第3話 【幼なじみもか…】
「星野明里、出てこいや!」
神(自称)が唱えると、魔法陣が現れた。
そして、凄まじい光が現れ、その光の中に横になった女の子の影があった。
「なん…だ…これ…」
奨大は驚きを隠せ無かった。
光の霧が晴れると、そこに、明里の姿があった。
「石田奨大よ、貴方の望み叶えてやったぞ」
神はドヤ顔で言った
「神様この明里は…?」
「いや〜、普通に召喚しようと思ったんだけどね、車にタックルされて倒れていたからお前の時のように連れて来た。」
元気に返答された。
「じゃあ、明里も…」
「死んじゃってたよ。」
神は明るい声で答えた。
奨大は唖然と同時に神への怒りを露わにした。
「安心しな、もう少ししたら起きるから。」
神はなだめるように、そう言った。
すると、うぅんという声が聞こえた。明里が起きたようだ。
「ここは、どこ?私は、明里?1+1=3」
明里は、混乱していた。そして神の姿をみて
「なぜ、全身モザイクなの?」
「それ、流行ってるの?さっきも同じくだりをしたのに」
神は、頭を抱えた。
「さっき…?」
明里は、横を見た。
奨大の姿をみて泣きだした。
「しょ〜うちゃ〜ん、うわーーん」
奨大をみて安心したのだろう。
「生きてたの?奨ちゃん」
「いや、ココは死後の世界らしい」
奨大は今の状況を細かく伝えた。目の前のモザイク野郎が神であること、そして死後の世界にいる経緯、これから起こることなど。
神は、コホンと咳払いをし、2人に言った。
「石田奨大、そして星野明里よ、貴方達はこれからなんでもありの異世界で生き抜くのじゃ。何か異世界で過ごす為に必要なスキルなどはあるか?」
2人は顔を見合わせて、首を傾げた。何が必要か分からないから。
奨大と明里は答えた
「おまかせで」
神は頷いて
「承知した。これがホントの神頼み……ってか(笑)」
奨大と明里は睨んだ。
「コホン。それでは、行ってくるのだ。」
神のコールと同時に目の前は真っ白になった。
「あ、スキルは着いてからステータスを開いてね。」
白い世界に神の声が響いていた。




