたいね」

2人は、眉を寄せた。


「まぁ、いいです。街で出会ったら文句は、言っておきましょうね」

「そうしましょ」

2人は、話ながら、洞窟を後にした。




洞窟の中は、エースの魔法でめちゃくちゃになっていたことは、エース以外の誰も知らない。

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