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ゲームでは俊敏力と技術が全てである。  作者: ダルダルペンギン
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パーティーの初戦闘

遅れてすみません。では、続きです。

  狩り場に着いた俺達は道中に話しあった通りに陣形を組みながら俺の索敵を頼りに敵を探していた。だが、俺の索敵は、あまり役にたっていない。それは、スキルのレベルが低いせいで半径10mしか索敵出来ない。そんな役に立っていない索敵をしていると、前方から反応があった。


「来るぞ」

「おー、やっとか」

「そうだよ、やっとだよ」


  パーティーでの初戦闘だと言うのにこんなにゆるくていいのだろうか?いや、断じていい筈が無い・・・と思う。俺は、なんだかよく分かんなくなっていたが、モンスターが来たのでいったん考えないようにし、モンスターに集中した。

 俺達が初めて遭遇したモンスターはゲームや漫画で定番となっている、青くてまん丸な可愛いスライムちゃんでした。


「“ボール”」

「うぉっと、おい!テメェ何すんだ!当たる所だったぞ!」

「当たってないなら良いじゃないか。」

「ふざけんな!」


  いきなりユウトが後ろから俺の顔面スレスレを通して魔法を使ってきた。俺はこれに対してユウトに抗議した。途中で戦闘中だったのを思い出して前を向いたらスライムはいなかった。


「終わったのかよ」

「みたいだな」

「流石ねユウト!」

「おー!すごいね!」


  俺は呆然とした声音で呟いた。ユウトも俺の後に信じられない感じの声を出していた。こんな男性陣に対して女性陣は何故か大喜びだったり、拍手してりしていた。なので俺もこんなことしたらモテるかなと淡い気持ちを持っていると、またも前方から反応があった。


「来るぞ」

「つぎか」

「俺にも戦わせろよ」

「分かったよ」


  なぜかコイツの今の言葉で考えていること分かっているのではないのかと疑ってしまった。そんな事を思っていたら、またも有名なゴブリンが5体やって来た。


  俺は、先手必勝と思い突っ込んでいった。まず一体目は、懐に入り下から首を斬りつけた。その勢いで回転し、そのまま2体目に突っ込み喉に短剣を刺した。

  すると3体目が斬りかかってきのを左に躱しながら首を切った。

  4・5体目は、3体目の後ろから同時に斬りかかってきたのを後ろに一歩下がって躱した。その後、4・5体目の間を通り後ろから一気に2体を斬りつけた。


  俺は思っていたより動けていたのでビックリした。すると、


「相変わらず凄いね!」

「やっぱりプレーヤースキルずるいな」

「なんていうか圧勝ね」


  モモは、褒めてくれたが、残りの2人が呆れたように言ってきた。お疲れとかないの!扱い酷くね!俺は、心の中で叫んだ。


書いてて気づいたのですけど、主人公運動神経高すぎませんか?

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