第44話【念願の冒険者登録】
「さて、今日は何をしようか?エース」
ギルドを出てフィリアがエースに訊いた。
「今日も街を探索しましょう」
エースは、ワクワクしていた。
「とりあえず、朝ごはん食べましょう」
フィリアが提案した。
「そうですね、お腹ペコペコですもんね」
エースは、お腹を押さえながら言った。
「あの店に入りませんか?」
エースが指を指した店は、高級そうなカフェだった。
「あんな高そうな店でいいの?お金の方は…」
フィリアは、心配そうだった。
「大丈夫です、ここに来るまでに沢山貰っているので」
エースは、自慢げに言った。
「ならいいけど…」
フィリアは、不安そうだった。
高級そうなカフェに入ってみると、パンケーキの香りが漂ってきた。
「美味しそうですね」
エースは匂いを嗅いで、顔がすっかり緩んでいた。
「そうだね」
フィリアも同じ顔をしていた。
2人は、席に着いてパンケーキを頼んだ。
「美味しそー」
フィリアのほっぺは、既に落ちそうだ。
「いただきます!」
2人の声が揃った。
口に入れればとろけるようなふんわり食感。香るバター。
付け合せのフルーツがさらに味のバリエーションを増やしてくれる。そんな感じだ。
「あぁ美味しかった」
エースはご満悦だった。
「これ、どうやって作るのかしら」
フィリアは、パンケーキを分析していた。
そして値段は、結構高かった。
その日は、2人とも外食を楽しんだ。
翌日、2人は冒険者カードを受け取りに行った。
「お待ちしておりました。エース様、フィリア様」
「冒険者カードの発行してください!」
2人の声が揃った。
「それでは、まずステータスの方を確認させていただきます。こちらの石に手を置いてください」
フィリアが最初に手を置いた。
すると、石が光だし、空中にステータスが表示された。
「はい、大丈夫です」
フィリアの番が終わった。
(一応、ステータスの隠蔽を使っとくか)
エースは、ステータスを隠蔽した。
「次の方、お願いします」
エースも石に手を置いた。石が光だし、空中にステータスが表示された。本当のステータスとは、違うステータスが。
――ステータス――
名前:エース・スラッグ
種族:人間
年齢:17
レベル:60
MP:1000000/1000000
HP:100000/100000
防御:200
攻撃:250
役職:魔術師
魔法:炎属性、自然属性
スキル:周辺探知、能力鑑定
――――――――――
少しだけ、魔法とスキルが減っている。
「はい、大丈夫ですよ」
「ありがとうございます」
2人は、冒険者になった。




