第47話【パーティーメンバー】
「もしかして、エースさんとフィリアさんですか?」
知らない人に名前を呼ばれた2人は、例のパーティーの人達だと確信した。
「もしかして、魔術師のパーティーの皆さんですか?」
フィリアも訊き返した。
全員が頷いた。
パーティーメンバーは、フィリアとエース以外に3人いた。
「話は、クロースさんから聞いてますよね?」
「はい、先程…」
「良かった。あ、私は、このパーティーのリーダーのオーケ・グルコースだ。よろしく。オーケと呼んでくれ」
オーケが自己紹介をしながら、手を差し出した。
「エース・スラッグです。エースと呼んでください」
エースは、オーケの手を握った。
「フィリア・セイクです。よろしくお願いします」
フィリアも同じく、オーケと握手した。
「他のパーティーメンバーも紹介しよう。あの大きなハットを被っているのが、カポ・ダカーポだ」
オーケは、指を指しながら説明した。
「カポです。よろしく」
カポは、ハットを取り軽くお辞儀した。
「そして、あそこの眠そうなヤツがダル・サボタージュ」
オーケは、少し、怒りを込めた紹介をした。
「あ、ダルで〜す。よろしく〜」
オーケの視線に気が付いたダルが焦るようにお辞儀した。
「このメンバーは、全員Eランクの魔術師だ、君たちよりは、レベルが低いが…まぁ、よろしくな」
オーケは、気まずそうに言った。
「いえいえ、冒険者としては、低レベルなので…こちらこそよろしくお願いします。」
エースは、深々と礼をした。それに続いてフィリアも礼をした。
「そしたら明日、日が昇る前にここに集合しよう。その後、現地で聖騎士団と合流だ。朝が早いが…まぁ頑張ってくれ」
オーケは、頭を掻きながら言った。
「分かりました。では、失礼します」
エースとフィリアは、お辞儀をした。
「おう、また明日な」
オーケが手を振って見送ってくれた。




