第19話【能力鑑定】
「そういえば、コレ使ってなかったな」
エースは、ステータスを見ながら呟いていた。
「なんや、なんや?面白いものか?」
ホイスーが首を突っ込んできた。
「いや、"能力鑑定"というスキルを使ってみようかなと思いまして……」
「能力鑑定?!先生にちょっと使ってみて」
珍しく、ホイスーのテンションが上がった。
「いいですよ、ついでに正確性も測れますし」
エースは、頷いた。
エースは大きな声でスキルを唱えた。
「【能力鑑定】!」
ホイスーの頭の上にステータスが表示された。
――ステータス――
名前:ホイスー・セイク
種族:小人
年齢:128
レベル:50
MP:230000/230000
HP:6035/300000
攻撃:500
防御:25
役職:前衛魔術師
魔法:炎属性、無属性
スキル:接近戦
固有スキル:なし
その他:嫁に弱い、メンタル弱い、防御弱い、信用低い
――――――――――
エースは、音読した。
「ホイスーさん、合ってますか?」
「合っとる、合っとる!凄いなぁ、これ」
エースは種族をみて、「だから小さい髭オジなんだ」と思った。
「正確性もあるようですね、ご協力ありがとうございました」
エースは、ぺこりと頭を下げた。
「ええよ、ええよ」
エースは、"能力鑑定"を気に入った。
「いや、"その他"ってなんやねん!めちゃくちゃ馬鹿にしてくるやん……うぅ(泣)。」
ホイスーは、泣き出した。
読み上げてから、ホイスーが"その他"の存在に気づくまでアメリカと日本の時差くらいあった。
ホイスーが泣きだすと、ステータスのHPの部分が減っていった。




