表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雅楽伝奏、の家の人  作者: 喜楽もこ
十四章 生生流転の章(余談編)
239/314

#13 公家の美学

どうぞ

 



 元亀元年(1570)八月二十三日 






 さあパクっと飯でも食ってサクッと商談しますかね。


「って思うじゃん」


 お待ちくだされ。天彦の先読み予告を立証するかのように、イケメソ侍が登場した。

 近場の茶屋で待機していた追放目付け万見仙千代である。

 仙千代はこの世の胡乱をすべてその二つのまなこに集めたような胡乱な目で天彦を見据えた。


「そちらの御三人は」

「見たままねん」

「煙に巻かれるお心算か」

「ちゃうよ? 普通に毎日市で知りおうたん」

「ではなぜあなた様に同行を」

「それはあれや。……当家に出仕に参ったから」

「……菊亭様。あなた様は某のお役目を何と心得ておられまするのか」

「あ、はい……」


 意訳すると“オマエ俺を舐めてんのか”になる。

 そういうこと。しかも仙千代は意訳せずとも原文ままで十分伝わる怒気を放って天彦をきつく睨みつける。


「お仙。身共とお前さんとの仲や。ここは黙って見届けておくれ」

「そればかりは菊亭様のご依頼と申せ、承知致しかねまする」

「依頼なんて固い。お願いと言っておくれ」

「くっ、……ずるいお方だ。あなた様はそうやって無類の魅力を振りまいて、我が殿も籠絡されたのですな」


 そんな魔法のスキルあったっけ(鼻ほじー)


 天彦は内なる自信を隠し通し、妙に神妙な面持ちで仙千代の瞳に訴えかける。


「いけませぬ。いけませぬぞ」

「ほんまのほんまに?」

「っ――、ほ、ほんにいけませぬ。こればかりは某の一存では何ともなりませぬ」

「ふーん」


 なるくせに。でも案外手強いかも。


 天彦は攻め口を変える。


 だがそう難しくない攻城戦のはずである。何せ彼はすでにデレていて大義名分さえ与えてやればほいほい目を瞑ってくれることは明らかである。……などという都合のいい話はなく。


 万見仙千代重元はガチ勢。むろん織田信長ガチ信奉勢である。そうでなくては織田家の延いては信長の侍臣など務まらないので鉄板の絶対である。

 よってそれは天彦に好意的であるとか無いとかとは別ベクトルの方向性の意思である。

 何しろ彼のこの場での独断専横は確実にお家の滅亡に直結する大事。おいそれと判断を下せる案件ではない。


 そんな仙千代の脳裏に「狐を見張れ。道中一切の仕込みを許すな。よいな」という主君信長の厳命がリフレインする。


 命令順守はマストの絶対。織田信長に仕えるということは個の思想や人生哲学を放棄することに等しく、個人の意思は無に等しい。つまり織田家は現代企業にも通じる絶対的イエスマンでなければ相当務まらない企業体質であった。

 尤もそれは織田家に限った話ではない。この時代の武家全般に漆黒の黒に近しいブラック体質がはびこっていた。


「しゃーない。お仙」

「はい」

「織田さんに必ず理になる案件やと前置きした上で」


 天彦は言うと勿体ぶって愛用の扇子を広げ大仰に振舞って、


「神屋との交渉の場に立ち会わせたろ」


 飴ちゃんで釣った。それも黄金の。実に……せこい。


「なっ……!」


 だがこれまで頑なだった難攻不落の万見城の城門が少しだけ開いた。あるいは閂が外されたのか。いずれにしても攻略の糸口をつかませてしまっていた。

 だが隙を見せたらお仕舞いです。でお馴染みの悪巧み彦に隙を見せてしまったのだ。それは陥落のフラグに十分であった。


「ん? お仙、“な”何さん。何さん“な”」

「……底意地の悪い。ゴホン。神屋と申せば豪商犇めく博多商人の中心的商家。如何な菊亭様と申せど籠絡は容易ではございますまい」

「ふーん」


 意訳すると、その手は食わない。となる。

 仙千代は天彦が神屋籠絡の手段として自分を帯同させようと企んでいると踏んだのだ。仙千代の立場ならそれも十分可能なので仙千代の見立ても強ち外れてもいない。あるいは唯一の正解かもしれない。但し一般的には。


 だがここに居るのは一般という言葉からは大きく乖離した絶遠者である。

 天彦の思考にそんなありきたりで姑息な手段はない。浮かんでさえいない。あるいは思っても使わない。なぜならそれでは悪巧みにならないから。

 織田家の利用とは即ち裏を返せば正攻法である。正攻法とは正道である。

 大菊亭の枯れ葉看板は裏街道に咲いてこそその存在感を放つのである。とか。

 要するに悪巧みを働いてナンボであり、如何にその悪巧みから一文でも多く銭を引っ張れるかが美学である。

 美学は盛った。だって魔王を搦めるとたっぷり銭持っていかれるもの。あいつのお強請り桁がバグっててヤバいねん。堺会合衆は口だけで二万貫(未来の現代換算レートで24億円)強請られた。天下人うざ、だる、しんど。そういうこと。


 さあ仕上げよう。


「仙千代。お前さんは身共を舐めすぎ」

「舐めてはござらぬ」

「だが勘繰ったことは事実におじゃろう。この遡れば古くは朝家にも通じる清華家筆頭貴種菊亭を勘繰るとは、お前さん。甚だ不遜にあらしゃいますなぁ」

「あ、いや、それは……、謹んでご無礼をお詫びいたしまする」

「よい。許す。ならば仙千代」

「はっ」

「万見の名は一切伏せ、かつ信長公の御威光にも縋らぬと霊亀山のお誓い申し上げるん。これでどないさん?」

「……約定が違えられぬのであれば是非もございませぬが」

「名言いたせ!」

「はっ、是非もござらぬ!」

「よし。よくぞ申した」

「ありがた……き? あれ、あれれ」


 くくく、仙千代は落ちた。


 そも理由付けに正当性さえあればそれでよかった。魔王は能力主義かつ結果主義のお人だから。つまり実利があればそれでいいのだ。ボコカスにどつきまわされるだろうけれど、それは仙千代の領分であり天彦の預かり知らぬことである(棒)。



 閑話休題、

 さて、あれほど頑なだった仙千代は落ちた。それもそのはず。天彦は己の価値を知っていた。

 つまりなぜなら交渉の場に立ち会えるということは、即ち噂に聞く天彦の交渉術や神通力の一端を垣間見れるということに他ならないから。

 その経験値と価値は銭換算で果たしていくらか。金千両詰んでも経験できないだろう貴重な場面。知らんけど。

 いずれにせよこの誘惑の呪文は仙千代でなくとも上を目指す武士ならば誰もが垂涎の申し出であった。


 とくに刀や槍働きを主たる出世道具とはしない文系技官であれば猶更のこと。


「それではもう一つ条件を付けさせていただきたく存じまする」

「欲しがりすぎねん」

「某は覚悟を決め申した。この英断に意気を感じ何卒お聞き入れいただきたく」

「参ったん。さすがは織田家生え抜きの文官さんなん。特別許そ、ほんまはあかんねんで」

「忝く存じまする。では某からは――」


 ふふ、やりおる。


 きっちりと個人の利益も確定させようと試みた仙千代の申し出に、天彦は二つ返事で応じてやりルカの帰還を待つべく一旦宿へと戻ることにした。






 ◇◆◇





 元亀元年(1570)八月二十五日






 追放見届け役万見仙千代を口説き落とした翌々日。天彦一行が向かった先は堺代官所のある行政区であった。


 会談は二日ほど延期されてしまっていた。というのも先方神屋宗湛の都合がどうしてもつかなかったのだ。

 商家が公家を待たせるなど甚だ不遜ではあるが神屋といえば子供でも知る大豪商。あちらにも都合がありきっと予定は秒刻みで立て込んでいるのだろう。

 日ノ本でも上から数えた方が早い貴種良血の天彦よりも優先させなければならない予定が数多あって。と、天彦は気長に構えた。


「ええのん。今や落ちぶれてしまった菊亭の菊亭は雅号なん。商人に足蹴にされても身共は堪えるん。気高く耐えるん。およよ……、宗湛しばく」

「おのれ神屋め、舐め腐りおって!」

「商売人風情が我が一門のご当主をお待たせするなど、言語道断ッ! 我が愛刀の錆にしてくれるわ」


 邪悪ショタ彦のわかりづらいボケにも間髪入れず乗ってみせ軽口で応じてみせたのは、ご存じ菊池権守家の御曹司伊予守九郎重隆と海賊衆の頭領村上掃部頭武吉であった。


 天彦は彼らのノリが大好きだった。理由はいくつかあるがやはり一番は天彦を惨めにさせないことか。オモシロ担当はツッコミであれボケであれいずれにせよ場を盛り上げるネタを透過されることが最も辛い。

 よってやや乱暴な言動ではあるがこうして乗ってくれることが一番の救いとなった。


 するとそこに、


「どうやら神屋、理念の視座が低くござるな」

「うむ、貴殿もそう思われますか。我がお殿様を軽くあしらうなどと神をも恐れぬ所業。きっと先も長くなかろうと存じまする」

「いや案外意味ある時稼ぎやも知れぬぞ。商人は侮れぬ。思わぬか昼戌」

「どうでもいい。ふふ、天ちゃん嬉しそ」


 菊亭新加入の一人脇坂安治が持論を展開すると、すかさず用人コーデのルカ親衛隊の二人が言葉を重ねた。いや三人か。


 このように会談には菊池・村上一党も招集されていた。現存する菊亭一門勢揃いである。

 今回の会談という名の資金集めパーティーにどれほど気合が入っているかの現れである。天彦は目下持てる戦力をすべて出し切りこの会談に臨んでいた。


 それほどにこの会談の成否は大きく、菊亭一門の今後がかかっているといっても過言ではない。何せ天彦絶賛鬼貧乏中なのだ。故に神屋には是が非でも資金供出ユニットになってもらわなければ不都合、いや不都合極まりなかった。


「若とのさん、謝ってください。某叱りつけてカッコつけたことを誠心誠意謝ってください」

「ごめんてお雪ちゃん」

「あきません。そんな心のこもってない詫びの言葉なんて要りません」

「おいコラ」

「あ、開き直らはった!」

「それがどないした、あん?」

「あ」

「あ」


 だから天彦は本気で臨んでおり雪之丞といちゃついている暇はない。たとえ興が乗ろうとも。例え一生いちゃついていたくとも。


 ともかくこの会談の意義は菊亭関係各位すべてに伝達済みである。

 そして天彦の本気度の象徴がこのセッティングされた会談会場であり、本気を示すには申し分のない場所であった。


 むろん天彦に伝手はなく高級料亭旅館ならいざ知らず、旅籠で会談など舐められるにも程があった。

 天彦の急で無茶な申し入れにも厭な顔一つせず松井友閑は二つ返事で要請に応じてくれた。

 しかも用意されたのは迎賓館。主に大名を応接する際に使われる代官所でも一番格式の高い屋敷であった。


「持つべきものは宮内卿法印さんなん」

「織田家の威光を頼らぬとは」

「失敬な。身共は織田家の威光など露とも頼っておらんのん」

「露。露にございまするか」

「……概念について論じる気はないさんよ」

「よろしいでしょう。ですが堺奉行法印様は織田家の家臣にございます。それとも堺は自治都市などと眠たい戯言を仰せの心算でございましょうや」

「身共なーんも申してへん」

「その円らな瞳が言外にお語りになられておりまする」


 あははは、身共のお目目さんが円らて……ジワる。


 世論は有耶無耶にしつつ結論は問題は先送りにするという日ノ本伝統の政治家対応術を披露したところで。


 と、そこに。


「神屋宗湛殿。博多十二会合衆御一行を引き連れご来場にございまする」

「ん」


 代官所の応接役役人が先触れを報せにやってきた。

 どうやら神屋。会談の意義を嗅ぎつけたようで、総動員をかけてこの一戦に臨むようであった。


「ふむ。勘働きは悪うない」

「然様で」

「ですな」


 天彦のつぶやきに九郎と武吉が合いの手を入れた。


 いよいよ本丸の登場である。室内には一種異様な緊張感が漂い始めた。




 ◇




 天彦の不殺ころさずは公家のパッケージとしての思想なので絶対ではない。

 と前置きした上で、けれど当たり前だが人死にが少ないに越したことはなく、何も望んで武力を誇示する心算もない。


 天彦の見立ては甘かった。と認めざるを得ない状況に陥っていることがこの博多会合衆との会談をより複雑な難問へと押し上げてしまっていたことは事実であろう。


 当初天彦は淡路国から瀬戸内全域を海上封鎖しての圧力と、地上からおよそ五万の動員兵力を以って圧力をかければ播磨国への重圧は相当なものであろう。つまり余裕のよっちゃんです。とか。

 そう高を括っていた時期が天彦にもありました。ほんの三日前ほどには。

 だがルカ調べで事態は一変。織田軍を待ち受けている小寺氏一党の抱える戦力が何と総勢十七万にも及ぶと報せに天彦の○○はキュッと萎んだ。思わずヒュッと息を吸い込んでしまうほど。


 というのもこれでは軍門に下りたくても下れないではないか。天彦が敵方作戦指揮を任される軍師官兵衛でも同じ悩みに頭を悩まされたことだろう。

 つまり殿様の戦に対する意気メンタル対面メンツである。どちらも強強。滅多なことでは折れてくれない。


 ならばお得意の権威攻勢をかけるのか。それも否である。

 帝の勅発給は当然として蔵人綸旨も後宮女房奉書の発給も請願できない。

 現在の天彦は家名である菊亭ですら雅号がごうに成り下がってしまっているのだから。

 ましてやそもそも論、綸旨や奉書は朝敵に対する最後通牒の意味であり、小寺氏を朝敵認定するのなら端から天彦の出番はなく徳川が乗り込んできて根切りが早い。織田暫定政権の御内証を振りかざして。


 そして敵方は城を枕に討ち死にを覚悟することだろう。間違いなく。紛れもなく。何しろそれこそが魔王様のお望みなのだから。


「終わってるん」


 始まってもいないがその見立ては極めて正しかった。通常の手段、即ち宗教の介入が見込めない菊亭にとって自力解決の道しか手段は残されていなかった。あれほど無茶苦茶をやったのだ。ツケは当然回ってくるとしたもので。それが今。

 小寺がどうなろうと知ったことではないが、つまるところ天彦は非常に珍しく窮地の瀬戸際に立たされていた。勾配はどうだろう。恐怖を感じる30くらいだろうか。


 緩いかきついかの判断はどなたかに委ねるとして、いずれにせよ少なくとも黒田官兵衛は話に乗る。おそらく主君小寺政職こてら・まさもとを説得する材料さえあれば降伏に同意するはずである。

 というのが天彦の見立てであった。これは今や謎に天彦の政務官気取りの仙千代も同意している。

 

 それが光明。唯一残された攻略の糸口である。


 考える。考えるん。


 野心家を口説き落とす取って置きの秘策は……。


「ございますのでしょう。この両の眼で確と見届けさせて頂きまするぞ」

「お仙、性格悪いん」

「うふふ、御冗談を。よもやどのお口で仰せになられる」

「このお口なん。かわいいさんやろ」

「誠に」

「あ、うん」


 百畳ほどの畳敷きの大広間に博多会合衆が参上した。

 一堂が下座に着き、神屋宗湛を始めとして遅参の義を平に詫びる口上を申し述べた。

 天彦はそれら太々しくも頼もしい十二名の顔ぶれを前にして、最も高い席から凛と声変わり前の声を奏でた。


「ようお参りさんにあらしゃいます。麿がさきの太政官参議清華家筆頭菊亭天彦におじゃる。直言をお許しさん。博多会合衆には忌憚なき発言を望むものにおじゃる」



 は、はは――。



 下座の視界が一斉に開ける。博多商人たちが瞬間的に畳に額をこすり付ける勢いで平伏して天彦の謝意に応えたのだ。


 むろんこの程度で気勢を制したなどとは思わない。

 だが天彦の作法の粋を凝らした、かつ商人をけっして下に置かないお公家言葉での出迎えは効いた。

 功罪どちらに作用するかは現段階では不明だが、奇しくもただでさえ緊張と警戒の極みにあった博多会合衆に更なる弩級の緊張をもたらしたことだけは事実であった。


「本日のお召は如何なる御用にございまするか」

「国盗りを致す」

「な……」

「そう固くならんでええ。なぁに国盗りなど菊亭にとって日常茶飯事。なんと申すこともない」

「不躾ながら、銭の無心ならお受けいたしかねまする」

「はて無心さん、無心さんはて。それではまるで身共がお強請りしているようではおじゃらぬか。恥ずかしいさんやわぁ」

「滅相もございませぬ」


 ち。海千山千の妖怪商人め。


 天彦は稚気を引っ込めニヤリと嗤う。好敵手と認めた以上容赦はしない。

 天彦と宗湛の複雑な思惑が込められた熱い視線が交錯する。


「ここに居る当家の菊池とは昵懇の仲らしいなぁ」

「はい。それは大そうお引き立て頂いておりまする。菊池様を通じ吉田屋様とも縁を紡がせていただいておりまする」

「それは結構さん。菊池の御用商人の席、空いてるらしいで。お前さんとこなんかどない?」

「……吉田屋様を差し置いて、菊池権守家様の御用聞きなどとんでもございません。吹けば飛ぶような当家などに務まるお役目とは思えませぬ。伏して平にご容赦くださいませ」

「吉田屋には身共から直々に申し付けたろ」

「平にご容赦くださいませ」

「ふん、さよか」

「ご無礼仕りましてございまする」


 おのれ妖怪、黙って受けんかい。


 小癪な化け狐、その手に乗るか。


 周囲から誰ともなく熱い息が漏れ聞こえ、当事者二人は更に密度の濃い視線を幾重にも交錯させて語り合った。


 こうしてここに戦いの鐘は静かに打ち鳴らされるのであった。












【文中補足】

 1、掃部頭かもんのかみ

 武吉の官職掃部頭は天彦が授けた。猶当然だが目下蟄居追放の身の上である天彦に官位(官職と位階)授受の権利はない。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ