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思いのままに。  作者: はるこ
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1.嫌になった

ああ。

今日もまた、同じ時間が過ぎてゆく。

「…って言ってるでしょ!」

ああ。分かってる知ってるから私が出来てないことくらい。


今職場で突っ立って怒られている私は、虚な目で何もかも放り投げたくなっていた。冷静に考えれば、自分ができないことを指摘してくれるのは有り難いことだ。

ただ自分にも変なプライドと、投げやりなもう1人の自分がいて、受け入れているつもりでもミスが治らないのだ。

いつまでたってもミスが減らないし、頑張ってるつもりでも周りからみると出来ない子認定されてしまう。

不器用で不出来で、怒られてばかりで当然自信もなくてオドオドする。笑顔もなければ声も小さく「もう少し大きな声で話して!」と印象も最悪。


もう嫌だ。

そんな自分が嫌いだ。 1番私が私のことを分かっている。


本当は、もっとできるようになりたい。器用になりたい。努力すれば成長できるって思うけど、頑張るにもエネルギーが必要で、今の私は疲労困憊でエネルギーは枯渇している。


早く逃げ出したい。

こんなグルグルした独り言が胸から溢れ出しそうで可笑しくなりそうだから、

私はこうして気持ちを吐き出すことにした。

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