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水神風花の風水日記 プロローグ

作者: 水神風花

1月1日。

また、新しい1年が始まる。

今年も初詣に出かける予定はない。

あの人混みの中を掻き分けて、コートを羽織っても寒い。

ただただ面倒で、風邪でも引いたらどうするのか。

バカげている。

神様なんて、いないから。皆いい加減に目を覚ましなよ。


水神風花は、お正月特番を見ることもなく、ひたすら同僚の小早川ミサから借りた小説を読んでいた。

『視力、下がったな、、、。』先日の健康診断で唯一、再検査となり引っ掛かったのだ。私の働く会社は配達業務もあるので、視力は0.6以上が必須だ。

右や左に穴が空いてて指を指す、そう『アレ』の一番上が見えない。0.1ないということか。

『メガネを作り替えないといけない。買いに行こう!!』


お正月は、閉まっているメガネ屋も多かったが、幸いな事に、近くの大きなショッピングモールはやっていて、ちょうどセールをしていた。そこのメガネ屋は変わっていて、店内にはマフラーや手袋、雑貨も取り扱いしていた。もはやメガネは脇役のような感じがした。レジの横になぜか風水の本が置いてあった。

レジ横と言うのはだいたい、思わず手にとってしまうようなものだ。ここの経営者は頭がおかしいのか?と上から目線で問いかけてみた。しかしなぜか気になってその本を購入した。

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