第0話
オリジナル作品をものすっごく久しぶりに書きました。
中々投稿する勇気が持てずにいましたが、新年という事で投稿してみようと思いました。
昔々、この大陸を覆い隠す程の闇があった。
闇は命あるもの全てを飲み込んでいった。
人も、獣も、草木も。その全ての命を奪い去っていった。
どんなに抵抗しても闇は全てを飲み込む。剣でも斬れず、弓で射ても刺さらず、槍でどんなに突いても意味をなさない。
やがて闇は大陸すべてを覆い尽くす程にまで膨れ上がった。
もう駄目かと、死ぬしか無いかと人々が諦めようとしたその時、双子の英雄が現れた。
双子は天より授かった不思議な力で闇を祓っていった。
そんな双子に惹かれ、多くの仲間が彼に集った。人間も、エルフも、魔族も、様々な種族が双子の元に集った。
そして、双子は仲間と共に長い戦いの末、遂に闇を追い払ったのだった。
人々は双子に感謝し、二人を畏敬を込めてこう呼ぶのであった。
――双勇の英雄、と。
その後、双勇の英雄がどうなったかは人々は知らない。
ある人は故郷に帰ったとも。またある者は国を作り、王になったとも。
そして、またある者は――お互いに殺し合ったとも。
どれが本当かは分からない。もしかしたら、全部うそなのかもしれない。
やがて、双勇の英雄は人々の記憶から何時しか神話の出来事へと変わっていった。
感想等、意見待っています。
本作はハーメルン様で投稿している作品の方を基本優先とさせていただきますので、結構更新は遅くなるかもしれません。




