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雅楽伝奏、の家の人  作者: 喜楽もこ
弐章 臥竜鳳雛の章
35/314

#06 弾正少疏さん、あいつです

 



 永禄十二年(1569)一月二十三日(旧暦)今出川殿・菊亭仮屋敷






 朝家の本分は継承である。故に御家を繋ぎさえすればたとえ他がどうであれ大前提を果たせている。と仮定できる。

 するとその仮説から導き出されるのは公家の本懐である。公家とはなんぞや。朝廷の下僕である。理由は明快。なぜなら朝臣ちょうしんであることを自らで表明しているから。藤原であれ源であれ平であれ橘であれ、朝廷の臣としての朝臣あそんを冠し標榜しているではないか。天彦であるなら藤原朝臣と。異論は認めない。絶対則だ。


 ならばこの絶対則に紐づけられている義務こそが公家の本分である。残念ながら本懐としない公家も少なくない中、だが公家は本来須らくそのご神体の継承を御守りするまたはお手伝いすることにすべてを御捧げしなければならない。それこそが公家衆の存在意義であるからして。


 結論。それ以外はすべて余分、すべて支流、すべて雑事。大事なことなので二度いう。藤原であれ源であれ平であれ橘であれ姓はすべて朝臣なのだ。読んで字のごとく朝(帝)の臣である。わき目を振らず本分を全うしなさい。とはならないだろうか。


 と、天彦は声を大にして訴えたいのだが、


「そうと違いますやろ天彦さん」

「じっじ、痛いです」

「痛むようにぶったんやから当然であらしゃいます」

「虐待と違いますやろか」


 ビシッ――!


 容赦ない打擲で天彦の世迷言は粉砕された。


 雅楽指導にだけはオニ厳しい天彦じっじお師匠さんは聞いちゃくれない。

 それも本分、これも本分と本分の大安売り。真顔で本分をつぎつぎ枝分かれさせてしまう始末で手に負えない。それもこれも今出川家が支流だからだろうか。本流に対する無意識のコンプレックスとか。あり得そう。


 だが天彦は首を傾げる。合理性がないからだ。じっじもぱっぱも意外にも実利主義だ。伝統や格式など一見すると重きを置いているように見せて、その実歯牙にもかけていないことがわかる。なにせ自分にもそのアイデンティティが色濃く受け継がれているのだから。


 するとこうまでセンスのない連枝に家業を引き継がせようとする行為そのものに疑問が生じる。なぜだろうか。

 家業の継承作業に自由時間のほとんどを割かれてしまっては何もできないから言っているわけではない。泣き言ではなく事実として。

 再度念のために。けっして中啓(扇)でコードを間違えるたびに手首や掌や肩や額をぶったたかれるのを厭がっての取って付けではない。瞳をうるうる潤ませながら切実そうに心情に訴えているように見えるのもきっと気のせいである。断じて。


「はぁ、なんべんゆうてもそこで引っ掛からっしゃいますなぁ。こればっかしは血の系譜ではどうにもなりませんのんか」

「技量に血とか笑――」

「わら、なんや」

「なりません。こればかりはどうにもなりません。ごめんなさい」

「黙らっしゃい。こんな筋の悪いお人さんは初めてや」

「なぜ身共にこだわるんですか。血が入った連枝ならようさん居たはるのに」

「ぼんさん、それ本気で訊いたはるんか」


 ひぃっ。理由は認めたくないので知らんぷりするが、いずれにしても間違えたようである。


「余計なことを申しました。ごめんなさい」

「殊勝な言葉にはだまされませんへ。ぼんさんはお狐さんの化身であらしゃいますからなぁ」

「ほな菊亭で五山の領有権を主張してもよろしいやろか。あのお山どうしても欲しいんです」

「なんと不埒な。そういうとこや。畏れ多くも寺領さんを我が物にしたいなどと宣うそのお心構え。我が今出川にそんな卑しい連枝は居らっしゃりませんのや」

「あ、えと、欲張りを反省します。ほんの冗句のつもりでおじゃりました」

「口ばっかしお達者さんで。まあええ、お茶にしよか」

「はい」


 孫との交流というよりも、何かの先生と弟子。そんな関係性と対応を端々に匂わせる二人。むろん厳しく接しているのはじっじの方だ。おそらく寺子屋を退学になったからだろう。天彦は公家界では紛れもなく劣等生であった。おまけに帝の叱責の件もある。心配の種は尽きないのだ。

 天彦じっじは直接謁見して訊いている。だが愛あるかどうかは当事者にしかわからない、人の口伝というのは恣意的に改ざんされるとしたものである。悪意あるなしにかかわらず。


「どうぞ」

「いつもおおきにさんでおじゃります」


 と、そこにお茶と茶請けが運ばれた。じっじの給仕は相変わらず見ほれるほどの技前だ。いいえこちらこそ。若とのさん、たんとおたべくださいね。

 そんなほっこりするやり取りを交わし本命と向き合う。うん、無理だ。たんとは。

 またしても奇抜奇天烈な菓子である。第一感は食べたくない。なのにけれど天彦の脳は筐体にチャレンジを指令する。なんで。


「これはなんですの」

「何かは知らん。毒見はしてある。たんとお食べなさい」

「毒……、頂きます。もぐもぐ、しゃりしゃり、しゃくしゃく。……じっじ、一生口の中からなくならはらへんのやけど」

「ぺいしい」


 昆布由来の何かだろう。触感はわるくないが味がオニ終わっている。じっじお抱え料理人に直接指導しようか本気で迷う程度にはげろ不味かった。


「ずずず。馳走になりました」

「さよか」


 内なる興味を羅針盤とする天彦にとって、慣れもしくは飽きほどツライものはない。たとえば作法さえ覚えてしまえばあとは完全に事務作業化してしまう蔵人のお仕事とか。

 むろん管理する側が最適化を図る上で事務化ほど効率のよい合理化はないのだが、実務をこなす側からすれば低く見積もってもつまらない状況といえよう。


「辞めたいん」

「……」


 散々っぱら公家の本分の何たるかを解いておきながら、これ。おふざけにも程があった。じっじの目もそうとう冷たい。


「しんどさから逃げたらそれで仕舞いやで」

「いいえ始まりやと身共は思いますんです」

「ああ申せばこう申す。こう申せばああ申す。麻呂はぼんさんと意見を交換する気はあらしゃいません」

「甘えでゆうてるんと違います。時間が足りませんのです。偏に当家の困窮が原因です。何とか方策を練ってください」


 天彦じっじは一ミリの同意も寄せず一瞥すら寄越さない。

 時折り茶を啜りながら、ただじっと傷んだ中庭に視線を預ける。


 ややあって、


「天彦さん。巷でなんと言われているか知っておらしゃいますか」

「身共のことですよね。いいえ」

「一見すると武田から武田。けれどその実情は本流を切って傍流と手を組む。甲斐を切って諏訪と手を組んだんやと専らの噂なんやで。この意味がわかるか」

「ひょっとして危険分子やと思われてますやろか」

「ひょっとしてどころか。藤原の風上にも置けんという意味で平氏の再来やと京町雀どもさえ囀ってあらしゃいます」

「身共は藤原や。そんなアホな。そんな大それたことようせん」

「ぼんさんの考えなんぞ意味はない。周りがどう受け取るかだけが問題であらしゃいます」

「あ、はい」


 源氏言われたり平氏言われたり。なんでもええわ。

 天彦は宮廷雀どもにうんざりする。これならいっそ継承権など放棄して……。

 楽にはなれるだろう。だが口が裂けても言えない。家人を始め主君筋や家族の期待を裏切れない。たとえ勝手に押し付けられている義理事だとしても、この血筋に生まれた以上は負わなければならない宿命である。


 しゃーない。ほんまに厭々やけど、ちょっとだけ転がしたろ。人生の歯車を。


「左丞相さん。お一つよろしいか」

「……ほう。訊きましょか非蔵人さん」


 天彦は表情ごと気配を変えて凛然と言い放った。


「早晩畿内は大戦乱に巻き込まれます。出鱈目な数がこの都から逝くでしょう。身共はそこに入りとうない。みっともなくても見苦しくても、藻掻いて足掻いて生き残りたい。その鍵となるのが四郎勝頼。偶然得た知己ですが四郎勝頼を軸に行動方針を策定してます。それが何であきませんのん」


 天彦は率直に思いの丈をぶつけてみた。意外に反応は悪くない。じっじの表情から険がとれた。


「四郎勝頼は、天彦さんの言葉に動かされて謀反を起こさはったんやな」

「聞こえは悪いですけど、まあ、はい」

「ほなら一つ。何をゆうて動かしたんや。それだけ訊かせて」


 駆け引きは無用か。してもどうせ勝てないし。

 天彦は数分と掛からず方針を定めた。じっじ巻き込んだろ。


「星を読めと仰せやったんで読んで進ぜましただけです」

「何をや」

「色々と。ですが四郎勝頼さんがことのほか関心を示されたのは小山田の四文字です。半信半疑でしたけど東夷武田の四文字を付け加えると深刻な表情になり、綸旨発給予定期日を明かすと肝を震え上がらせて真剣に耳を傾けました」

「なんてことをしてくれたんやっ……!」


 じっじは烈火のごとく激怒した。あ血圧が。

 だが怒って当然である。帝の意思を捏造するなどと。たとえ星読みだとしても無礼千万、僭越至極。けっして許されることではない。


 だが事実。天彦からすれば確定している絶対に起こるであろう事実をほんの少しだけ前倒しにして伝えただけ。なので容易に命を張れた。なぜだか実益も裏書人となっていた。

 いずれにせよ悪意はない。多少の悪気はあったが。武田への雪辱はどんな場面を変えても必ず果たすつもりやったんやで。ようさん可愛がられたからして。


 天彦は説得を諦めずに根気よく解いた。なにせ感情問題は拗れたら絶遠まである危険な兆候シグナル。見逃すことはできなかった。

 すると四郎勝頼は調べ上げ裏を取った。そして側近小山田信茂の謀反を確信した。織田と通じている確証を得たのだ。だからこその決起、だからこその実効支配に繋がった。

 むろんそれだけではない。いくつもの積み重ねによって四郎勝頼の決心は固まっていった。自らのリアルで憐れで痛ましい最後も含めて。

 他にも甲斐以外で起こっている関東の動きを土産に持たせた。あるいはそれらの事実が信憑性に拍車をかけたのか。こんな手紙が舞い込んだ。



 甲斐模様及一翰、仍去此者御使者重而飛脚本望候、抑信玄于今躑躅ヶ崎居陣候、

 追而以相川煽可申述候条、不能細筆、恐々謹言、十一月末日、菊亭天彦殿


 大旦那四郎・神・勝頼 花押


 

 と、あった。


 今から押し込むという緊迫感が感じ取れた。またどうやら諏訪氏は神氏とされているようで、この敢えて武田氏を名乗らないことからでもお察しだが、当時の決意や覚悟が短い文章からでも感じとれた。


 流れを含めて、この手紙をじっじに見せるとじっじはやがて震え始めた。


「信玄公押し込めの裏にはこんな経緯が……、天彦さん、これをお一人さんで練らっしゃったんか」

「細部は実益と詰めましたが、はい」

「武田とは、いや四郎勝頼とはどうなんや」

「どうなんやろ。悪うはないと思いますよ」

「なんや頼りない」

「荘園は返ってきました」

「ほんまか」

「はい。条件なしです」


 じっじは「なんと」と言って今日一目を見張った。そして、


「ほな一つだけ訊かせてくれはるやろか」

「もういくつも訊いてはるような」

「ん?」

「いえ、はい。いくらでもどうぞ」

「今出川はお身内やな」

「当り前やないですか。なんやろそれ」

「訊かせて」

「お身内さんです」

「うん、ほなええんや。ぼんさん、あんたさんが立てた仮説を申してみ。訊ける話やったらきっちり訊いたろ」

「仮説ですか」

「そや仮説や。これからどない動くかの仮説。そしてどない対応するかの仮説。我が血肉を分けた内孫さんをお狐さんや化物やと思いたぁない。いじらしい爺心情くんだって」

「あ、はい。では――」


 長い夜になったとかならなかったとか。


 天彦は原則迂闊。だがいくら身内だとて細部までは明かさない。そこまでは愚かではない。よってあくまで戦略設定上の輪郭だけをぼかして明かした。いわゆる菊亭(今出川)生存戦略大成の目次である。表紙すら伏せていた。

 むろんそんな大綱はない。あるとしても天彦の脳裏にひっそりしまってあるだけ。


「なんやて」

「まだ掴みやけど。やめとく?」

「いや訊こ。これは訊かなあかん。おい茶や」

「はいすぐに」


 天彦じっじが果たしてどう受け止めたのかはさだかではない。だがこの日を境に菊亭家はじっじの住まうご隠居殿へと移り変わったことだけは確かである。個室げっと。




 ◇◆◇




 永禄十二年(1569)一月二十五日(旧暦)殿上の間・下侍






 秋の香りの代表格、金木犀油はオニ売れた。さすが徳蔵屋が請け負っただけあって富裕層、とくに大名や武家の女子にバカ売れした。公家は物欲しそうに袖を咥えていたんやろか。余裕のある家、あまり多そうには思えへんし。


 と、皮肉を込めたところでそれほどの敵意はないので悪口は早々に仕舞う。

 僅か数日で問い合わせ殺到。季節ものだから増産不可能といっているのに徳蔵屋からお願いという名の大懇願が三日と空けず舞い込む始末。全力土下座外交である。すっきり。仕方がないので天彦は請け負った。よって次なる代用品を探しているところ。


 あのクソ高利貸しのために骨を折るのは納得できないけれど金になる。その魔法の言葉に突き動かされどうにかない知恵を捻りだしているところではあるが如何せん時間がない。この体、身分だけは一丁前に上から数えた方が高い位置にあるくせして自由度が極端に低かった。じっじも辞めたらあかんゆうし。


 むろん天彦とて本気では言っていない。退官などしてみろ。漏れなく退位もセットで付いてきてやがて公家町から追放されてお仕舞いである。

 よって睡眠を削って脳内エクセルを叩いで心のキャドを引いているのだが労力と見合っているかは正直疑問だ。

 だがやるしかあるまい。ひと樽180貫文はかなり魅力だ。あの労力とコストでラウラ1.8人分を稼ぎ出す。一丁やってやりますか。気合を入れたそんな矢先、大事件が出来した。


「非蔵人菊亭天彦やな」

「はい、巡察おつかれさまです」

「うむ、ちょっとええか」

「なんですか。お人違いやと思いますけど」

「そう警戒せんでええ。ちょっと聞きたいことがある」

「厭ですけど」

「なにを」


 天彦痛恨。本当に咄嗟的に防衛本能を働かせてしまい拒否申告。もはや言い逃れはできない。低く見積もって拗れること請け負いだ。

 何か事が起こるたびにやはり人生はつくづくトレードオフだと思い知らされる。得れば失い両立はできない。ちょっとくらい欲張ってもええんちゃいますん。


 そんな愚痴をこぼす天彦は目下連続36勤目の宿直中。きらきらと期待に胸をときめかせていたあの頃の彼はもういない。果たしてそんなときがあったかどうかはさて措いて、どこか厭世的な表情で何かあれば噛みついてやると牙を剥いている戦闘ショタ常態である。

 因みに以々もっちぃは一勤一休のお大尽シフトで勤務している。しねボケっ。


 その怒りも込みで、


「弾正少疏さん、あいつです」

「なっ菊亭、貴様ァ……!」


 たった今も同僚を売ったところである。弾正台が何で職務質問または不審尋問をしているのかは周知の事実なのである。

 天彦はそんな事実が史実にあったのかは存じない。だが近頃、御奉公をさぼる不埒物が多くみられた。さぼるだけならいざ知らず、あろうことか出仕扱いで欠勤している不埒者が多く現れたのである。要するに代返が横行していたのだ。


 これには複数の事情があるがこの場では割愛する。簡単にいうと朝廷と将軍家の二君に仕えている公家がいるのだ。それもかなりの数の。

 究極的には金欠が原因。しかも尾張は強勢だ。よって天彦的にはとくに由々しきとも思っていない。誰しも自分が優先だから。


 だが取り締まる側はそうもいっていられないのがこの現状である。ユダを探せ。マリーを曝せ。天彦は気付けば売る。その崇高な民主革命精神で。将軍さんキライやし。どうせ反目やし。

 なにせファーストインプレッションから畜生呼ばわりされているので適否以前の問題である。


 これでまた世界の穢れが一つ取り払われたとかなんとか嘯いて、退屈に無理やりオモシロを挿入してみたのだがすべっていた。完全に。


「絶対に、絶っ対に許さんぞ、菊亭ぇ――っ!」


 果たしてこれで何人目か。三人だ。三人の天彦絶対コロスマンを生み出していた。

 そして怒り八割、口惜しさ二割をにじませた天彦絶対コロスマンこと大江俊直は弾正允に取り押さえられ連れ去られていった。

 と、このように菊亭天彦は皆が己を警戒して敬遠。まったく接触してこないのをいいことに好き放題暴れていた。疲れって人の正常性を奪うよね、ざまぁ。


 ざまぁ序に徳蔵屋が無条件で荘園を返還してきた。まあざまあだ。あの店からすれば部分的には大損だから。

 それに関連して、座を組まなければならない。盟主を八坂さんに据えた香油座の発足である。


 ああそういえば。久御山荘園の御代官、そろそろ決めなあかんのん。

 誰かええ人おったやろか。あかん、そんな有能な家来おらんのよ。おったら高給払うのに。


 ざっと思い浮かべただけでも絶望という文字が右往左往脳裏を過るだけだった。










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― 新着の感想 ―
[良い点] 戦国時代に30代の男が10代の娘をなんて普通にあっただろうし、年齢差のある男女関係を小説でそこまで気にしたことはありませんでした。あまり好まれていなさそうな主人公よりも、南蛮娘たちの暗躍の…
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