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落城計画 その②

「エラフ!ここの武器!!すごい量!」

 そりゃ、見りゃ分かる。まあ、数えたくないほどの量あるけど。

 目を見張るほどの量だった。剣や盾の反射だろう。部屋が黄金色に輝いていた。・・・・・・・・。それ以上は言えない。言いようがない輝きだったからだ。

「…でも、なんでこれほどまでの武器があるんだろう?」

 アルナは首を傾けた。さあ? 別にこれが罠だったとしても構わない。この武器の数。それさえあれば大丈夫だからだ。

「エラフも!早く!この部屋に入って武器を取ろうよ!!」

 アルナは笑顔で叫んだ。どうせあの笑顔もすぐ無くなる。なんせ、この部屋は「落下」するからだ。

“ガクン!!”

 アルナは部屋ごと急降下していき、入り口だった所はただの壁になった。

「…全く、入らなくて良かった。」

 部屋と廊下の境界線。そこがガタガタと震え、細かい砂のようなものが吹き出ていた。危険だな、と思い、アルナに言おうとした。しかし、あいつはどうせ聞く耳を持たないだろう。そう感じた。それに、あいつは魔法感知するだろう。そう思っていた。


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