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僕らの物語  作者:
21/55

穏やかな…?

朝、目が覚めると隣に雪穂さんがいた。『な…なんっ!?』…舌噛んだ。そうだ、確か数週間前にここ(桜家)に戻って来て…

「おはよう、蒼」雪穂さんが眠たそうな目を擦っていた。「お…おはようございます」「もう、大丈夫みたいね」大丈夫?何が…。僕の顔が青ざめるのが分かった。「まだ、駄目ね…」「いえ、大分良くなってきたんで」そう。と雪穂さんは優しく抱きしめた。


…どうしよう。雪穂さんが僕を安心させるために抱きしめたことだから、言い訳とかする必要はないんだよね…?朝ご飯なのになんか気まずい。「……」雪穂さんが僕と目が合ったけどすぐ反らした。


-雪穂-

『むー…』確かにあれは私が蒼を安心させるためにやったことだけど、よりによって仙様に見られるとは~///

仙様は気にしてないけどね…それはそれでね…

蒼をチラッと見てみる。少しだけど反省してるみたい。


-仙-

「仙くん、あの2人どうしたの?」春様が小声で聞いてくる。答える俺も自然と小声になる「さあ、俺も分かりません」そう…と春様は何故か落ち込んだようだった。

春様には分からないと答えたけど俺は理由が何故だか分かった気がした。

あの2人が抱き合ってたのはきっと、蒼を安心させるためだと思うから俺は気にしないんだけどな……気にする必要なんか俺には無いだろ!

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