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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
3章 王都へ
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第37話【弱気の盗賊】

「そういえば、魔法書らしき物は無かったな」


ラハタハタ村を後にしたエースは、呟いた。


「まぁ噂だって言ってたし、しょうがないか」


村長親子の親子喧嘩中に当たりを見回したがそれらしきものは、見つからなかった。



「さて、王都を目指すか。それにしても、シーナミルさん可愛かったな〜」

エースは、シーナミルを見た瞬間「これが美少女か」と悟っていた。


「惜しい事をしたかもな」


そんなことを考えながら、歩いていると盗賊に襲われた。


「あああ有り金す…すす…すべてお、置いていけ!」

盗賊は、ものすごく怯えていた。


「ダルっ」


エースは、杖の先を盗賊に向けた。


その瞬間、盗賊は泣きながら土下座してきた。

「すびばせ〜ん…グスッ……もうじまぜんから許じでくださ〜い…グスッ…グスッ……うわ〜ん…」

号泣していた。


「えぇ……」

エースは、引いた。


「君は、悪い事の区別がつくかい?」

「グスッ……」

「じゃあ、君はなぜ盗賊になったんだ?」

「すいません…グスッ……親が病気になり…グスッ……治療費を集めて……グスッ」

「そうか、そうか。それは、本当のことなんだね?」

「グスッ……はい…」

「君にお金をあげることは、簡単に出来る。でも、人の金で助けるより、自分で正しい方法で集めた金で助ける方が、親御さんも喜ぶだろうし、君の気持ちも違って来るだろ?だから、難しい事かも知れないけど、頑張って自分で集めてみな。成長出来るから」

「はい、わかりました。ありがとうございます」


エースは、いい事をした気分になった。


「なんやこれ」

エースは、心の声を漏らした。

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