#08 共感できるのはいつだって哀しい別れの歌だった
永禄十二年(1569)三月三十日
ラウラは凄壱の鞍上にあった。脇目もふらず凄まじい勢いで疾駆する。
何も憂さ晴らし気晴らしに遠乗りをしているわけではない。断じてない。そのあまりにも悲壮感漂う決死の表情から察するにむしろ死地に臨んでさえいる風でさえある。
目的地は自治都市堺。の南蛮貿易拠点にあたるポルトガル人居留地である。つまり堺港のどこか。
入り込ませている郎党には常に目を光らせるよう厳命している。よって目的の人物の動静は正確に掴んでいた。その人物が長崎を出て目下堺に駐在していることも把握済みである。
どんどんどんどん。
ラウラは目的地に着くや否や洋風居館の門を強かに叩き続ける。拳の皮がむけ血塗れになることも厭わずに応答があるまで殴り続けた。
「Abram a porta! - Mas temos que incendiar!」(開けて、開けろぉっ!」
這う這うの体で堺に到着したのは三十日未明。暁七つの鐘が鳴る頃。天彦が負傷して13時間が経とうとしていた。
これでも凄壱を走り潰す勢いで駆ったのだ。つまるところラウラの許される限りを尽くした結果である。善きにつけ悪しきにつけ容姿が際立つラウラにとって関所通過は難関すぎた。
扉が開かれる。中からは深酒をしたのだろう。けれど肉体だけは屈強そうな異国の男が姿を見せた。上半裸体を剥き出しにして。
だが男はラウラの姿を視認するや慌てて背を向け非礼を詫びた。その応接が彼らポルトガルまたはイスパニア風紳士作法なのかあるいはもっと別の何かなのかはわからない。だがとにかく男は上半身が裸体である旨を紳士的に詫びた。
いずれにしても背を向けたままでは応接できない。ラウラは無礼を許し振り向かせた。急げ愚図っ! と言わんばかりの語気の荒さで。
「O que se passa……、Peço perdao, minha senhora」(なんだ……、っと。失礼レディ。ご無礼をお許しください)
「Estou com pressa! por favor me conecte com Fernando」(急いでいるの、フェルナンドに繋いで頂戴)
ラウラ必至の請願も空しく、男は鼻で笑いあしらった。
「Fufufu,Senhora, não seja boba. Kapitan Mall não deveria encontrá-la」(レディ、馬鹿言っちゃいけないぜ。カピタン・モールがお会いするはずがないだろ)
男は鼻で笑ったが何も急に無礼者になったわけではない。ラウラの申し出があまりにも児戯めいていて突拍子もなかったからだ。
ラウラの名指ししたフェルナンドとはフェルナンド・メネゼスを指す。そしてその人物は栄えある海洋帝国海軍の総督であり、ポルトガル王の送り出した大船隊の指揮権を全権一任で託された総指揮官なのである。つまり貴族。それもかなり王に近しい位置にある高貴な家門の。そう易々と会える人物ではないと青年士官が鼻で笑うのも尤もであった。
「Mostre isso ao Inspetor Geral do Império Marítimo」(その言葉はこれを見せてから言って頂戴)
しかしラウラはまったく動じずすべて織り込み済みであるといった風に懐から巾着袋を取り出した。そして中から化粧道具のファンデーションコンパクトのような襤褸っちい何かを取り出し掲げ見せた。
但しこのコンパクトのような何か。ただ襤褸っちいだけではなく、ひと目で相当高価な逸品であることが覗えた。なにしろ表面には極めて精緻なレリーフ技術で施された秀逸なカメオが浮き彫りとなっていたから。しかもその図柄は……。
「n……ha**Está!A culpa foi minha também. oficial da Marinha. Meu nome é Giorgio Alvarez. É uma honra vê-lo」
「Estás com pressa, Giorgio. Não sei」
「Desculpe, Lady Raffaella. Vamos nos conectar o mais rápido possível. Por favor, venha aqui」
「Sim. Eu gosto do menino bem entendido. Por favor, mostre-me」
意訳)
「ん……はっ!? 貴女様は。失礼いたしました。海軍士官ジョルジオ・アルバレスと申します。お目に掛かれて光栄であります」
「急ぎなのジョルジオ。わからなくって」
「はっ、申し訳ございませんレディ・ラファエラ。至急お繋ぎ致します。どうぞこちらへ」
「そう。物わかりのよい坊やは好きよ。案内して頂戴」
青年士官は態度を急変。念のため誰何さえせずラウラを快く迎え入れた。
◇
フェルナンド・メネゼスは手早く支度を整え聞きつけてすぐさまラウラの面談要求に応じた。きっと相当異例の沙汰なのだろう。面会要求を届けた青年海軍士官の驚き具合からすると。
待合室で待たされていたラウラにすぐさま吉報が届けられる。
「幸運ですよ、カピタン・モールはお会いするそうです。どうぞこちらへレディ・ラファエラ」
「どうも。あと坊や、私は射干ラウラ。不愉快だから間違えないで」
「はあ……」
事情が呑み込めないままの青年士官に言うだけ言うとラウラは案内された総監室へと入っていった。
客人ラウラを待ち受けていたのか。フェルナンド・メネゼスは豪華な椅子から立ち上がると大袈裟なほどに笑みを湛え両手を広げて迎え入れた。
あれに飛び込まなければならないのか。ラウラは渋面を隠さずけれど流儀であるハグを受け入れた。気色の悪いったらない降り注がれるキスの大雨と共に。
「ラファエラ。探したのだぞ。君ときたらまるで糸の切れたカイトだな」
「御無沙汰しておりますポルトガル海上帝国在外領土極東管理者殿」
「硬い、硬いよマイフェアレディ。ん、なぜ逃れようとするのだね」
「厭だからでは」
「あははは。あれキミ変わった?」
「閣下はお変わりないようで。ですが人は変わるものですわ」
「そうか、そうだね。そうだ御父上が御心配なさっておいでだ。一度くらい手紙を差し上げてはどうだい」
「気が向けば。お気遣いに感謝申し上げます」
「他人行儀はよせラファエラ。私とキミの仲ではないか。まあ愚痴っても仕方がない。再開を祝して飲もう、何を飲む」
「ではワインを頂戴します」
「いいねえ。では取って置きを開けようかな」
メネゼスはワインセラーから取って置きというだけあって厳重に保管されたボトルを取り出した。そして馴れた手つきで器用にコルク栓を引き抜き、ワイングラスを片手で掴むと無造作に如何にもお高そうなラベルのレッドワインを注ぎ入れた。とくとくとく。
「ほらどうぞ」
「どうも」
「ん? どうした」
「なにも」
「そうかい」
並々と注がれたグラスを預かり受け、ラウラは苦笑をかみ殺す。所作、作法、見た目の美しさ。どれ一つとってもやはり味も風雅も何もない。美味けりゃいいだろ。的な雑さが如何にも同郷人らしくて可笑しかった。
そして反面改めて実感する。なんと日本の繊細なことかと。酒の器、次ぎ方、満たす量。またそれを頂く環境に至るまでどれ一つとってラウラの祖国が勝てる雅な要素は一つもなかった。
「再会に乾杯」
「乾杯――、あっ」
口をつけるかどうかのタイミングでメネゼスはラウラの唇を半ば強引に奪いとった。むろん高級ワインとやらはグラスごとガシャンと床が味わう。
強硬に押しのければラウラの膂力だ。いくら相手が屈強な海軍総監でも退けて退けられないはずはなかった。つまり受け入れたのだろう。渋々と。厭々と。
そう推測するのが一般的ではないだろうか。ラウラの身体は見るからに強張っていて目はこれ以上ないほどの嫌悪色にそまっている。
長い長い口づけは鼓動がたっぷり100叩くくらいは続いただろうか。どうにも一方通行に見えてならない光景である。お世辞にもロマンチックとは言えなかった。
「閣下、もうお許しを」
「やはりキミは素晴らしい。私のモノになりたまえ」
「御冗談を」
「冗談なものか。さてラファエラ、用件があって来たのだろう」
「……はい。そうです」
「だと思ったさ。だが物事はトレードオフだ。何かを得れば何かを失う。古の錬金術師であろうとその絶対真理からは逃れられないのさ。だから如何なラファエラのお強請りでもタダでは訊けない」
「いろいろ仰っていますが抱きたいだけでは」
「そうとも言う」
「お願いを訊いて下されば従いましょう」
「ほんとかい! どこの国を分捕って欲しい。さあ言いたまえさあ。十八の船隊を率いてたちまち火の海に沈めてあげようさあ!」
「人の命を救ってください。名医師団を随行させておりますわよね」
「ちっ、つまらん。で、そいつはどんなクソ野郎だ。いっそ始末してやろうかこの手で」
「実年齢10歳の見た目六歳児にしか見えない痩せっぽちの児童です」
「まさか」
「御冗談を。殴りますわよ」
「だろうさ信じていたよ。話を訊こう、おいで」
ラウラは医師団派遣の約束を取りつけた。契約の中身がどうなったのかはわからない。メネゼスの手に引かれラウラは私室の更にその奥にある厚い扉に閉ざされたから。
だが確実に言えることは二つ。今から向かえば夕刻には京にたどり着けるということ。むろん河川移動で。そして天彦は世界最先端医療を最高のスタッフから受けられるということ。
この世がメネゼスの言う通りトレードオフを大原則とするのなら、果たしてその対価に何を失うのか。あるいは誰が失うのか。それはラウラのみぞ知るのであろう。
◇◆◇
菊は朝家、藤は公家、桜は庶人、では紅葉は。でお馴染みの目にもあざやかな朱が映える、菊亭家門三つ紅葉が燦然と威儀を放っていた。
威儀はさすがに盛りすぎたが旅籠には三つ紅葉の紋章旗が燦然と掲げられていた。中央より左右と宿入り口の右横に堂々でかでかと。
然もここには菊亭がございといわんばかりのド派手演出として意味はある。だが天彦は敢えて語らない。今現在は語りたくても語れない。
物理的に肉体が消耗していた。身体内部深くに負った裂傷とそれに伴う失血とでライフゲージをこうしている今も猶ゴリゴリと削られている真っ最中だからである。
さてそんな菊亭本拠陣屋旅籠一階広間では、厳かな儀式が執り行われようとしていた。
元服の儀、当日。本来なら四月朔日開催予定だったはずを当事者二人のたっての願いで二日前倒しにして開催された。
集う面子は錚々たる顔ぶれでどこをとっても絢爛豪華。最上座に帝の代理人たる勅使新大典待が御来臨あそばせ。上座に一門総領亜将西園寺実益が鎮座し、その脇には将軍家を代表して将軍家相伴衆の侍従細川藤孝が、その逆隣には織田弾正忠家を代表し京都所司代・民部少輔村井吉兵衛貞勝が。各々、この元服の儀に参列なされていた。
さぞ誇らしいことだろう。さぞ得意満面なことだろう。これほどの御面々のご列席なのだから。だが二人のどちらも表情には晴れやかさの欠片もなく。ただ粛々と儀式をこなす所作に準じている。
大抵の場面で意見が衝突する二人が珍しく一致させた。前倒しの決行で。
延期はあり得ない。延期すると負けたような気になるから。という雪之丞の見解がこれまた非常に珍しく理性的で論理的な佐吉の賛同を得られ、ならばやってしまおう、応! と意気投合して気炎を揚げたからだった。
急な催しにもかかわらずとんでも凄まじいスペシャルゲストの来臨に、ちょっとだけ臆してしまっていた雪之丞と佐吉の二人だが、それでもきちんとご挨拶申し上げ、加冠の役、即ち烏帽子親をきっと天彦のそう願うだろう人物に申し出て無事受諾されて、理髪の役、烏帽子の役、泔杯の役、打乱箱の役、鏡台併鏡の役、と、すべての儀式を滞りなく終えたところ。
残すは武家である佐吉が諱を頂戴するだけ。すると京都所司代村井民部少輔がすっと腰を上げ立ち上がった。
「主君織田弾正忠より授かって参った。読み上げてもよろしいか」
「はっ、忝くござる」
佐吉が応じると村井は信長から授かったらしい書を広げ掲げた。
「我弾正忠信長ここに記すもの哉。石田佐吉三成と命名す。菊亭天彦狐、そして一の家来お雪共々精進し共に己が信ずる正道を歩むべきと金と相成られ候哉。以上にござる」
「菊亭諸太夫石田佐吉、諱三成。織田弾正忠殿のご厚情、伏してありがたく頂戴仕りまする」
「うむ。大儀でござった」
「はっ忝くござる」
ここに佐吉は三成の諱を冠す。これにて儀式はすべて終了。
主君天彦、家令ラウラを欠く菊亭はそれでもすべての列席客をお見送り出し儀式を成功裏に納めてみせた。
座を仕切ったのは蒲生氏郷。とその郎党ども。氏郷のその顔には終始ごそっと感情が失われていて、まるで事が済めば自らの命も絶ってしまいそうな危うさをはらんでいた。
申刻晡時。夕七つの鐘が鳴る。
元服を早めた当事者二人は天彦の眠る二階私室から夕陽を眺める。
二人は互いに言葉なくけれど確かにこれが主君が見ていた光景であると確信して、ただ心が向かうままにじっと夕日を見つめていた。
やはり人はどうしようもないとき超常的な何かに縋ってしまうのだろうか。あるいはすべての可能性を消したくないというもっと原始的な情動が二人を突き動かしているのかもしれない。
絶対に泣かない。立てた誓い。それだけを胸に、今にもくじけそうになりながらもけれど懸命に腿を掴んで震えて耐える。
若とのさん……。
殿。
もう二度とわがまま言いません。もう二度と何故だと問わぬ。
もう二度と嘘つきません。もう二度と我を張らぬ。
もう二度とにんじん食べてといいません。もう二度と欲張らぬ。
もう二度と、もう二度と、もう二度と……。
そやから神さん仏さん、某の、拙者の、若とのさんを、殿を、返してください、帰して下され、お願いします。お願い申す。
「佐吉」
「どういたした」
「あれなんやろか」
「あれとは」
雪之丞の指さす二人の視線の先にはラウラ率いる医師団の姿があった。
「ラウラや! おおむちゃんこ強そう」
「射干殿。なんと勇ましい」
ラウラ党で見慣れていなければ度肝を抜かれる陣容だが、あのラウラが舞い戻ったのだ。手ぶらでなどあるはずがない。二人はまるで転げ落ちるように階下に勇み駆けだしていた。重病人がいるのですよ、お静かに。
◇◆◇
永禄十二年(1569)四月朔日
自分の世界を単純に言語化できる確たる方法論を持っている時点でそれはもう信仰となりうる。これは天彦がよく口にするいわばフレーバーテキスト(進行に影響しない口癖)のような自論である。
また信仰とは宗教的意義に囚われない何事かへの信用や信頼という側面も持っていて、天彦の場合はむしろこちらの意味での引用の意味合いが強いだろう。
そして天彦はすでに菊亭家中ではある種の信仰の対象となっていて、迂闊なことも言えないほど家人の意識に影響を与えていた。当然、迂闊に寝込むこともできないのである。
刺傷して三日。術後32時間が経過して猶、天彦の意識は覚醒しなかった。
が、
「おはようさん。どないしたんや揃いも揃って辛気臭いお顔さんして」
「天彦、さん」
そんな感じのことを言う。なぜなら声が枯れすぎていておそらくはきちんとした言語にはなっていなかったはずだから。すっと手を出すとさっと湯呑が差し出される。白湯か、美味しいさんやわぁ。
喉の潤いを確信してさて、天彦はまず自分の腕にぶっ刺さっている点滴らしき物体を見て、え針太すぎんクスッと笑う。だが笑うと腹部に激痛が走る。ヤバいヤバい。笑えんとか地獄かな。葬式では笑いをこらえるタイプの天彦としてはこの状況はかなり酷。すると体力がないからか労せず可笑し味が失せてくれたので気分を切り替え、この場に集う家人たちの顔を順に一頻り眺めていく。
あ佐吉やりおった抜け駆けとかいっちょ前やん。佐吉の結われている髷姿にまた笑かされそうになり、次いでフライングでもうすでに号泣しちゃっている雪之丞にぷぷぷまたおもいきり笑かされそうになり、すると最もヤバそうな目性をしていた人物で天彦の視線は止まった。そやった。
「レオン。お仕事のお邪魔さんして堪忍さんなぁ。この通りやでぇ」
「殿、殿っ」
「誰も責めたらアカンむろん自分も含めて。悪いんはぜーんぶ身共」
「くっ某が、某さえ……」
知らん知らん、後は自分で何とかしい。レオンこと氏郷に目で伝えてお次さん。
だが天彦はおいコラ気配ばんばんに振りまいている実益からは大至急急いで早く視線を切り、せーふ。最後に戻って一番近い場所に鬼気迫る雰囲気を撒き散らしながら陣取っている我が家令ラウラに視線を固定して言った。
「気張ってくれたんやろ。知ってるで。無理したんと違うか、おおきにさん」
「う゛ぅぅぅ、あ゛ぁぁぁぁ」
「泣くなんてラウラ、らしいんかな。知らんけど」
嗚呼ぁ――!
欲を言うなら針はもっと改良を、天彦の注文的つぶやきは大号泣祭りで掻き消される。
ラウラの絶叫が呼び水となり、やがて誰彼ともなく感涙に咽びある者は泣き崩れ、ある者は泣きながら報せを持って走り去った。
いずれにしてもこうして天彦は一命を取り留めた。
まだ当面しばらく安静は必要そうだが取り敢えずの峠は過ぎたようである。
「なんや眠たいん。悪いんやけどまた寝かしてもらうで」
「ごゆっくり。どうかお気の召すままごゆっくりどうぞ」
「さよか。ほなな」
「はい」
ラウラはどこか決然とした表情で天彦の眠りを確認すると、すっかり痩せこけてしまった天彦の頬をそっと優しく撫でるのだった。
【文中補足】
1、カピタン・モール(役職)
ポルトガル王の任命で在職中は管轄する船隊の指揮権一切を、また通商行為の全権を一任された職位である。派遣先に駐在する在留ポルトガル人や船隊に対する命令権、また派遣先政府に対する軍事・外交権限を与えられる場合もあった。
翻ってカピタン・モールには植民地拡大のための軍事指揮官の要素を併せ持つ軍事経験が必要用件と考えられていた。またその権限の大きさともたらす名誉と経済的利益からカピタン・モールには国家的功労者や王の側近が任じられることが専らであった。
2、フェルナンド・メネゼス
ポルトガル民兵組織オルデナンサス指揮官、ハプスブルク家イスパニア全盛(フェリペ2世マドリッド)時代の貴族、冒険家、ポルトガル海上帝国在外領土極東管理者、主に銀と奴隷の買い付けで巨万の財を成した。
3、イスパニア(スペイン)とポルトガル
半ば合併状態であり、この後1580年フェリペ2世が両国の国王に君臨してイスパニアのポルトガル完全併合状態となる。
4、新大典侍(しんおおすけ)
序列大典の第二位(後宮序列第三位)、内大臣万里小路久秀の娘(房子)、家格、名家。




