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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
3章 王都へ
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第35話【嘘つきは泥棒の始まり】

「さて、どうするか」

アメーンボ町を後にしたエースは、のんびり歩いていた。


すると、盗賊が現れた。

「持ってるお金、すべて出して貰おうか」

「嫌に決まってるじゃないですか」

「あぁん?やんのかコノヤロー」


昭和のヤンキーみたいな絡み方だった。


「はぁ、しょうがないですね」

「おぉ?金を出す気になったか?」

「いいえ、あなたと戦う気になっただけです」

「舐めてんのか?コノヤロウ」


戦いが始まった。


先手を取ったのは、エースだった。

「喰らえ!【ボヤ】!」


盗賊の服に火がついた。


盗賊は、服を脱ぎ捨てた。そして、半裸で剣を振り上げ突っ込んで来た。


その瞬間、エースの頭に知らない名前の魔法が浮かんだ。

エースは、とりあえず唱えた。


「【カーテンウォール】!」

エースの周りにコンクリートの壁が出来た。

水魔法と土魔法の合わせ魔法らしい。


いきなり出てきた壁に盗賊は、対応出来ずにぶつかった。

鈍い音が聞こえた。


エースが勝った。


「すいません、頂戴します。」

気を失っている盗賊から持ち物を取り出し、自分の持ち物にした。別にいい物という訳でもないが、何もってないよりはマシだとエースは判断した。唯一使えそうなのは、お金だけだった。

盗むというのは、少し気が引けたが生きるためにしょうがない行為だった。


「まぁ、盗賊の持ち物すべて盗品でしょうから、大丈夫でしょ?」

よく分からない慰めを自分にした。


その後も何回か盗賊に襲われたが、エースは圧勝だった。

そして、倒す度に盗賊が持っているお金を頂戴した。

そこそこの資金が集まった。


1日で50Km進むことが出来た。

「王都まであと250kmくらいかな…」

王都までの距離を確認し、絶望した。


「仕方ない、今日は野宿で我慢するか」


こうして、アメーンボ町を出発してから1日が過ぎだ。


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