第40話【王都到着】
「やっと、着いた…」
アメーンボ町を出発してから約1週間、ようやくエースは、王都に到着した。
「さて、ギルドに向かうか…」
王都に入り、エースはすぐにギルドへ向かった。
「ったく、あの美人受付嬢め。よくも騙してくれたな」
エースは、ボソッと文句を言っていた。確認しなかった自分が悪いのに。
エースはギルドに入り、受付の机を叩いた。
「帰ってきたぞ!アメーンボ町から」
「おかえりなさいませ、早かったですね」
受付嬢、通称ギルド嬢は、驚いた様な表情を浮かべた。
「ちゃんと、修行してきたぞ!」
エースは、少しキレながら言った。
「はい、ホイスーさんから聞いてます、。それでは、もう一度水晶玉に手をかざしてください」
ギルド嬢は、水晶玉を出しながら言った。
「いや、就職しに来た訳じゃない。冒険者になりに来たんだ!」
エースは食い気味に言った。
「冒険者登録なら、隣の受付でできますよ」
ギルド嬢は、隣を指しながら教えてくれた。
「3ヶ月前に教えて欲しかったな…」
エースは、隣の受付に向かった。
「こちらは、冒険者ギルドです。」
ギルド嬢の前に立ったエースに向かって言った。
こちらの受付嬢も可愛かった。
「冒険者登録をしに来ました」
エースは、ようやく冒険者になれるというワクワクを隠せず、笑顔で言った。
「冒険者登録ですね。では、試験を受けてもらう必要がありますが、いつにしますか?」
ギルド嬢は、エースに訊いた。
「は?試験?」
明るかったエースの顔が一瞬で暗くなった。
「はい、簡単な試験です。時間は明日の朝でいいですか?」
ギルド嬢は、淡々と言った。
「まぁ、いいですけど…」
エースは、残念そうだった。
「まぁ、いい。ようやく冒険者になれるぞ。今日は、王都を楽しもう」
ギルドを出たエースは、気持ちを切り替えた。
「エースくーん!」
突然、最近聞き慣れた声がエースを呼んでいた。




