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雅楽伝奏、の家の人  作者: 喜楽もこ
十六章 貴種流離の章
258/314

#06 政情リスクと下町人情系主人公との互換性

 



 元亀元年(1570)十二月四日






 大前提、妹ちゃんかわいい。のは絶対の絶対に当り前として。



 月山富田城を完全包囲して丸二日が経過した目下、徳川家康不在の姫路城三の丸にはその陥落直前である月山富田城からの使者が訪れていた。


 天彦の眼前で故実の礼を示している使者は、やはり天彦の見立て通り土佐一条家を名乗ってきた。

 そしてその使者はご丁寧にも後宮からの御使者も伴いやって来ていた。


「ぐぬぬぬぬ……、想定外ねん」


 天彦痛恨。その苦渋のぼやきと表情からお察しの通り、土佐一条家は天彦も想定しない奇襲奇策の搦手を搦めてきたのである。

 その策は陰湿にして激痛であった。効きすぎるにも程があるほど。

 あの悪巧み師もびっくりな。あるいは戦国公家大名にもあるまじき、よもやの卑怯卑劣極まりない大搦手であったのだ。


 今出川の姫がことさら大仰に扇子を扇いだ。

 彼女の双眸は鋭くその瞳に引っ張られてか雰囲気も果てしなく冷たく怜悧な印象が勝ってしまう。故にともすると誤解されがちだが、実は……、極めて冷淡。むしろ冷酷そのものまである笑。


 だからこそ微笑の破壊力が半端なく、効果は覿面なのである。

 むろん彼女も自身の特性を熟知していることだろう。天彦をして男子ならば一国くらいは楽々ぶん盗ってくるだろう今出川有史以来の傑物、逸材とのことなので。


 特性を重々把握しているだろう撫子姫が下座に向かって微笑みを浮かべた。

 見る者誰をも圧倒する。かつ惹きつけること請け負いの。ともすると目の離せない怖気のするほど凄惨な笑みを浮かべて、下座に座る自身の片割れに向けて微笑みかけたのである。


 はっと息を呑む参列者たち。


 すると撫子姫は場を制していることに満悦の感情を隠さず、更に毒々しい微笑みを撒き散らした。

 果たしてどのくらい周囲を弄んでいたのか。

 ややあって満足いったのだろう。息を凝らして静まり返る室内に凛としたドラマティコボイスを響き渡らせた。


「菊亭さん、権大納言就任、祝着至極におじゃりまする。祝いの品は後程別件でお送りさんにあらしゃいます」

「……おおきにさん。そのお気遣いだけで十分におじゃる。夕星姫も健勝そうで何よりさんにあらしゃいます」

「おおきにさん。どこかの阿呆のおかげさんで気忙しい毎日を送っておじゃる」

「……その阿呆も一門のためお国のために日々奮闘しておじゃるのでは」

「ああ申せばこう申すと相変わらず賢しいことで何よりにおじゃる。ですが阿呆の行動などどうでもよろしい。ときに愚弟、いつまで妾を斯様な粗末な場所に侍らせるのか。あの日妾へ語った無限の愛とはその程度におじゃったのか。返答如何によっては妾の態度もお決まりさんにあらしゃります」

「無茶なことを。夕星姫、戦の最中、これでもお家来さんらが頑張った最上位のおもてなしにあらしゃいますんやで」

「妾は公家姫。大英雄家の姫におじゃる。野城などと申す無粋な場所は厭におじゃる。汚らわしい」

「夕星ぅ、無茶ばっかし申さんと。お兄ちゃんと同じくらいお城大好きゆーてたやん」

「ゆーてるかい! 次にその気色の悪い妄言を繰り出したらわかっておろうな」

「あ、はい。……でもお城さんは大好き申して嬉々として瞳を輝かせて喜んでたのはほんまにおじゃろう?」

「おのれいつの話を持ち出すのか。ならばこちらも返礼いたすぞ」

「ギブ」

「またしても奇妙な言の葉を操りおる。ならばよろしい返答や如何に」

「もっとお兄ちゃんを労わってほしいん」

「無限の愛」


 口は災いの元を地で行く彦は、痛恨だが敗北を認めた。

 そもそもこの策を用いられた時点で勝ちはなく、よくて引き分け千日手が関の山だったのである。


「……で、如何な待遇をお求めさんや」

「愚弟よ、よくぞ申した。後宮の使者の侍従たる姉を国賓として遇するがよい」

「むちゃくちゃか!」

「無理を通してこその交渉におじゃろう。違うのか。あの日妾に熱く語った言の葉も虚であったか」

「じんおわ」


 ささ、姫様。こちらへ参らせませ。


 天彦がフリーズするや否や佐吉が即座の応接。別室へ貴賓の間へと誘導していった。

 僅かではあるが碌を食んでいた面識のある是知はなぜか身体を小さく縮まらせ、存在そのものを消し去っていたけれど。



 そう。後宮からの御使者は実姉(天彦曰く妹)である今出川撫子姫(天彦曰く夕星)であった。

 正しくは正式な御使者は葉室の椛姫なのだが、その椛姫が侍女として撫子を従えやってきていた。つまり撫子姫が使者である。彼女たちの関係性を鑑みれば。


「殿、如何なさいまするか」

「ちょっとしばらく一人にして」

「はっ」


 月山富田城からの使者も一時下がらせ、和睦会談は一旦お開き。

 順調かと思われた征西も何やら雲行きが怪しくなってきたようで。

 撫子姫の登場によって何かを暗示するかのように風雲急を告げ、暗礁に乗り上げ寸前の青色吐息の様相を呈し始めるのであった。






 ◇






 姫路城三の丸執務室に設えられた天彦の私室にて。


「絶対に何かあるん」


 夕星(撫子)の登場は絶対に何かの暗示である。そう固く信じる天彦は、一からプロファイリングを始めていた。


 大前提、当り前だが如何な戦国大名とはいえ侵攻に大儀は欠かせない。

 大儀にも色々。だがその大儀の最たる名分が帝の治罰綸旨である。それ以上の大儀はない。

 そして織田家とて例外ではなく今はお隠れの正親町の帝より御綸旨を賜ってこの征西の大儀名分としている。

 そしてまさかのことだが使者の寄越した文には土佐一条家も同じく、その御綸旨を賜っていると認めてあった。つまり官軍となってしまう。


「まんじ」


 大儀と大儀が渋滞していた。帝さあ。



 ――って、思うじゃん。



 天彦は自作自演のツッコミを入れ、今は亡き正親町天皇を想い偲んだ。

 あのご賢明な帝がこんな愚かな真似はしない。するはずがない。それが一感。

 そして仮に臣下を惑わす二律背反パラドックスを意図的に作り上げられたのだとするなら、そこには必ず意図がある。それが天彦の直感よりももっと高度な次元の確信的第ゼロ感だったのだ。


 つまり天彦は帝の正義を信じて疑っていなかった。ともすると盲目的に。あるいは俯瞰的にも。


 ならば。


 もう一度情報を分析し精査する。どこかに必ず答えに繋がる重要なヒントが隠されている気がしてならないから。


「よろしいですか」

「ええさんよ。入り」

「失礼致します。お殿様、お好きな銘柄のお茶をお持ち致しましただりん」

「ん、おおきに」

「どうですか。お考え、纏まりそうでしょうか」


 天彦は曖昧な表情で返答と代え、だがルカには下がれとは言わなかった。

 ルカも空気を察したのか静かにおっちん。天彦の弱気の虫を察したのだ。

 天彦がルカをも縋る心境に陥るなど余程のことである。それを証拠に天彦の表情は終わっていた。少なくともルカにとって傍に侍って以来一度も知らない顔だった。


 ずず、ずずず。


 天彦は茶を啜りつつ思考の淵に潜り込む。

 その好物の銘柄の茶葉の味と香りを称賛することも忘れてしまって。


 第一に正体不明の押領戦力は土佐一条家であった。

 だが土佐一条家に海を渡って戦争できるほどの戦力も財力もありはしない。ならば裏には必ず銀主スポンサーの存在がある。

 その可能性を天彦は実益の西園寺家介入を疑った。だが杞憂であると確信している。竹馬の友の助言によって。


 次に魔王信長の意図である。介入していることは紛れもなく、そこに徳川菊亭両家の弱体化意図が主題であることは明白である。

 だがならばこそ、この策は奇妙すぎた。これでは朝家の咎を責める口実があり過ぎるではないか。それは天彦の最も恐れる最悪の展開含みの流れであった。


 内裏解体。


 その可能性の大いにある悪質極まりない策だったのだ。

 だがどうだろうか。信長は公家を下には見ているが排除するとまでは考えていないはずなのだ。言動の端々からその意志は伝わってきているから。


 それが天彦にはどうしても解せなかった。

 自身の影響力を誇示するため後宮を刷新したい意図にしてもあり得ない。

 信長はあるいは天彦以上に次の帝とは昵懇の間柄なのだ。焦る必要など何もない。徐々に気に召さない公卿を排除していけばいいだけの簡単なお仕事である。


 そして問題はこの書状の存在であった。

 天彦は一枚の書状を袖から取り出すと、ルカにそっと差し出した。


「どない思う」

「失礼いたします。……要約すると一条家から手を引けと仰せなのですね。上人様は何かをご存じなのでしょうか」

「かもしらんし、純然たる苦言かもしれん」

「お殿様はどちらとお考えなのですか」

「わからん。今回ばかりはさっぱりねん」

「……ならば私でわかろうはずもございません。ですが一つ、この搦手は性質が悪い。いいえ筋が悪く思います」

「やろうなぁ」


 天彦がルカに差し出し読ませた書状の最後には教如光寿と認めてあった。

 そして筋悪とはむろん撫子召喚を指している。

 天彦を知る者なら絶対に用いないはずの愚策中の愚策である。何しろあの魔王が直々にならぬと請け負ってくれているのだ。触るな危険を魔王自身が体感したことによって。

 よって撫子登用は悪手にしても酷すぎた。最悪は族滅まである筋悪策なのだから。


 故にこの策を立てたのは同族公家であると確信している。

 彼らは好んでこの手の策を用いてくる。雅な調停者を気取っても、皮一枚剥げば所詮は守銭奴。巷に蔓延るただのブローカーと差異はない。

 その銭ゲバの筆頭。権力の権化が五摂家である。そして天彦の脳裏には“いの一番”に妖怪爺でお馴染みの九条植通の顔が思い浮かぶがそれはない。彼はすでにこの世とおさらばしてしまっている。ならばろの二番か、はの三番か。


 あるいはぜのゼロ番かもしれないけれど、


「一条さんから掘るしかないさん」


 綸旨を自由に操れるものは限られる。その観点からも土佐一条家を深掘りするのが近道だと直感していた。はぁ……まんじ。いずれにしてもそれしかない。

 天彦は地味でしんどい作業、ともすると徒労に終わる公算の方が高い思考を始めるのだった。






 ◇






「……これか。いやこれしかない。何をするん信忠さん。内もお外もしんどいやろ。しんどすぎるん」

「お殿様……!?」



 織田崩れ。



 二階崩れの変に見られたように。あるいは六角崩れの変に見られたように。

 崩れとは、身内のそれも極めて近しい筋の反乱によって大名家が滅びてしまうことを指す。


 織田家が崩れる。嫡男信忠の策意によって。


 天彦は語る。確信的に揺るぎない口調で訥々と。


「土佐一条家は五摂家一条室町家の庶流。そして土佐一条家現当主一条内政の室は長曾我部元親の娘におじゃる。また内府一条内基は二条昭実と昵懇の間柄。そしてその昭実の室の三の丸殿(さこの方)の母御前は慈徳院。そう。あの織田信忠の乳母におじゃる」


 猶、二条昭実は足利義昭より偏諱を受けて昭実と改名している。


 天彦は含みにそんな注釈も忘れずちゃんと付け加えた。

 そしてパンドラの箱を開けてしまった感情で、そっと問う。


「ルカ。どないさんや。これでみーんな繋がったんと違うやろか」

「……嗚呼、そんな、それでは」

「そや、織田の破滅は日ノ本の破滅や」


 破滅までいかずとも更に酷い戦乱の世にはなる。

 天彦とて織田家不在の国政など毛頭想定していない。


 あの三介がおとなしく従うはずもなく、すると織田家はこの世から消滅する。骨肉が争ったすべての大名家がそうであったように織田家とて例外では済まされない。

 結果的に仮初としても上杉の覇権は確実となり、それ即ち究極的な武家社会を意味していた。それも極めて武辺に寄った。善きにつけ悪しきにつけ上杉謙信公とはそういった人物だから。後を引き継ぐだろう上杉景勝も同様に。


 そしてやはり天下分け目の大戦は避けて通れない流れとなろう。

 あの緑のおタヌキさんが史実の徳川家康公である以上はマストで確実にそうなる流れ。虎視眈々。

 善きにつけ悪しきにつけ徳川家康とはそういった人物だから。


 そして、最後に。


「算砂。……お前さんは何がしたい。身共に何をさせたいんや」


 織田に重用されている本因坊算砂こそこの一連の黒幕、策の中心にあると天彦は確実視している。

 なぜなら策が陰湿で陰険。自分に通じる匂いが濃い。但し天彦と決定的に違うのは、その策に見え隠れする思想の根底に隠しきれない暴力性と残虐性が宿っていること。

 そして何より算砂の目下の役職は織田出羽介付き家老。出羽介とは言わずと知れた奇妙丸こと嫡男信忠公のことである。


 繋がらないことの方が無理がある。それほどの密接濃厚な暗示である。

 ともすると策意を当ててほしそうに感じるほどに。


 そして天彦が本因坊算砂を思うとき、懐かしさより戸惑いが勝ってしまう。どうしても。どう抗っても。


「いったん長曾我部家から攻めてみるか。ルカ、どない思う」

「この重大な決定に、このルカを頼ってくださいますのでしょうか」

「何を今更。ルカこそ菊亭一の忠臣なり。身共はそう思うておじゃる」

「ありがき幸せ。ならば一言申し上げまする。その前に、長曾我部殿と言えば、当家一門の菊池権守に押されている大名にございますね」

「そや。身共の出現で割を食っているという意味では一番かもしれへんな」

「ならば菊池をお呼びください」

「九郎も交えての悪巧みか。ふむ、悪うないな」

「はい。海賊は信用なりませんのでご内密に」

「村上か。……あるいは一丁噛んでいるやもしれへんな」

「かもしれないではなく噛んでおります。確実に」

「さようか」

「はい。然様にございます。くれぐれもご用心くださいませ。そして思う存分企らんでくださいませ。お殿様にはこのルカと、ラウラ様の射干党が確と控えておりますれば」

「おおきにさん。頼りにしている」

「はいお任せあれ。しかしお殿様は博識にございます。もはや御博識では説明がつかないほどに知見がお深うございます。ルカはときどき恐ろしく思いまする」


 ふふふ。


 この手の問いかけには笑って誤魔化すのが基本である。するとそれ以上は絶対に追求されない仕様であった。


 と、するとそこに、


「お待ちください。何卒、何卒」

「ええい喧しいわっ! 儂を誰と心得るか」

「重々承知してござる。ですが我が殿より、どなた様もお通し召されるなとの下知にて何卒、何卒お控えくだされ」

「儂と亜相の間柄は常に無礼講じゃ! 邪魔立てするなど言語道断。下郎、退け、退かぬか」

「ご無体な。何卒、何卒――」


 そんな間柄の人はいない。過去も未来の現在も。

 天彦はたまらず頬を紅潮させて、ともすると耳を塞ぎたい心境で大騒動の方へ視線を配った。


「がはははは、儂、見参――! そこにおったか天彦、久しいの。息災であったか。健勝そうじゃの」

「……茶筅さんほどではないけれどね」


 がははははは。そうか、そうか。


 まさしく渦中の人。天彦曰く主人公中の主人公。織田三介信雄が快活な笑い声を響かせ来臨した。


「可笑しな人だりん」

「激しく同意ねん」


 彼は存在するだけで周囲に笑いと戸惑いを振りまいた。


 主に戸惑い要素が強いのだが、いずれにせよ常に何かを押し付けた。それが然も双務契約であるかのように。

 今回はどうやら己に主人公の資格があるのか。鼎の軽重を問われにやってきたようである。知らんけど。

 だが、かのような絶好のタイミングで姿を見せたのは間違いなかった。


「で、茶筅さん。御本意は」

「お前ばっかりずるいぞ。暇じゃ。儂とも遊べ」

「あはは、ですよね。で、謹慎はお解けさんにならはったので」

「馬鹿め、親父の激怒がそう容易く解けるわけがなかろう」

「お前がアホやろ」

「なんじゃとぉ!」

「ではどうやって参られましたん」

「こそっとな。じゃが安心いたせ。それなりの戦力は連れて参った。がははは」

「あははは、やっぱしアホねん」

「貴様、なにをぉ!」


 らしい。大軍を引き連れて、こそっとね。


 笑笑笑笑。


 頭のネジが緩むどころか飛んで弾けてしまったようなおバカだが、憎めないお人好しであったとかなかったとか。


「茶筅さん、おおきに。この通りにおじゃります」

「な、なんじゃ改まって」

「だって身共の身を案じて駆けつけてくれたん。知ってるん」

「あ、あ、阿呆を抜かせ! ただの暇つぶしの気まぐれじゃ!」

「はいはい、気まぐれ気まぐれ」

「な、なんじゃぁ!」


 ルカはまるで尊いものを見るような生温かい目で、二人のやり取りを愛でるのだった。


 けれど本物のヒーローはけっして遅れてはやってこないとしたものであった。とか。












【文中補足】

 1、大納言

 大納言だいなごんは、太政官に置かれた官職の一つ。太政官においては四等官の次官すけに相当する。訓読みは“おほいものまうすのつかさ”。

 唐名は亜相。官位相当は三品・四品または正三位。現代の国務大臣に相当する政府の高官。

 よって天彦は今後通例的に“亜相”と呼ばれることになる。

 猶、天彦の就任予定である権大納言の権は“定員外の”という意味合いがあるだけなので大納言との差異はない。


 2、土佐一条家(一条室町家の庶流)

 当主、一条内政(いちじょう・ただまさ)。幼名万千代 1557~

 正室に長曾我部元親の娘を迎えている。


 3、長曾我部家

 当主、長曾我部元親。

 当作雅楽伝奏~では菊池・村上氏の勢いに押されてかなり不利を強いられているものの、目下菊池勢の四国制覇を阻止する唯一の抵抗勢力として存在感を発揮している。


 3、二条昭実(にじょう・あきざね)1556~

 第十五代二条家当主。従三位権中納言。

 天彦と宿怨のある二条晴良の子、母は伏見宮貞敦の娘・位子女王。


 4、幻の副題 雪の果て、春光とき袖の露かな


 雪の果て。雪が溶けて消えること。

 春光る。日差しの中を一陣の風が吹き抜けるイメージ。

 袖の露。涙のこと。


 センス壊滅しててくそわろwwwということで普通に差し替えました南無









はい。結論は持ち合わせておりません。やばい逃げろ

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