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雅楽伝奏、の家の人  作者: 喜楽もこ
十五章 気焔万丈の章(本編合流編)
252/314

#08 愛とか情とか確率変数の収束とか

 



 元亀元年(1570)十一月十八日






 大前提、守るべきものは法や一般倫理ではなく、もっと身近な正義だとして。


「銭より強い正義あったら挙げてみればええさんや。でゅふ」

「あらまあ」

「なんや」

「思っていても口に出してはなりません。卑しいですし何より天彦さんには似合いませんよ」

「守銭奴上等ねん」

「いけません」

「あ、うん」


 お説教が心地いいとか。これが世に訊く愛なのだろうか。違う。


 イスパニア海洋帝国、並びにイエズス会と合意を取り付けた翌日午前。


 目下茶会はお泊り会へと名を変えて依然継続中。即ち海賊と宣教師たちは黒田家の人質が無事な形で返還されるまでの集団人質として、菊亭・徳川連合征西軍の監視下に置かれている。


 そんな状況なので城内はどこか澱み濁りつつもひりついていて。単的に言えばヘイト感が充満し、そこらかしこで不穏な動きが散見された。


 そんな中にあってそこだけは濁りや澱みが消えて冴えわたり、けれどけっして冷たくは感じないそんな空間を演出する翠色掛かった双眸が。

 これまた他とはまるで違いどことなく世界を隔絶させる気配を纏うキッズの全身をまるで覆いつくすかのような柔和な視線で見つめていた。


「天彦さん。およろしいので」

「ええさんや」


 天彦はラウラの包括的な問いかけに柔軟性を以って即答した。

 即ち自身の一党が起こした謀反の責務の件。

 自身の離反の責務の件。

 誘拐ビジネスに加担していた勢力に一時とはいえ籍を置いていた責務の件。

 人質策の件。

 当然それらすべてを承知していた件。

 そしてその人質案件の咎を一切合切問わないでくれと天彦に秘密裏に申し入れた責務の件。

 そしてそれを承服させた罪悪感の件。

 それに伴い結果、天彦の負担が大きくなってしまう家来筆頭としての不甲斐なさの件。


 これらすべて罪過に相当する。何一つとして軽微な罪はないほどに。

 少なくともこの法が明文化されておらずふわっとした正義感だけで裁かれる戦国元亀の世の倫理観では、誰が何と言おうとも絶対の絶対にギルティであった。


 天彦はそんな包括的な問いかけをすべて承知で“赦す”と答えた。

 もうすでにこれ以上ないほど気は許しているので正しく赦すと答えたのである。


「ですが」

「ラウラ。これまで一度でも身共がオチを付けんかったことがあるか」

「あります。大ありです」

「あ、はい」

「うふふ。ですわね。僭越でございました。うふふふ」

「なんやその笑いは」

「少しだけ大人のお顔になられましたね」

「少し!」


 いつもより心なしかツッコミの声にも張りがある天彦の、背は2センチものび太くん。

 その心は、のび太くんのように何も考えずもう語感だけで喋りたい。

 何しろその2センチですら盛っての2センチなのだから。実数は60厘です終わってます。

 でんでん太鼓を打ち鳴らし寺の境内で両足をぷらぷら、世界に向けて悪態を吐いていたあの頃とほとんどまったく変わっていないとかじんおわ。


 成長の兆しさん! お仕事してや。


 天彦は成長の神に喧嘩を売る気満々で悪態を吐く。そして天に唾したそのついでに豊穣の神にも文句を垂れる。いかがわしい存在上等の感情で。


「なんや」

「うふふ」

「なに」

「いつまでもかわいい御方」

「おまっ」


 どれだけデカ盛りでもそれだけはけっしてあり得ないことはさて措いて、世界には通用しても、だがラウラには通用しない。

 彼女は何でもお見通しなのである。彼女には何でも見透かされる。

 むろんこのように知って知らぬ素振りはしてくれても。例えば天彦の照れ隠しの偽悪的振舞いなどが最たるもので、見抜けぬはずがないのであった。


「されど何らかの形で罪は清算しなければ」

「身共が請け負った。それで仕舞いや」

「いいえ、家中に示しがつきません。わたくしを再度迎え入れるお心算ならば」

「手放した覚えはない」

「それは無理筋にございます。天彦さん。御承知でしょうに。無理はいずれ祟ります」

「知らん知らん」

「いけません」

「くどい! あくまでレンタル移籍。ラウラが身共の元を離れた事実など過去現在未来の史実に措いても一ミリもこの世には存在せぬ。この意志、身共がけっして曲げぬと承知いたせ。夜、居るか!」

「はっ、ここにございます」


 すると夜申がどこからともなく姿を見せた。


「先ほどの言、確と祐筆に認めさせ家中に徹底させよ」

「はっ」


 これにはラウラも呆れ顔。知ってはいたが頑固に磨きがかかっていた。

 融通が利くように見せてこれで天彦、相当かなりの頑固者である。


「あれが?」

「ん、ルカの手下や。見どころはある。仕込んだってくれ」

「畏まりました。ですが天彦さん、世に無い概念を持ち込むのも程々になさいませ」

「今更ねん」

「程々になさいませ」

「……うん。おおきにさん」

「はいどういたしまして。でも、嬉しいです」

「そうか」

「はいそれはもう。ラウラは天にも昇る気持ちにございます。うふふ」

「ん」


 雪之丞を除けば初めて自主的に従ってくれた一番目の家来。いや家族。

 喜ばれて嬉しくないはずがない。過去・現在・未来においても、とくに家族の情に飢えている天彦にとって、この疑似家族形態はこの世に執着させる唯一掛け替えのないものであった。


 テレテレ彦は感情を誤魔化すために早口で言う。


「ラウラの心残りは提督か」

「あはは、まさか。あんな量産型の殿方などこのわたくしが。おやめください侮辱ですよ」

「ではなぜ庇う」

「……実家の都合としか。申し訳ございません」

「あいや、詫びさせる意図はなかった。ええさんや。皆いろいろとある。ほな心残りはやはり……」


 旧射干党。


 一党の文字は言葉にさえされず、天彦の吐き出す苦渋の吐息と共に苦々しく解き放たれた。


「然様にございます。ご迷惑をおかけいたして、お詫びの言葉もございません。イルダにコンスエラ。あの者共は地獄の果てまで追ってでも必ずやこの手で始末をつけます」

「それは始末がついている」

「では」

「ルカがな。会うたらようさん労ったって」

「ルカ。……あの子が。はい。確と承りましてございます。ですが天彦さん」

「承知。みなまで申すな」

「……殿」


 イルダとコンスエラ。


 二人は必ず生き延びている。それこそ水が低きに流れ落ちるよりも鉄板で。

 最初の家来はラウラだけではなかった。故に許す。赦さないが許すのだ。

 そう。あの苛烈な魔王ですら実の弟は討てなかったのと同じ理屈で、彼女たちも同様に共に笑い苦しんできた天彦にとっての家族であった。救われた回数に至っては一度や二度ではきっと利かない。


「イキリタイム発動の巻!」

「……」

「だが詫びの言葉はあってもええさんや。それが使用者責任というものや」

「ごめんなさい」

「ん。確と受け取った。これで仕舞いや」

「そういうわけには参りません」


 デスヨネ。ラウラも頑固。それはラウラが傍を離れていた期間分、痛いほど知っている。天彦は虚空を見つめて渋面を浮かべる。

 だがあの一件は何度考えてもすべては自身の落ち度に帰結する。

 ならば教訓。相当かなり痛恨のお高い授業料とはなってしまったけれど。


 ややあって二度三度首を横に振ると、


「権利は誰れにても重んずべく責務は誰れにても苦るしかるべし、や」

「ですから」

「一党の責は当主が負い、一門の責は身共が負う。よってこの咎は身共にあり。それでええさんと申している」

「ですが」

「それともラウラ。お前さんは身共を裁くか」

「他にはそれで通用するのですね。ですがこのラウラには――」

「それでええさんと申したぞ」

「っ――」

「語気を荒げて堪忍なん。でももうこれにてお仕舞いにいたせ。お前さんはいつものように銭、銭、銭と耳元で姦しく囀っといたらええさんや」

「もう! ……ですが、はい」

「ん。我が家令よ。これからも、いやこれまで以上に宜しゅうお頼み申し上げさん」

「はい。こちらこそ末永くこの命果てるまで、よろしくお願い申し上げます」

「申したな」

「はい。申し上げましてございます」

「くくく、この大嘘つきの黒鳳蝶め」

「うふふふ。お互いさまです御狐様」



 シャンシャンシャン。



 と、そのタイミングでどこからともなく神楽鈴の美しい音色が聞こえた。


 すると続いて、


「べんべんべんべん、てぃん。ぴーひょろろ、ぴーひょろろ」


 どこか覚束ないながらも歴とした琵琶の音色とそして、竜笛の凛とした音色も聞こえてきた。


「与六やな。相変わらず美しい音色さんや」

「お雪さんも。何と上達されましたこと」


 彼らの意図は明確。この澱んだ空気を清浄する心算なのだろう。菊亭名物雅楽セッションによって。

 天彦とラウラ。二人は失った時を取り戻すかのように、お世辞にも美しいとは言い難い姫路城の武骨な中庭を眺めながらそっと耳を澄ませるのだった。


 と、


「調和!」

「うふふ、困った方々」


 すると木魚、鈴、銅鑼、板木など様々な楽器がセッションに加わってきた。

 こうなったらもうむちゃくちゃ。


 ややあってぼぉー。


「おいて! 法螺貝はさすがにアカンやろ。仮にとは申せ未だ戦の最中やぞ。……ええねんけど」

「およろしいので?」

「ええやろ。よしとしたろ」

「まあ。ときにあの周囲の和音に反発するような自己主張の激しい方はどなた様で」

「……」


 天彦は名誉を守った。どうせ秒ですぐにばれる。


 そしてぽつり。


「是知さあ」


 表向きは困った風につぶやくのだった。知らんけど絶対そう。


 と、そこに。


「殿、昼餉の御仕度整ってございまする」

「ん。おおきに。ところで佐吉は自慢の小鼓でセッションに加わらんでもええのんか。身共は好きよ佐吉の小鼓」

「はっ、恐悦至極にございまする。ですがお務めにございますれば」

「仲間外れ、ではないか。ええか佐吉、たまには緩めんとあかんよ。張り詰めた糸は脆いんやで」

「はっ、心致しまする」

「ほんっっっまにわかってるんか」

「……言上をお許しくださいませ」

「畏まってどないしたん。申してみ」

「はっ、ならば申し上げまする。お言葉ですが某は人なれば。何があろうと弛みませぬ。ですが、はっ。殿のお言葉なればこの佐吉、重々心致しまする」

「そのお人さんやから申してるんやで」

「はっ。殿のご厚情、感謝申し上げまする」


 無理っぽ。


 知っていたのでそれ以上は踏み込まず、


「ほなラウラ。参ろうか」

「はい」


 するとラウラが、


「佐吉さん」

「はっ」

「戻りました。よろしくお願いいたします」

「はっ。お帰りなさいませ。一門一同、このときが来るのを心待ちにしておりましてござる」

「あら嬉しい。ですが何も訊かずに迎え入れてくださるの?」

「むろん。家令様の挺身は家中誰もが承知しておりまする。政所扶などはぐちぐちねちねちと小言を申されましょうが某が斬り捨てまする、案じ召さるな。こちらこそご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げまする」

「立派になって。よしよし。つんつるてんもお似合いですよ」

「くっ」


 頭撫で撫でって。それはちゃうやろラウラ。


 だが佐吉。


 天彦にとってこれは嬉しい誤算だった。何せ天彦、ラウラの帰参に関して一番に佐吉の顔が思い浮かんでいたから。

 家来で反発があるとすれば筆頭は政所扶。だがあれは怖くない。利を提唱してやればチョロいから。問題は佐吉だった。

 彼は理非では動かせない。利など以ての外。佐吉の行動原理はすべて彼の理念による。それこそもはや呪縛のように。佐吉を縛り付けている。


 そんな佐吉だからこそ。裏切らないと信じられるのだが。故に天彦はいの一番に佐吉の顔が思い浮かんでいたのである。


 だがそれも杞憂であった。


「佐吉」

「はっ」

「傍に居ってな」

「むろん。この身が朽ち果てるその日までお仕え致します所存にて」


 いつの日か天下を決する大戦の、軍扇を揮う日が参るその日まで。


 天彦の耳には確とそう聞こえていたとかいないとか。


 こうして少し憂いの晴れた天彦は、午後から予定している会談前の昼餐会の呼び込みに応じ向かった。




 ◇




「光、……松寿よ。息災で戻った。嬉しく思うぞ」

「留守中、ご不便をおかけいたしてございまする」

「何のこれしき。不甲斐ない某を許せよ光」

「ありがきお言葉。感謝の言葉もございませぬ。父にも必ずや申し伝えておきまする」

「頼んだ」


 官兵衛の元に正室櫛橋伊定の娘光と嫡男の松寿丸が無事な姿で戻ってきた。

 嫡男松寿丸は後の長政。天彦は、つくづく彼は人質家業に縁があるのだと、そしてこの世に業が深いのだと不謹慎ながらも笑ってしまうのであった。


「権大納言様。御温情頂戴仕りましたこと、伏して御礼申し上げ候」

「ん。黒田官兵衛孝高、大儀でおじゃった。これを以って菊亭一門に参画することを許すものなり」

「ははっ! 栄えあるご一門に参画できましたこと、この孝高、祝着至極に存じ奉りまする。粉骨砕身、末席より精進して参る所存にございますれば。一族一門御一党の皆々様に置かれましては、ご指導ご鞭撻のほど、何卒御願い申し上げ奉り候」


 天彦は大軍師をゲットした。てってれー。


 だが手放しには喜べない。何せ官兵衛、天彦の脳内では黒田勘弁と変換されるほど予測不能な稀代のトリックスターである。

 そして一方では極度の覇権主義者でもある。つまり努々油断ならなかった。


「官兵衛」

「みなまで申されますな。殿の顔に泥など塗れませぬ」

「そうか。ほな借りておこ」

「貸付など滅相もござらぬ。某、菊亭一の家来を目指しておりますれば。大儀の一言こそ何よりの馳走にござ候」


 ね。こんな感じに。


 菊亭から様の敬称が省かれ、天彦の人称も殿へと変換されていた。

 当たり前と言えばそれまでだが、通常この切り替えには時間がかかるものである。

 即ち官兵衛はこの一連の流れをすでにシミュレーションしているのである。そう読み解くと納得度が高くなる。

 そして官兵衛は天彦の人質奪還の件を掘り下げてくれるなという言外の申し入れを即答で請け負ってみせていた。腹に一物を抱えたまま。

 天彦なら水に流せただろうか。無理。絶対に形を変えてでも報復していることだろう。現在進行形でメネゼスの首をじわじわと絞めつけているのが証拠に。


「お前さんがはべっておったら、身共の身ぃさんも引き締まって丁度ええさん」

「光栄にござ候」


 やはりつくづく油断ならなかった。これと比較するとあのバカ知がどれほど愛らしいことか。あとで頭なぜなぜしたろ。

 だが不思議と怖くなかった。なぜだろう。これまでの自分なら恐怖心に身を縮込めていたはずなのに。


「あ」


 なるほど納得。

 そこには天彦を見つめる温かいより暖かい、柔和な翡翠色の瞳があった。


「佐吉」

「はっここにございまする」

「お仕事のお時間や」

「はっ」


 文を認める。今度は割と本気の熱量を思わせる筆圧。むろん自筆の。

 それもそのはず。

 天彦は人質の企みに始まり敵性勢力の殲滅ならびに徳川の弱体化、そして菊亭(西園寺)の責任問題といった魔王様の狙いをことごとく踏み潰し叩きのめした。

 控えめに言って激オコだろう。知らんけど。いや確実に業腹ではあるはずで。


 ならばすることはひとつきり。


 お仕事、お仕事。


「是知」

「はっ、ここにございまする」

「後宮に銭を撒く。生半可な銭ではないで」

「如何ほどを」

「そやな……五万貫ほど、予算を捻り出したってんか」

「なっ……、ご!?」

「なんや間抜け面晒して、まさか無理なんか」

「め、滅相もございませぬ! か、畏まってございまする」


 震えるぅ。


 奇遇やね是知。身共のお手手さんもぷるぷる震えてるん。


 だが銭は派手に切ってこそ生きて働くとしたもの。無駄であればあるほど効果を発揮するらしい。知らんけど。それが営業の極意らしいので。


「ご家令殿。ちとご相談したき儀がござる」

「長野さんがご相談とはお珍しいこと。ですがよいでしょう。では別室に参られませ」

「うむ。忝い」


 労せずして是知陥落。何しろラウラの金策能力はもはや意地汚いレベルで他を圧倒する。

 そしてそれは幾度となく主君天彦の窮地を救ってきた。家中にその事実を知らないものはいないのである。


 善き哉、善き哉。


「それにしても、なんでなん。こんな真面目に生きて結果も残してるのに……」


 なんで損するん。可怪しない???


 損をしているのかどうかは視点にもよる。果たして真面目かどうかも甚だ疑問が残ってしまうが。


 いずれにせよ自称中間管理公卿の苦労は尽きないのであった。











【文中補足】

 1、ダイスの法則

 一見偶然に見える事象であっても、大量に観察されればその事象がある規則性をもって発生していることがわかる。例えばサイコロを振って1の目の出る確率は振る回数を増やせば増やすほど6分の1に近づいていく。 この法則を“大数の法則”という。


 2、愛

 はなほじー


 3、情

 なにそれ食えるん?笑笑










これにて15章・気焔万丈の章はお仕舞いです。如何でしたでしょうか。

短いですがキリがよいのでこうなりました。如何でしたでしょうか。ドクシャーのお気に召せばよいのですけれど。


さて16章はどうしましょうかね。これ行け!これくれ!こいつ出せ!

リクエスト等大歓迎。どしどし受けて受けております。いやまんじに。割と本域で。


とか。では新章でお会いしましょう。ばいばいまったねー



PS、

前話(#07)のラウラとの再会場面、少し(けっこう)加筆修正をしました。

ちょっと物足りなかった方はごめんね。一読くだされば幸いです。


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