四話 会話…
四話 会話…
私に、はじめての友達ができた。
名前はカナエ。まだ、付き合いは浅いし、カナエのことを信用している訳ではない。そして、周りの女子からカナエは嫌われている。私がそんなカナエと一緒にいるのは、いじめなるものが許せないから。実際に自分がいじめられて、その辛さは身をもって体験している。だから、カナエと友達になった。いつか、カナエのことを信用できるようになりたいと思う。そして、信頼されるようになりたいとも思う。最初は不安でいっぱいだった胸も、カナエと共に過ごして、共に笑った楽しい思い出が増えた。もう、私はいじめの過去に振り回されない。そんな辛い過去よりも、これから作っていくカナエとの物語が何よりも大事だ!よしいけー自分さー!!
― 10月下旬 ―
「もう、10月も終わりかー。私が転校してきたの10月の初めだったよね。」
「ぅん。そぉだね!ぁの時はぁびっくりしたよぉ!」
「え?そーだったの!?」
「ぅんー。だってぇ、とぉんでもない美少女が来たんだもんっ!!」
「美少女?私が?んな馬鹿なw」
「えぇ?ホントだよぉ!!アヤはぁすんごい美少女だよぉ!!」
「そう?カナエだって美少女じゃん!」
「えへへー。ありがとぉ!」
毎度の如く、カナエは授業が終わるとアヤの机に来る。アヤはそれが嬉しくてたまらないようだった。日に日に二人の仲は深まる。アヤが転校してきて、もう1ヶ月も経つ。この1ヶ月の間で、アヤは完全にカナエの事を信頼しきっていた。そんな二人のこと、いやきっとカナエのことを、よく思わない人達がいた。それは、アキノ、ミア、ノノハの3人だった。これが、いじめの始まりだった。こんなことがいじめのきっかけとなるだなんて、誰も思いはしなかっただろう。でも、いじめは本当に些細なことから始まってしまう。最初は無視、次に机への落書き、そして身体的暴力や精神的暴力に発展していくのだ。
いじめはなくせない。それは何故か、いつもいじめは突然始まるからだ。
あースランプ来たわ。
思い通りに書けない。
そして、短いな。すまぬ。、