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取り急ぎ終わらせるぞ

ありがたい

当たり前ながら、時間が経つにつれて太陽の角度は変化する。それが、この男にとってすれば死活問題だったのだ。しかし、寝過ごしてしまったものは仕方がない。朝から辛酸を舐めるような気分でズボンとパンツを下ろし、空に向かって見事にそそり立つ局部が、朝の太陽光に白く照らされる。これが、何ともない彼の生活における特異な点だった。屋外で、局部を露出する。こうすることで、彼のメンタルには1日契約の平穏が訪れる。

下半身を再び覆い隠して部屋に戻るときには、起きた直後のフラストレーションは無に帰していたから不思議なものである。テレビをつけ、大して興味のない民法のワイドショーを流す。彼は、いつまでもこうして生きていくのである...

ひとつやりきったぞ

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