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恵まれたと思ったら恵まれなかった人の逆転劇っぽい話  作者: まさと・とむら
6章 ジャッパ大陸
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第100話【クーポンあるとなんでも買える気になってしまう】

「もう100話か〜」

突然、アリスが言った。


「開口一番メタ発言は、良くないよ」

エースがすかさずツッコんだ。


「今日は、食糧集めをしましょう」

フィリアがみんなに言った。


「そうね、もう米粒が4粒しかないし…」

食糧袋をみたアリスが言った。


「あぶねっ!食事が1人1粒しかないところだった」

エースが言った。


「じゃあ、とりあえず中心街まで行きましょう」

マリーネが言った。



「米を100キロください」

お店でマリーネが言った。


「多すぎるだろ!どうやって持つんだよ」

エースがマリーネにツッコんだ。


「じゃあ、100グラムください」

マリーネが店員に言った。


「少なすぎるだろ」

エースは、ツッコんだ。


「みて!商店街100年記念で安売りしてるらしいよ」

近くの商店街の看板をみて、アリスが反応した。


「行ってみましょ」

フィリアも行く気満々だった。



「おめでとうございます。あなたたちがこの商店街の来場者が100万人目です。記念として、この商店街にある100店舗にて100回使える100円引きクーポン券を贈呈します」

エース達が商店街に入った瞬間、商店街関係の人に大歓迎された。


「"100"多いな!呪われとるんか?」

エースが今の状況にツッコんだ。


「あと、100円引きクーポンってケチすぎるやろ」

エースがツッコんだ。


「エース、クーポン券があるんだから買いだめしに行くよ」

フィリアがエースを急かした。



「いや〜、いっぱい買ったね」

その日の夜、エース達は荷物整理をしていた。


「誰?この木刀買った人」

エースが木刀を持ってみんなに尋ねた。


「あ、それ私」

アリスの物だった。


「修学旅行か!いらんだろ?なんなら本物の刀持ってるでしょ?」

エースが、アリスに言った。


「いいじゃん」

アリスは、、少し不貞腐れた。


「じゃあ、木彫りの熊買った人は、誰ですか?」

エースは、木彫りの熊を持ってみんなに尋ねた。


「私だよ」

マリーネが返事した。


「だから、修学旅行か!北海道で買え…いや、別に買わんでええわ!」

エースがマリーネにツッコんだ。


「安いとつい買ってしまうのよね」

マリーネが言った。


「ほっかいどー?って何?」

フィリアがエースに尋ねた。


「あ、知らなくて大丈夫です」

エースは、質問を流した。


「これから、魔王退治に行くんでしょ?なんで無駄に荷物を重くするの?」

エースが説教していた。


「「すいません」」

マリーネとアリスは、素直に謝った。

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