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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
6章 ジャッパ大陸
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第114話【まともな戦闘シーン】

「そういえば、まともな戦闘シーンって無くない?」

突然、エースが言った。


「確かに。無駄に、野球拳とかが多かったしね」

アリスも同情した。


「そろそろ、まともに戦闘するか」

フィリアがやる気になった。



「旅の者共よ、そこで止まれ!ここの谷を越えたければ、持ってる食料と金を置いていってもらおうか」

突然、盗賊が襲いかかってきた。


「ナイスタイミング!」

アリスが敵をにグッドポーズをした。


「な、何がナイスタイミングだ!ナメるのも大概にせぇよ!」

盗賊は、挑発されたと勘違いして、スピードと攻撃力がアップした。


「さぁ、かかって来いよ!」

エースが盗賊を煽った。


「うりゃぁぁぁ!」

盗賊が物凄い声とスピードでエース達に近づいた。


「【エナジルド】!」

エースが盗賊に向かって唱えた。


「なんか、力が湧き上がって来るぞ!」

盗賊の攻撃力がとても上昇した。


「全然、効いてないよ!」

アリスがエースに言った。


「こいつ、まさか社畜か?社畜には、この【エナジルド】は、効かないんだ」


「そうだ、私は残業時間が1ヶ月で300時間を越える程の社畜だ!」

盗賊が威張って言った。


「皆、こいつは一筋縄でいかないぞ。気をつけろ」

エースがみんなに忠告した。


「私に任せて!エースは、援護をお願い」

アリスが斬りかかった。


それを受けエースは、アリスに攻撃力とスピードを上げる魔法を唱えた。


「【ヌマ】!」

マリーネが唱えると、盗賊の足元に水がまかれ、泥沼になった。


「しまった!足が抜けない!」

盗賊は、動けなくなった。


「それっ!」

アリスが力いっぱい盗賊に剣を振り下ろした。


「うわぁぁぁぁ!」




「いい戦いだった」

フィリアがみんなに言った。


「フィリアさん、何もしてないですよね?」

エースがフィリアに言った。


「バレちゃった、てへっ」

フィリアは、舌を出し誤魔化した。


「とりあえず、この盗賊が持ってる物を頂いて先に進みましょう」


エース達は、先に進み始めた。


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