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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
6章 ジャッパ大陸
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第135話【チート、gifted、荒技、wanted】

「【ブリンバンバンボーン】!」

エースは、ヒツジガゴヒキに向かってテキトーに唱えた。


何も起こらなかったが、エースはシュークリームを食べたくなった。


「なんだ貴様!私を舐めとるのか?」

ヒツジガゴヒキは、機嫌を悪くした。


「【ドライフラワー】!」

エースがテキトーに唱えた。


ヒツジガゴヒキの周りにドライフラワーが落ちてきた。


「舐めやがって!次はコチラの番だ!」

ヒツジガゴヒキは、指笛を鳴らした。


「何をした?」

エースは、訊いた。


「まぁ、待ってろ…」

ヒツジガゴヒキは、落ち着いて言った。


すると、ヒツジガゴヒキより一回り小さいヒツジが3匹現れた。


「紹介しよう、右側にいるのがヒツジガナナヒキで、左側にいるのがヒツジガサンビキだ。そして、私の前にいるのがヒツジガイッピキだ」

ヒツジガゴヒキは、一匹一匹丁寧に紹介した。


「なんで、奇数の集まりなんだよ」

エースは、思わずツッこんだ。


「行け!お前ら!」

ヒツジガゴヒキは、指示した。


すると、子羊達がエースに襲いかかった。


「……殴られてるのは、わかるけど…弱いな。小学生くらいの力だ…かわいい…」

エースは、ダメージは受けなかったが、ポコポコと頑張って殴る子羊達からほっこりを受けた。


「何?!効かないだと?」

ヒツジガゴヒキは、焦った。


「ならば、こっちの番だ!【タイムパラドックス】!」

エースは、テキトーに唱えた。


エース以外の時間の流れが遅くなった。


「あ、これ使える…でも、タイムパラドックスって意味違うくね?」

エースは、新たに使える魔法を知った。


「きぃ〜さ〜まぁ〜!」

ヒツジガゴヒキは、ゆっくり言った。ようにエースには聞こえた。


「【ケセラセラ】!」

エースは、テキトーに唱えた。


ヒツジガゴヒキの周りにいた子羊達がゆっくり吹き飛んだ。


「これも、使える」

エースは、新たに使える魔法を知った。


「もう一度【ケセラセラ】!」

エースは、ヒツジガゴヒキに向かって唱えた。


ヒツジガゴヒキの周りにオオカミのぬいぐるみが現れた。


「なるほど、何が起こるか分からない系魔法ってことか…」

エースは、【ケセラセラ】の効果を知った。


「やぁ〜めぇ〜ろぉ〜!!」

ヒツジガゴヒキは、とても怖がっていた。


「これで、トドメだ!【スターマイン】!」

エースは、ヒツジガゴヒキに向かって唱えた。


ヒツジガゴヒキが爆発した。


「いゃぁぁぁぁぁぁ〜!」

ヒツジガゴヒキは、最後までゆっくりだった。


「…どうやって、このゆっくり状況は終わるの?」

エースは、戸惑った。


「とりあえず、【ケセラセラ】!」

エースは、【ケセラセラ】に頼った。


時間の流れが元に戻った。


「【ケセラセラ】って強いかもしれん。なるようになるさっていう感じがする」

エースは、【ケセラセラ】の凄さに気づいた。


「よし、みんなのところに戻ろう。治ってるかな?」

エースは、アリス達がいる所まで戻ろうと足を進めた。

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