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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
3章 王都へ
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第42話【言っちゃった】

「ところでエース…」

静まり返った部屋にフィリアの声が響いた。


「はい、なんでしょうか…」

フィリアの反対側にあるベッドからエースの声がした。

まだ、起きているようだ。


「エースのステータスってどんな感じなの?」

フィリアは、体をエースの方にしながら訊いた。


「ス、ステータスですか?」

エースは、少し焦った。


「そういえば、エースのステータス知らないなぁ〜と思って……見せて!」

フィリアは、目を輝かせながら言った。


(どうしよう…。教えてもいいのかな?)

エースは、悩んでいた。


「ねぇ、教えてよ」

フィリアの声がエースの耳元で聞こえた。


エースは、飛び起きた。

エースが悩んでいる間にエースのベッドに入ってきたらしい。


「なんで、僕の布団に入ってるんですか?」


「いや〜、返事がないから、寝ちゃったのかな〜って思って」


「勝手に入ってこないでください!」


フィリアは、少し悲しそうな顔をした。


「……分かりました」

エースは、渋々言った。


「一緒に寝てくれるの?」

フィリアは、嬉しそうに飛び起きた。


「ステータスの話ですよ…」

エースは、少し呆れた。


「そっちかぁ…」

フィリアは、残念そうだった。


「じゃあ、ステータスも見せませんよ」


「ごめんて…。ステータス見せて」


(まぁ、フィリアさんは育ての親みたいなものだし、大丈夫だろう)

エースは、自分との葛藤に負けた。


「絶対に人に言わないでくださいよ?」

エースは、釘を刺した。


「分かった、分かった」

フィリアは、まるで聞いていないような反応だった。


「ステータスオープン!」

エースは、ステータスを開いた。


――ステータス――

名前:エース・スラッグ

種族:人間

年齢:17

レベル:60

MP:1000000/1000000

HP:90000/90000

防御:200

攻撃:250

役職:魔術師

魔法:水属性、炎属性、氷属性、土属性、自然属性、無属性、治癒属性

スキル:周辺探知,長打力、左腕の取り外し、名投手、能力鑑定

裏スキル:オールマジック

固有スキル:神とのコンタクト

固有裏スキル:ステータスの隠蔽

――――――――――


フィリアは、エースのステータスに言葉を失った。


「あなた…オールマジックって……」

フィリアは、受け入れられなかった。


「はい、神級魔法の…」

エースも言いづらそうだった。


「エース!絶対に、人に言っちゃダメよ!」

フィリアは、エースの肩を掴んで言った。


「分かってますよ!だから、見せたくなかったんです」


「それは、ごめんて…」


フィリアは、自分のベッドに戻った。


その夜、フィリアは、あまりの衝撃で眠れなかった。

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